実家の商店街を歩く

昭和9年生まれの母が逝きました。実家のあった商店街に挨拶がてら、散歩。店も代替わりして、コジャレた新しい店もどんどん増えている。戦中戦後まもなくから平成、令和までモーレツに働いた世代の思い出が街のあちこちにあります。

実家の商店街を歩く

昭和9年生まれの母が逝きました。実家のあった商店街に挨拶がてら、散歩。店も代替わりして、コジャレた新しい店もどんどん増えている。戦中戦後まもなくから平成、令和までモーレツに働いた世代の思い出が街のあちこちにあります。

実家の商店街を歩く

昭和9年生まれの母が逝きました。実家のあった商店街に挨拶がてら、散歩。店も代替わりして、コジャレた新しい店もどんどん増えている。戦中戦後まもなくから平成、令和までモーレツに働いた世代の思い出が街のあちこちにあります。

母逝く

私事ですが、8年前父を亡くし、昨日87歳の母が他界し、送りました。
父の時はまだ私も兄も還暦や定年を迎えていませんでしたし、一応父母は商売をやっていました。その関係でいろいろ弔問や社交も多かったですが、今回は家族葬に近いものでその分悲しみは集約された感じです。
年齢も70、80と過ぎ、勤めも止めれば、知り合いも減っていきます。そんな中で高齢化社会とはいえ晩年は寂しいものもあったでしょう。
父の時も真夜中に起こされましたが、正確に言えば病院に駆け付けた時は時すでに遅く、見とれませんでした。今回はギリギリに、間に合いました。そして式や火葬も比較的空いている日で、待ち時間も少なく滞りなく進みました。
晩年はワガママも多かった母が最期に楽をさせてくれました。
8年の歳月で周りも世相も随分変わりました。変わらない火葬場の情景もあります。告別式、通夜等の弔問慣習では、香典や供花等の辞退、省略が進みました。
葬儀屋さんも大筋では変わりません。仏教曹洞宗しか基本詳しくは知りません。葬儀のやり方は、葬儀会社、お寺とも分かり易くし簡略したりして進化していると感じました。曹洞宗はお寺で本格的に法事をやるときはかなり賑やかに動いたり、音を出したりします。
いろんなことがやはり心を巡ります。
自分自身も母との思い出は想起し、頭をよぎりました。それでも一度もう少し若い頃に胆嚢がんで手術した時ほどは動揺はなかったです。暗黙の寿命という諦観が分かっていたのか、もう今の母はほぼまともにしゃべることもなかったです。
もうしばらく私達を見守った後、どこかで若い頃の母に戻って、清らかにまた生きていくのでしょうか。

体調に気をつけて:文月17日

本来なら梅雨も明け、京都の町は山鉾巡行でにぎわうのですが、今年は何もかも異常です。
コロナももちろんですが、長雨で気温も低めの後、梅雨明け後いきなり猛暑が来そうな来週です。
病院など行きたくないのに、夏バテとかになる可能性があります。
今年は本当にいろいろ大変な年です。幸い感染症の予防は手洗いうがいなどで出来ています。夏バテ、熱中症予防には、水分の補給、直射日光を避ける、痩せがまんでずクーラーを適度に使う,,等これらも良く知られています。
仕事や遊びで体力を使い過ぎるのもですが、涼しい時間やクーラーの効いたところでは運動もしておきましょう。ジムに行かなくとも、ハムストリングを鍛える。ウォーキングやスクワット、階段昇降等は筋肉や内臓、循環器にも良いです。
旬の夏野菜や、鰻なども食べて精をつけ乗り切りましょう。
そして心を静かに整える
いろいろなニュースや情報があふれていますが、少し息を吸い込んで落ち着いて考えましょう。コラムやスレッドにはそれぞれの立場で都合の良いデータの見せ方や論調があります。反対の当事者になれば気分の悪くなるものも多いです。フェイクも混ざっています。急いで共感や反対のシェアやレスポンスはしないことです。(自戒をこめて)
落ち着いて、一歩一歩歩いていきましょう。

星座の歌

Greeeen「星影のエール」2020年夏放映中朝ドラ「エール」の主題歌です。音楽家のドラマで、主題歌もいい曲ですが歌詞も素晴らしい。まさに応援歌で、星をテーマにしています。
♪昔々ほら1000年もその前も 僕ら迷わぬように星に名前を付けた 誰よりも私には輝く星 
そうですね、2000年以上まえから星に名前があり、星座の伝説も語られ、洪水や豊作を占う占星術もありました。
戦争を占った時もあれば、恋や仕事、人生を占う占星術になっていきました。
山口百恵さんの「乙女座宮」阿木耀子さんの作詞。1978年ですか。こちらは星座をテーマにした名曲です。
歌詞
ペガサス経由で牡牛座周り蟹座と戯れ(略)
山羊座に恋して、蠍座ふって、うお座に初恋 今はしし座の貴方に夢中よ(略)乙女座の祈り 若い獅子座の貴方に夢中よ
獅子座は都合3回出てくるのに、出てこない星座もあります。ちょっと強引な歌詞です。
中島みゆきの「地上の星」の方が完成度と底知れないロマンの深さはあります。
人はやはり星を愛し名前をつけ、星の歌の響きを聴くのがすきなのでしょう。

#中島みゆき#地上の星#山口百恵#乙女座宮#Greeeen#エール

http://seizafpkotodama.com/wp-admin/post.php?post=558&action

コロナ対応で見るトップリーダーの役割

新型コロナウィルス感染症問題。政治的に極端な方向や主張はこのブログではしません。しかしリーダーシップや危機管理はどこの社会でも必要です。
また国民はこの危機においてあふれる情報に対してどう接していくのかも国難ともいえるこの時期に大切なことです。
総理や大臣、国会議員や都道府県知事や政令指定都市の市長らのステートメントがこれだけ頻繁に発せられ注目を受けたことはかつてないでしょう。
他府県の知事など、タレントあがりぐらいしかわからない。厚労大臣や経産大臣など大事件や自身の不祥事でもない限り名前も顔も覚えられないまま任期を終えることも多かったのです。今は毎日注目です。都知事などオリンピックがあっても開催されれば、アスリートに隠れ開会式くらいしか顔が出ず。これほど毎日会見するなどはなかったでしょう。
もうその中で、どの知事や大臣の株が上った下がった。どこの言い方が分かり易い。誰々はヘタレだとかは評価が出つつあります。これは専門家や学者でも同じです。
日本の政治家、国会議員等は責任を取りたがりません。失うものを恐れて、適当な言い訳や黙秘が多すぎます。民間企業のトップ等は危機管理体制が進んで、しっかり悪いことも公表するようになりました。
それに比べて、この1年以上いろいろ疑惑のあったことも、否定されると裁判にもならないのウヤムヤで大臣も議員も続けられます。歳費や文書費やら交通費、政党助成金など税金から多額をもらっているのにこれです。
少々疑惑があってもいざ危機というときに、しっかり決断できればいいですが、どうも有事にも喧嘩にも弱いのが今の二世や三世が当たり前の坊ちゃん議員たちです。
今国際社会は米中の二大国の力に引っ張られています。日本の最大の輸出入国は中国に移りました。とはいえ軍事関係、安保の問題でアメリカへの政治的隷属は続くねじれた状態です。韓国や北朝鮮との問題も残ったままです。
中国の共産党政府や中国人のマナー的なものも含め評判の悪いところはあります。しかしアメリカの誘導しているものも当然あります。日本がどちらかに傾くのを警戒しています。
コロナのマスク問題。ワクチンや薬も問題も米中がからみます。
複雑な情勢の中で、トップは方向性を決め、国民や市民を導く決断をしていかないといけません。それは極端な右左、白と黒ではなく中庸やグレーを選ぶ場合もあります。
リーダーにとって国民、市民や一般への説明は仕事の何パーセントかかもしれません。それでも国民っからはそこしか見えません。期初会見や答弁は丁寧に分かり易く、かつ力強く自分の言葉でしゃべるべきです。
カンペやプロンプターを見ながらで、たどたどしければ誰もついていきません。
もうひとつは財政も含めた危機感への対応力。普段あらムダな人員、ムダな予算だけ使っているといざとなるとおろおろして何もできません。柔軟に臨機応変に対応するにも、普段からの掌握力、人間関係も含めてさまざまな知識と度量が求められます。だからこその高給であり、名誉と威厳のある仕事なのです。
リーダーを部下は良く見ています。内容の詳細、是非よりも感じられるやる気です。
信じる相手を選ぶ時ここは重要です。もちろん中身も詐欺まがいのその場しのぎでは困ります。
周りの人の言動だけではいけません。しっかり自分の利害を見据え、相談できる人を選びましょう。
テレビもネットもファクト(事実)もありますが、多くの虚飾に満ちています。
リーダーになる人は暑い言葉と、数値や期限、根拠等をはっきり述べます。責任は自分が取ります。謝罪は実務執行者や参謀ではなくリーダーです。責任の覚悟を持つ人です。

コロナ後テレワーク等働き方はどうなる

コロナの事も考え自粛もしないといけませんが、コロナ以後も考えないといけません。
行政や政治家の残念ぶりも明らかになり、非常時に出口はおろか、目の前すら見えない人にコロナの後の働き方や社会の変化を予測させるのは無理があります。
概ね政治家や行政よりは民間企業の優れたトップの方が先の事を読んでいることは多いようです。
これは個々人の能力というより、環境が行政は現在や目の前を財政を考慮しながら、規則と前例に照らして着実に執行していく環境にあるとは思います。
名だたる大企業もこの3月の年度もしくは四半期は大苦戦ですし、4月5月を含めた今年の予測も難しいです。名経営者でさえ予測しえなかった。リーマンショック以上大恐慌に匹敵する国難ともいえるものを乗り越えた後には何がくるのでしょう。
ほんの半年前、昨年10月に消費税10%で騒いで、リーマン級が来れば延期と言っていたのにさらなる大波です。
中小企業、個人経営の飲食、観光や旅行はインバウンドもアウトバウンドも厳しい状況が続いています。
スーパーやドラッグ、宅配、パスタ等の家で飲食が伸びましたがある意味これもイレギュラーな小さなバブルです。
そしてzoomやスカイプなどオンライン授業や呑み会まで、テレワークやテレビ会議、テレビ電話などの関連はしばらく隆盛でしょう。
働き方はどう変わるでしょう。これも大手で先進の民間企業で柔軟で優秀な トップのいるところから変わっていくでしょう。
少し頭の堅かったところ、中小で経営のしっかりしたところも、今回やれたから、今回苦戦したからが動機になり進むでしょう。
新幹線の本数もだいぶ削減していますが、テレビ会議システムを導入したら、どんどん出張も減り、宿泊やそれに伴う接待や社交の飲食も減ります。
東京大阪を5分おきに満員で運んでいたのぞみは、もう本数が減ったままで推移しそうです。
一般的な取引先を脚で回る営業もある程度、競合もあり元の体制近くには戻ったとして、効率は吟味されより戦略的にセグメントは進むでしょう。
ここでドラスティックに、変化をつけて大きく攻めの改革ができるかは、企業のトップの力量次第でしょう。
これは街の営業もグローバル企業も同じです。確かにコロナで少し海外戦略も変えざるを得ないのですが、だからこそ市場も資源も限られた日本の企業は世界と戦わないといけないはずです。
国際ニュースとえば武漢のウィルスが、人工的だとか、米中の検証のしようもない争いなどに惑わされてはいけません。米中以外にも市場はあります。世界の隅々を眺めねばなりません。
日本で判子や伝票に人件費をかけ、稟議に時間がかかっていては世界に勝てません。その意味では政府、厚労省、自治体含め、民間企業もすべて、今までの仕事ぶりを改め、将来にわたってロボットにできる仕事は今さら新しく人にやらせないぐらいの変革を試みてこそ、コロナ以後の日本が見えてきます。

カミュ「ペスト」の先見性と不条理との戦い

「誰でもめいめい自分の心の内にペストを持っている」
この時期に75年前の本が読まれています。
フランスの作家・アルベール・カミュが書いた小説。「ペスト」出版は1947年に40歳台前半でノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作の一つである。物語は、フランスの植民地であるアルジェリアのオラン市をペストが襲い、苦境の中、団結する民衆たちを描き、無慈悲な運命と人間との関係性が問題提起される。医者、市民、よそ者、逃亡者と、登場人物たちはさまざまだが、全員が民衆を襲うペストの脅威に、助けあいながら立ち向かう。

「おそらくはいつか、人間に不幸と教訓をもたらすために、ペストが再びその鼠どもを呼びさまし、どこかの幸福な都市に彼らを死なせに差し向ける日が来るであろうことを」
国家や医師の対応のまずさ、世間の愚かさ、人間の弱さと、その中から連帯し合う力。他人を、殺してしまうことへの嫌悪。
いろいろ先見がありました。生きることはまさに不条理との戦いなのです。不条理とは戦争であり、感染によって加害者となり人を殺してしまうことです。
コロナウィルスは人類が挑戦されているともとれます。その中で

「人類がペストに勝つためには誠実であること」
という言葉が思い出されます。

この機会にスマートワークを進めましょう

私はビジネスマン時代何度か、流通大手の忙しいバイヤー、厳しいバイヤーさんのカウンターを任されました。
大変勉強にもなりました。
そういう面では現在もっとシステムが進んだ会社もあれば、まだアナログが許される企業もあるでしょう。
昭和からの古い体質ややり方のいい面もありますが、それだけに執着する人、それしかできない人、それを許す上司もさすがに淘汰されていくでしょう。
この機会に一気にテレワーク、スマートワークは進むでしょう。
まず社内の勤怠や報告はメール・電子日報などのチャットSNSなどになります。口頭よりエビデンスが残り共有もしやすいです。
テレワークだとわざわざ机の前まで行かないし、紙の決裁もありません。顔が見えないと怠けるような人、時間やルールを守れない、守らせない人は失格です。
どうしても自宅休業とごっちゃになりますが、出社しなくともやるべきことはやらないといけないし、会社のルールには従わないといけません。
取引先等、元々忙しいバイヤー等、表敬や挨拶、メールを見たらわかるような商談にそもそも時間を割いてはくれないものです。ましてや今は営業のアポなど無理です。
メールの表題や本文に工夫し何とか、電話などでアポがとれ、会って話せる内容を吟味して準備して持って行きました。口の悪いバイヤーはそれでも「オレの貴重な時間をムダに過ごさせやがって」と厳しいご指導を頂きました。時間を貰うということは確かにそういう相関関係にあることは分からないといけません。今やメールの量は数年前と比較にならない量でしょう。
メールの沢山の内容をひとつにまとめても埋もれやすいです。相手との阿吽をつかむことです。どういうメールをが見てもらいやすいタイプかなのかがわかれば攻めやすいでしょう。これは社内コミニケーションでも同じです。昔は電話や激励、ゴルフや宴会や慰安会がそういう場でしたが今はSNSの時代です。
コロナ危機は必ず収まります。今の仕事の仕組みを是々非々で見つめ直す良い機会にしましょう。終息後の飛躍的な効率アップを考えておきましょう。