毎朝バナナから、健康、生物、経済、投資、政治、

 毎朝バナナとヨーグルトを食べています。あとは珈琲とトースト、玉子とレタスのサラダが朝食です。

 エネルギー補給、疲労回復、便通改善、血圧低下など毎朝バナナは良い習慣と言われます。糖分も多いので、バナナだけを、食べると血糖値が急に上ががること、カロリーが増え過ぎて太ることさえ注意していればメリットの多いフルーツです。

 何よりも、リーズナブルな点が、他のフルーツより毎朝食べ安い点です。リンゴやみかん、イチゴなどもビタミン豊富とか利点も多いですが、品種も多く産地やブランドのような品種になるとかなり高額になります。昔は、バナナやパイナップルは病気見舞のカゴの高価な部類でしたが、バナナ一房は200円以下でもあり、今やリンゴ1個や有田温州みかん1個にも逆転されて安い果物です。

 みかんやリンゴと比べ国産が少ない昔はドル360円時代でパイナップルや洋酒などもバカ高かった面もあります。大量生産と物量も発達し、輸入バナナが栽培も順調で安定して供給される時代になったためでしょう。

 私の子供の頃、台湾バナナからコレラ感染の疑いで輸入が禁止された時代もあったことをかすかに覚えています。

 その後も、世界の半数以上を占めたグロス・ミッチェルという品種がパナマ病というカビのような感染で全滅の危機になり生産が下がった時があったそうです。急遽、パナマ病に耐性のえる品種で味や形、食感の似た実の大きいキャベンディッシュという種類が選ばれ、市場を席巻したのです。今市場でフルーツとして出回るほとんどがこのキャベンディッシュです。種子からは育てられない、挿し木や接ぎ木のクローンで増やすやり方です。このため、多様性に欠け、この種を脅かす新しいパナマ病などが現れると再びバナナは一斉に市場から消えるかもしれないのです。

 日本のサクラの種類のソメイヨシノもクローンなのは知られていますが、身近なバナナも世界的なクローンなのです。バナナは種だけのものや、芋のような甘みのない種類もあるようですが、スイーツ的な果実はほとんどキャベンディッシュ独占になっているため、耐性種ではあっても何れ新たな耐性種は現れ大変なことになる可能性はあるのでしょう。

 人間の世界でも、人間そのものはクローンではありませんが、何か一つが独占、独走するとか頼りすぎると、そこが崩れた時取り返しがつきません。

 薬やワクチンに頼りきるのもそうですし、流行ものから、投資、国際情勢もそうです。あれが流行り、あそこが良さそうだ強そうだで依存していると、思わぬ逆転、落とし穴があります。常にバランスをとってリスクヘッジすることが大切です。

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