オールドメディアはどうなる

不祥事でテレビから消えていたダウンタウンの松本人志が、ネット配信の番組で11月から復帰するとの報道がでていました。
地上波テレビには、問題を起こして出れない人が動画サイトでは、それを逆手に知名度を活かし逆に稼いでいる時代です。
本来の意味での、不祥事に対する戒めでも何でもなくなり、ますますオールドメディアと言われるテレビの衰退がささやかれます。
そんな話題を競合するオールドメディアたる新聞やテレビが報道していていいのかとも思います。しかし、もう彼らにはプライドも何もなく、広告出稿量も金額も減っても、共存して生きながらえる道しかないでしょう。

新聞などもう、ネットニュースへの情報提供で生きています。かつてはテレビの台頭で存在を脅かされたとき、それを逆手に目立つ裏一面をテレビ番組表にして、共存を図ったものでした。今や、テレビ局も制作はしても同時にネット配信もして、無料の動画サイトにもコンテンツを提供することで、存在感を維持しています。
リアルタイムで、人気番組を家族でチャンネルを選びながら見た時代は隔世の感となりました。
子供の頃、裏番組で見れなかったり、録画もまだできなかったような不便さはありませんが、もう何だかワクワクするようなコンテンツが減ってしまって、興味も少なくなっています。
それは、もう若い人でもそうで、今のテレビを見ているのはごく一部の高齢者になっています。

ネットも不祥事起こした人間の活躍の場で、毒まみれの情報もありますが、清濁見極め、情報や娯楽をチョイスするリテラシーがないと、自分が守れない時代です。

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