
古い手紙や年賀状を整理してたら、47年前学割で行った北海道ワイド周遊券が出てきました。
復路のB券は駅で回収されるので、夜行の座席確保もあり、大阪発着にして最後の京都は途中下車扱いで手元に残していたものです。
昔は体力的にはきつくても、夜行急行の自由席が宿の代わりに使えました。
途中下車印も普通にもらえたのか、漏れもありそうです。
北海道の鉄道地図、これでも炭鉱の鉄道は廃止されたが、まだまだ道北や道東には細かく路線がめぐっていました。
今は旭川から北に稚内まで一本だけ、富良野はどん詰まりの終着駅になってます。千歳から道東へのバイパス石勝線はできましたが、旭川からの石北本線と釧網、根室本線だけの寂しさです。
青春18切符が連続5日もしくは5日に限定されて、日帰り使用ができない不満の声は多いようだけど、旅って本来はもうちょっとゆったり長いものとは思います。
夜行の消滅、路線そのものも無くなり、残っている路線も本数や車両数は減り、条件は悪いです。昔のエリア往復型の長期滞在周遊券のような最強の使い勝手はなかなか難しいですが、現代はそれ以上に便利なもの、的確な情報に溢れています。旅の考察はもっとできるはずです。
昔の友の年賀状等見てると、ホントに青春時代が甦ります。
こういうの見出すと片付けが進まないのです。
