
ほぼ年に一度の人間ドック、データの比較などもしやすいので、昨年と同じ新しいクリニック行きました。
オフィス街にある、入院施設はないコンパクトながら設備も新しいモダンな感じです。
健康保険(共済組合)の補助があるとはいえ、鼻からの胃カメラなどのオプションプラスで2万円強の支出です。なかなか、国保で全額自費となると数万円となり、健康のためとはいえ安くはありません。
私の場合、1回だけ国保で、市民健診などを受けたことがありますが、初期費用は安いいけれど、胃の健診がバリウムで古いやり方です。バリウムでは良性のポリープが要再診に引っかかり、執拗に督促されるので、結局胃カメラでもう一度自費でとなると手間もあり割高なのです。
おりしも、股関節を傷めて、少し足を引きずりながらも、痛み止めの投薬と移動時の配慮はあるものの、生活全般へのアドバイスはなしです。問診は、回答項目のチエックだけ、口頭で医師の話を聞くのは内科だけで、これも内科の範疇だけで、股関節炎は「管轄外です」とは言わないまでも、聞いても会話が続かない感じでした。
ラウンジに置かれた、新聞や雑誌は撤去されて、元々テレビもなく、みんなスマホを見る程度です。昔いった病院系は雑誌や本がたくさんありましたし、大型テレビでMLBなども見れました。このあたりは、投資しても、結局みんなスマホしか見ないし、管理も大変だしと、ドライに切られているのでしょう。
しかし、20年前くらいな昔は1日ドックということで、全体的にリラックスして健康のアドバイスも含んで昼食つきや1泊コースで3~4万円でした。今でもホテル近接でそういうエグゼクティブプランもあるようです。
格差時代でしょうか、ドックに行くだけでも相当な贅沢と見る向きもあります。ドックを受ける層も、大半はリーズナブルな特定健診と、内科系で胃カメラ含めても2時間~3時間以内で実質終わります。
これで、また要再検とかが見つかったら、再検査、治療となるのでは良いビジネスモデルであり、また何か愛想もないというのか、かつ肝心な心の健康への課題が置き去りという気もします。
結果はまだ、教えてもらえませんが、胃カメラは昨年と変わらず、視力が衰えているのは分かりました。
脚の傷みとともに、かつて自慢だった視力も衰え、加齢は避けて通れない確実に進むものと改めて実感しました。
老いから目をそらさず、健康寿命のため、しっかり歩いて行くことです。これは簡単なようで結構難しい。