だましギリギリのマーケティングはダメ

 

 長年勤めた会社は企業理念として基本となる重要な価値観に「正道を歩む」というのを掲げてグループ社員に徹底していました。豊かな共生社会を目指すには、法律をギリギリ守るのはもちろん、常に正しい道を模索して歩めということです。

 値上げ値上げで、メーカーや流通も大変な対応を強いられています。

 流通もメーカーも、できれば今までどおり売りたい気持ちもあるのでしょうが、多くは値上げ、ダウンサイジングなどでごまかしています。

 私も正道の行動基準は理解しても売上や利益のミッションもあるため悩むことはありました。

 しかし、目先のごまかし、提案資料の見栄えだけならまだしも、事実を隠したりはいけない。印象を良くする努力はしても、ミスリードを狙うやり方は好きではありませんでした。

 その前に所属し、破綻してしまい実上吸収された会社も「愛と正義の人道主義」と社是にはありました。しかし、人間関係の弱さか、業績が傾くと、どんどん粉飾やパワハラが当たり前、不正が蔓延るようになり、転落していきました。

 最近ではニデックの不正も、いまだにこんなワンマンのトップがいて、酷いことがまかり通るのに驚きました。

 こんな会社のモーターが市場にあること自体が心配です。

 今はテンプレートも充実し、AIが悩むこともなく提案資料も作りますが、良いモノを作って、それを買ってもらうのに、法律を守れば良いだけではない。それすら守れないのも最悪ですが。

 お客様の心に触れるのに、グレーではいけないし、儲けるためには感謝をしながら誠意を尽くして信頼を得ることてす。

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