
介護や育児は経験した人もまだの方、これから可能性の高い人もいれば縁のない人もいるかもしれません。こればかりはいつ、どういうふうにもそれぞれ違います。
高市総理はご主人の介護にも苦労されているようです。
それなりなの年齢になると、親やパートナーの介護の問題は重くのしかかるケースは多いです。今は介護保険制度もあり、施設もありますが誰にとってもしっくりカバーする場合は少ないでしょう。昔から家族が無償でやってきた歴史のある業態として始まっており、低賃金で人手不足の問題もあります。
経済的な負担も含め肉体も精神も介護や育児は疲れます。
高齢者の介護は言い方は悪いですが、年金を貰っている人の差額を埋めながら、何とか一時的なものと我慢するしかないとも言われます。
その点、子供にかかるのは先が大きくなるまで長く、トータルの経済的負担は大きいです。障碍や難病などだとさらに重いです。
確かに、天使のようにかわいいと端からは見える子供でも、毎日毎日、働きながら家事もしながら育児となると辛く、メンタル的にも疲れる場合があるようです。
私も、子供の頃は、両親は商売をやっていたので、祖母に面倒を見てもらう時間の長いおばあちゃんっ子でした。
昭和で保育園や託児はそんなに一般的ではない時代でした。そういう面では元祖共働きの子供ですが、やはり孫の面倒は祖父母がいる場合は、重要な分業だったのでしょう。
専業主婦が多い時代から、今は世帯が分かれて、共働きで子育てというケースが多いのでしょう。近くに預けられる両親がいないと大変です。
介護が必要な高齢者もまた世帯が離れて、成人した子供たちが一緒に見守ることも少なくなりました。
孫を見てもらったり、もちろん自分も育ててもらった親が老いたのだから、本当は他人ではなく、直接介護してあげるのがと思うのですが、身体が不自由、認知などが始まるとなかなか厳しいものがあります。
私の母が祖母を介護し、その後初孫らの面倒をみていた昔につぶやいたことを、今私の妻も初孫をたまに世話しながら、祖父母の面倒を見て同じようにつぶやいていることがあります。
やはり、「同じ下の世話や、食事でも孫はこれからの希望や成長があって楽しい」「自分の親には感謝しているが衰えてしまったことが悲しく辛い」という感想のつぶやきです。
親への感謝があるから、自分がやらねばと介護やお世話をするのでしょうが、これは複雑なことです。
みんな共通して、自分が老いたらあまり子供に面倒をかけたくない、一人で何とかしたいという気持ちはあります。
それでも自分の心身など、老いればいつどうなるかはわかりません。
これは日本の延命第一の医療制度にも問題があるのですが、お金をかけて寝たきりで延命するのはみんなに負担です。
健康で元気に歩きながらコロリと死に、少しばかりの財産と保険金を家族に遺すのがベストなのです。
