私がMicrosoftのプレゼンテーションソフト、Powerpointを通信教育で学んだのは、会社時代の2000年ぐらいだったと思います。
ちょうど他社の営業と持ち出しのパソコンを比べ遭った時、ExcelやWordとともにPowerPointが入っていることを羨ましく思い、やがて会社パソコンも自分個人のものも装備されるようになりました。
それでもPowerPointの何たるかを知る人は少なかったです。当時会社も給与体系に成果主義や能力主義を掲げ出したばかりで、一つの評価項目に「Powerpointで提案資料」を作れるというのがあってもそのスキルや名前が知られていませんでした。
やがてプレゼンテーションという言葉とともに広がり、勤めていた会社も再編されて、親会社が変わり、成果発表や提案にプレゼン資料を作るのが当たり前になって、みんな慌てて勉強を始めました。
その本社のプレゼンの大会で、最優秀の評価を頂きましたが、職歴にそんなことを書いても、何重の意味でも今や遠い昔になりました。
令和に入って、別の仕事に関わる間に、久しぶりにMicrosoft365でPowerpointに触ると、そのテーマやデザイン、テンプレートの豊富さと、挿入できる素材の豊富さに驚き、簡単な提案ならテンプレートにはめ込むだけで随分簡単になっていました。あの頃、データや素材を探し、デザインを仕上げるのにも手間がかかり、センスがいりました。
ところが、さらに劇的な変化はAIの進化です。「もうパワポの時代じゃない」というフレーズが有料のAIプランではまさに当たり前です。他のLINEや音声認識などのアプリから簡単に提案資料がそれなりに早く仕上がる時代になりました。
20年ほど前、夜遅く、研修施設やホテル、会社で作成していたパワポが完全に時代遅れの存在になっていることには驚きました。
もちろん、AIのミスもあれば、意図を伝えきれないとか、深い意図も知識もない作成者では大したものはできません。しかし、逆にしっかりした思考ができ、知識はあるけれど、WordやPowerpointに仕上げるのが苦手で、誰かに頼んでいた人はイッキに楽にできます。
何だか、口惜しいような、でもまあ良い時代だとは思います。
携帯やスマートウォッチ型の端末に命令している若い同僚を見ていると、ジャイアントロボの大作少年を思い出します。最後はAIも自我に目覚め、

