かつてのヒーローの老い窶れた姿は寂しい?

昭和プロレスになりますが、我々の高校時代ぐらいは、プロレスがゴールデンタイムに放映され、アントニオ猪木の新日本プロレスがジャイアント馬場の全日本をしのいで人気を誇ってました。

当時のライバル、馬場、ジャンボ鶴田は鬼籍に入り、猪木も精悍だった現役当時や、少しエキセントリックな平手打ちで元気をアピールするキャラの引退後を経て、今は闘病中のようです。

プロ野球の大島康徳さんも、ちょっと悲惨な闘病姿がネット上で上がり、またそれをディスするひどい投稿が物議醸してました。長嶋茂雄さんも車椅子姿であまり直接のコメントはないです。

何だか有名人の晩節は難しいです。田村正和さんのように、ヒーローは人知れず身内だけが看とるのがいいのか、それはファンの身勝手なのでしょうか。

市民サービスを維持しつつ、京都再建して欲しい  京都財政再建1 #京都市財政破綻問題

京都市の財政が破綻寸前だという問題が騒がれ始めました。コロナでのインバウンド需要がなくなり、補助金等の支援で財政再建団体一歩手前ということです。
コロナ前から市長選でも一部候補から指摘はありましたが、現役市長はすんなり当選しております。その後基幹システムの統合投資の失敗が明るみに出て市政の無駄が徐々に明らかになっています。そして一気にコロナの問題で、夕張市に次ぐ企業でいうところの倒産に近い状況にあることがわかりました。
関西のテレビ等でもザックリ解説されていますが、元々大学や社寺が多く固定資産税の収入が少ない上、地下鉄の赤字、福祉サービスが原因のように総括されています。本質的にはそれだけではありません。
公共事業の一部停止や先送り、高齢者の市バス地下鉄のパスを値上げするとか廃止するとか、保育や介護のサービスを低減するなどが囁かれています。しかし抜本的な財政再建ができるかは疑問です。
少子高齢化の社会で毎年社会保険、医療等に係る予算は右肩上がりです。前年踏襲予算で組むと年度末が近づくと毎年予算が枯渇するそうです。
この構図は多かれ少なかれどの自治体も持っています。京都が破綻までいくのは、その見通しが甘いのと、人件費等の固定費、決まって使う予算が税収を当たり前に上回り過ぎるからです。
実際に京都の地下鉄は他都市や他のJR私鉄に比べて高く、この上値上げ、パスの廃止、運転の削減をしたらどんどん乗客は減ります。駅や電車の維持、人件費は要る訳ですからどうすれば黒字になる構造、儲かるようになるかを考えることが必要です。これは市全体の財政にもいえることです。
公共事業は親方日の丸とも言われ、認可され、入札に勝ち着工すれば、予算がオーバーしても何とかしてしまうところがあります。箱もの、地下鉄の建設費等はその典型です。
地下鉄東西線はシールド工法の初期で費用がかかり、埋蔵文化財も多く時間がかかったと言われます。しかし考古学的なものが発掘されるのはオープンカット工法で以前に開通した烏丸線でも十分わかっていたことです。歴史歴史といいますが、現在の生活、福祉サービスを犠牲にしてまで考古学的遺物を大切にしたいという市民が一体どのくらいいるのでしょうか、そもそもその遺物は、地下鉄工事が無ければ永遠に埋もれていたものです。地下鉄二条城駅前に、その工事で発掘されたものが展示されていますが、いったい市民の何人が知りその恩恵を受けたでしょうか。
町並みとか寺社仏閣、歴史的建造物の評価、保存は目に見えていますが地下のものは見えてはいません。私はその目に見えたものでさえ、税金をかけてまで守るべきかどうかはしっかり市民の理解を得るべきだと思います。
京都の財政破綻、改革を妨げる病巣はもっと根深く、薄汚い、あるいは巧妙で質の悪い構造になっています。
やはり大阪のように強権をもってかなり勇気ある指導者が改革しないと、なかなか進まないものがあります。
それは依存権力との癒着、しがらみでつながるものではできないことです。
市民も大変厳しい選択を強いられます。しかし公務員の給与体系は根本からは変えられずとも、無駄な経費手当含め相当抑え込むことは可能です。企業が倒産すればリストラ、賞与停止、希望退職は当たり前です。倒産している状態だと京都市の職員は自覚しないといけませんし、市民も分からないと進みません。何とかなる状況ではないのです。
京都市と市民の覚悟がかなり試されるときです。
政治的なことはまた機会を設けて書くことにします。

ワクチン全世代へ

 【京都新聞2021.6.7】12~15歳への新型コロナウイルスのワクチン接種を6日に始めた京都府伊根町に7日、接種に反対する電話が殺到し、町は新型コロナワクチン接種コールセンターを終日停止した。脅迫めいた内容もあり、町は「インターネットで知り、抗議の電話をしているようだ」という。

 町によると、朝から「子どもへの接種はリスクがある」「接種をやめるべき」などと問いただす電話が相次いだ。3回線あるコールセンターはパンク、町は30分後にコールセンターの電話を止めた。

 電話は午後5時までに97件あり、全て町外からだった。メールは38件、ファクスは8件だった。20~30分間応対することもあり職員から「仕事にならない」との声も出た。中には「人殺し」「殺すぞ」など悪質なものもあった。町は京都府警宮津署に相談した。

 接種が報道された6日午後以降、会員制交流サイト(SNS)などで、子どもへの接種に反対する書き込みが相次いでいた。町の電話番号を記載し、抗議の電話を促す内容も見られた。(以上引用)

今日驚いたのは全く普通に小学六年生に新型コロナワクチン接種したというニュースを京都はもちろん関西トップでやってました。
まず、これだけ必死こいても高齢者が2割程度しか進まん自治体が多いのに、ワクチンの自治体への最低ユニットの問題なのか、注射器の7回取りもしたというものの、この町は高齢者ほぼ終わっているそうです
それにしても各自治体調べたらほとんど16歳以上への接種になっている。12歳はフライングなのでしょうか。疑問は多いです。
それと自分の世代で少し気になる60歳以上~64歳の扱いも、準高齢者で高齢施設の労働者や基礎疾患者と同列に優先してる自治体もあれば、16歳~64歳をまったく同列にしてしまってえいる自治体もあります。
個人的には年齢は低い順でも高い順でもどっちでもいいけど。5歳刻みでクーポン送るとか何かしないと、大混乱になるのではと危惧します。それと接種が進むもう済んだとういう自治体と、クーポンもまだ予約もつながらない自治体があるとやっかみやイライラは増すでしょう。
行政の説明と段取りの力が試されます。

線状降雨帯の注意情報が運用開始 #気象予報士#線状降雨帯

梅雨末期の集中豪雨の季節が来ます。今年から線状降水帯情報が気象庁から発表されます。
発達した雨雲が次々列をなし、ほぼ同じ場所に停滞して大雨が長引き、洪水や土砂災害等の危険を短時間でもたらす気象状態の情報です。
大雨の警戒レベルとともに、局地的に連続するこの線上降雨帯は、なかなか早めの予測が難しいものでした。
しかし温暖化の影響なのか、朝の天気予報、気象情報でそこまで激しい雨と予測されない場合に局地的に危険なほどに雨が続くことも目立つようになりました。
予測を出して空振りでは信用を無くします。避難勧告もそうですが、こういう警報は難しいです。科学的データと検証は必要なのはもちろん、一番必要な避難のタイミングをはかれる的確な情報提供が必要になります。運用面の課題もクリアしていよいよ今月のお開始となりました。
雨の季節、降雨は程度なものは農業や森林、人が使う水資源に必要です。しかしあまりにも手中すると厄介ものになります。
最近は多くの人が、雨雲レーダーで移動時間を変えたり退避したり、警報もこまめにスマホでチエックされている方が多いようです。
気象予報士さながらのマニアも多いようです。しかし気象はあなどれません。難関の気象予報士試験以上に天気の気まぐれを早いタイミングで予想しきることは難しいのです。特に雨の多い地方、河川や山の近くハザードマップで危険が予知されている地域の方、情報は多く最新のものが必要です。
警報や予報に常に最新のチエックをして災害に備えましょう。

ワクチン徒然 いろんな見方 厚労省関連ページより

第17回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の資料からです。
有効性が認められて現在承認されているのは、重症化予防の治験が中心です。感染予防に関しては元から実証が難しいとされています。

000680224.pdf (mhlw.go.jp)

ただまあ一概にワクチンが効かないとか、安全ではないというわけではありません。欧米に比べて感染者が少なかった日本でワクチンの治験も承認も遅かったのは当たり前の話です。
しかも、ワクチンで薬害などが出ても薬品メーカーは免責の契約で、賠償は国の責任となればいくら急かされてもおいそれと追認できないのです。
概ね有効性が認められたところで進まないと感染が防げません。
効果や安全性は、これからデータを取りながら検証していくことになります。現在3社のワクチンが承認され追って1社追加されますが、その比較選択や今後どう絞られるのかこれからです。今、どのメーカーのワクチンを打つかは選べません。
これだけの情報でも、安全と思うか不安になるかは個人の捉え方でしょう。厚労省の中では、ワクチンや感染対策に関して膨大なデータを用い研究、検討はされています。ワクチン接種、緊急事態宣言やオリンピックは政治や経済の劇場的要素が強く厚労省だけの範疇も超えてきていますが、その中でしっかり考え検証して、研究したことの提案を進めていくことになるのです。
高齢者の接種に関して、ある方と個人的に懸念していたことがあります。現実にワクチン接種者が80人くらい亡くなっています。因果関係は分かりません。実は高齢者は毎年毎年ほっといても亡くなっています。そういった懸念に対しても数値的に示しているページがあり、素人がいくら考えても叶わないものとは思います。ワクチンに関わらず、高齢者は亡くなっているという平年なみのペースということです。



元々、新型コロナ感染症は極端に高齢者に死者の多いのが特徴です。ここもよく論争にはなる点ですが、90歳以上とか寝たきりの方とかが施設で亡くなっているケースが多いのはまず間違いのないことです。
市中で感染して死亡するケースは、発表された死亡数の半分以下というのは病院も厚労省も掴んでいることです。
それでも、宴会などからの若い現役世代の方のクラスターやそれに伴う家庭での感染により重症化するのを防ぐことが喫緊の課題です。
それを経済を犠牲にしてまでやるかどうかが喧々諤々議論されています。
いわゆる緊急事態宣言やオリンピックはじめイベントやキャンペーンやる止める問題です。
ワクチン接種が進むと感染が終息し、経済活動、海外渡航などは元に戻せるかは今後の日本全体を考えると大きな問題です。
本当に最初の資料の集団免疫効果までいけばベストですがなかなかそこまで期待できそうにはないのがこの資料からも見てとれます。発症の予防が検証できればベターで、抗体の持続性や変異への対応等これからの検証が必要な大きな課題です。
先ほどの副反応や、検証しきれない接種後の死者をセンセーショナルに報道されていないのはいいことです。
予約ができないシステム等は大きく報道されていますが、これは逆にワクチンへの過度な期待での集中と、やはり自治体の問題が大きいです。
ワクチンは潤沢に目処は立ってきましたので、接種者の体勢等落ち着くことを願うのみです。コロナとワクチン接種はまだしばらく続きそうな様相ですから、民間のテレワーク以上にデジタル化の推進が必要でしょうか。

全体には落ち着いてコロナとワクチンについて徒然に考えてもらいたいのですが、最後に少し関係筋をチクッと愚痴らせていただければ、ときおりSNSに出てくる新型コロナ感染症情報センターというところのファクト。
ファクトと言いながら数値はなく全くの抽象論になっているようでかえって私のようなひねくれ者には怪しげな印象を抱きます。国立感染研究所が出していますが、子供かお年寄り相手にかなりわかりやすくしているようなのですが、ワクチンの副作用や効果は検証している段階でもありこの断定調はやはり少し違うような気がします。
安心してワクチンを打ってもらうにはどうしてもこういう文章になるのかなあとも思います。難しい問題です。
まあ多くの人がワクチンを打っているので概ね安心ではあるという意味では間違いではないのでこの程度にしときましょう。

老人が死ぬのは節理。でも訃報はつらい。

まだ老人とか高齢者と言われたくない世代のですが、かと言って現役バリバリとは言い難い還暦超えの年齢です。
著名人の結婚や訃報、不祥事のニュースは毎日のように見られます。ちょっと上の世代の方は高齢で持病があったり、がんを患って療養とかで亡くなられる便りも多くなっています。
これから青春のど真ん中とか社会で一旗とかの年代の方が、コロナや難病で苦しむとか、事故等に巻き込まれる悲しみとはレベルが違うとは思います。年寄りが死んでもいいというのと、悟ればいいというの違うと思います。
とはいえ、自分の身の回りで「死)があると、生きてきた意味を問いたくなるのでしょうか。妙な焦りのような迷いが沸いて、悟りきれない自分もいます。

ブログ3周年!

レンタルサーバの更新がありまして、毎年この時期に、自分で自分のサイトが見れなくなりアレッと思って更新します。

メールでサーバ料金の更新を連絡が来てるのですが、このサーバ会社がロリポップサーバとか言う名前で、怪しげな広告かと思ってスルーしてました。

3年間で世界30カ国4000人ぐらいがサイトに訪れています。著名人のSNS発信等とは比べようもないマイナーなものです。マニアックでニッチ過ぎるものでもないですが、いくつかのワードで検索トップやそれに近いポジションにいるのは何だか嬉しいです。

まあ思ったことを毎日更新しております。悪文で誤変換も多くお恥ずかしいですが、今後も毎日スピードを旨に更新します。お気軽にお訪ねください。

何者かが国益を損ない領土問題を解決させない         #外交#北方領土#4島返還論

前回からの外交の件で、日本人の潜在的な中国嫌いの感情が外交の妨げになっている場合もあると書きましたが、今回はロシア、旧ソ連との問題です。
日本人はアメリカ、イギリス、中国と戦争し、アメリカには本土空襲や原爆投下という甚大な被害を受けました。それでも今の日本人は一時的にアメリカの支配を受け、アメリカのことを毛嫌いする人はそう多くはありません。むしろロシア人を好ましく思っていない人が多いのです。
第二次世界大戦末期、ソ連は日ソ中立条約を破り満州や北方領土に侵攻してきました。そして戦後も捕虜となった日本人をシベリア等に抑留し、強制労働につかせました。噂とは違い暴力的な支配の少なかったアメリカ軍に比べ、条約を破棄した裏切りと非人道的な抑留をしたロシア人を日本人は好きではありません。ソビエト連邦崩壊後再びロシアとなった国との間に横たわるのが北方領土問題です。
領土は戦争で取り合うものですから、なかなか敗戦国が取り返すことは難しいものです。
ただ日本は、アメリカから奄美大島、小笠原諸島、沖縄を返還してもらい、日本固有の領土としては北方領土が残るのみという考え、機運は何度か上がることも不思議ではありません。しかしアメリカは日本と同じ西側の同盟国です。ソ連、ロシアと変われども、米ソは冷戦の相手でしたし、米ロもライバルの軍事大国です。返還した領土にアメリカが基地を作らない可能性はロシア側から見ればないとは思えないでしょう。

日本では終戦は1945年8月15日の昭和天皇が自分の口で敗戦を伝えた玉音放送であるとされています。しかし、国際法上では9月2日の降伏文書調印の日が終戦とされており実はタイムラグがあります。このタイムラグ8/15〜9/2の期間にソ連は日本に侵略をしてきて択捉島と国後島を占拠してます。色丹島と歯舞群島は降伏文書調印の9月2日以降に占拠されました。つまり択捉島、国後島と色丹島、歯舞群島では状況が全く違います

日本の返せという申し出にロシアにも調印後の色丹島、歯舞群島は分からなくもないと考えていた時期もありました。友好条約を締結し経済交流やインフラ整備をしていけばという妥協に応じるそぶりをした人物もいました。
さすがに調印前の択捉島と国後島はロシアのものだと考えていますので4島全て返還するというのは難しいのです
しかし日本の右翼、追米政治家や官僚は「4島一括返還」に拘り続け、結局は領土問題は一歩も進まず、もう70年が過ぎています。
2島返還、経済交流を得られれば日本にとって面積は小さくとも漁場も広がり実効支配の領土は広がり何もデメリットはありません。そこから4島に交渉が広がる可能性もゼロではありません。もちろんそれを快く思わないのは日本ではなく、アメリカです。日本を陰であやつるジャパンハンドラーとそれに洗脳された政治家や官僚です。
鳩山一郎、最近では鈴木宗男、森喜朗、鳩山由紀夫、ロシアとパイプのある政治家はどうも短命でつぶされやすいようです。
北方領土問題はもう永遠に解決しないのでしょうか。

時短、マスク着用 見回りだけが対策なのか   新型コロナ対策 #まん防

新型コロナの感染者数が拡大すると「気が緩んでいる」「深夜まで飲食していた」とマスコミが煽り、専門家や医師会が政府を焚きつけて、結局できることは飲食店の自粛、時短が主です。
飲食店での感染が多いということですが、大規模な宴会は別として実際に統計的な数値根拠はあるのでしょうか。そして時短という策では、時間がスライドしているだけの状況もありはたしてどれだけの効果があったのでしょうか。
繁華街全体で人が減ると、助成のある飲食とその他の業種では理不尽な不公平も生まれています。個人で自宅兼店で営業してるところなどは毎日8万円の助成金など利益どころか総売り上げを超えている場合もありウハウハで毎日飲み歩けるという笑えない状況もあるそうです。
元々、一日限定200食とかで利益を取っていた店も閉店原則時間がはやまるだけで、早い時間が混むだけのようです。
とはいえ家賃をはらい人を雇う店、その関連事業者含め、どうせ助成金貰ってると一部ではやっかみを受けるものも実態はかなり苦しいところが多いようです。
個人的には、宴会の2次会後くらいに、ショットバーのようなところに一人でふらっと行き落ち着いて呑むのが好きでした。そういう店は深夜営業でもしっかり間仕切りとかすれば認めて助成はしないとすればいいと思います。(他の多数はキャバクラでしたがそこは接触が多いので問題でしょう。いろんな意味で)
杓子定規な時短には大して効果もなく不満が渦巻くだけです。ましてそれを「見回り隊」等が監視するのはもう戦前に近い発想です。
実際に飲食をしているとコース料理であれ、フードコートレベルであれ頻繁にマスクの着脱は非常に難しいものがあり、顎にかけるだけで会話されているのもよく見かけます。
仲には多人数で、大声や長時間も見かけます。時間関係なく、コロナでなくてもマナー違反は指摘されてもいいような気はします。
重点をおくべき層は
今の重症者、死者の実態を鑑みると、医療体制の再整備、特に高齢者、要介護者で感染後のケアの体制、基礎疾患者の感染対策に徹底して絞り込んだ対策をするべきです。
批判するとまあ怒られそうな聖火リレーの沿道、スポーツやイベントの参加もかなりの数に上っています。これらにある程度集うのは仕方ないとして高齢者、基礎疾患者は原則禁止もしくは強い自粛を求めるべきです。差別、人権の制限ととられますが、正直感染拡大で危険なのはその人たちだけです。失礼な言い方ですが、その人達がどんどん出歩いて、若い感染者に接触され感染すると本人が危険であり、社会にとって大きな迷惑なのです。
若い人の移動を問題視する人がいますが、死ぬことが100%なくほぼ重症化しないグループに際限なく自粛を求めること等不可能ですし、経済にも悪影響を及ぼします。キツイ表現ですが命を守るため、医療関係や周りに迷惑をかけさせないためにも、基礎疾患者や高齢者の保護の仕組みを強めることにシフトすべきです。

リバウンドは当たり前 新型コロナ

緩んだからではない

コロナは何かと2極に分かれ議論になります。いま「リバウンドが」と騒がれています。
数値は予想通りか想定の中でしょうか、それとも予想した以上皆が緩んだせいで、リバウンドしているのでしょうか。なぜリバウンドするでしょうか?
「抑圧したから」というのでリバウンドは当たり前じゃないでしょうか!緊急事態宣言の抑圧を解除して、感染者が増えず減り続けたらかえって異常です。緊急事態宣言等いらないいことになります。
インフルエンザだって、ロックダウンして抑圧すれば、解除したときにリバウンドするでしょう。
春だろうと夏だろうと波の大きさの違い程度です。

日本の場合、問題は病床数ですが、これは指定感染症2類相当から新コロを外すことでかなり解決します。ワクチンを買う大義名分は別に設けておくとして、病床問題が解決すれば完全にコロナは終息が見えます。これは政府の決断と交渉力、説得力でしょう。
しかし、どうも政府もこのまあ宣言で抑圧と解除を繰り返し、ゆるゆると買い付けたワクチン接種で感染予防につなげようとしています。そのやり方でしかやりようがないですが、結局失業やDV、自殺につながるようなストレスが街中やそれぞれの世代間であふれているようです。
ここで「緩んでいる!」と責められるのは市民ではやるせないです。
本来、責められるべきは医師会であり、厚労省であり、政府です。
コロナで重症化し、死亡しているのは明らかに基礎疾患のある人、その中で高齢者にとって死へのトリガーになっています。関西や首都圏の毎日の死亡者の年代別を見ていますがもう70~90のオンパレードです。
自粛派の方は若い人も重篤化し、後遺症も残ると反論されますが、軽症やそもそも症状が出ていな人が圧倒的です。ほぼ例外的な若者の感染、後遺症で自粛を強要するのは無理があります。


コロナは子供の命を救った


感染者はインフルエンザが爆発的に感染していた年と同じような数値です。
しかもインフルエンザは幼児や小中学生も死者が出て重症化しています。学級閉鎖や学校閉鎖が良く起こったのはこのためです。
今年の冬インフルエンザが全く流行しなかったのは、コロナにより感染予防対策がインフルエンザにも奏功したのと、ウイルスが拮抗したため双方が同時流行することはありませんでした。子供にとってはコロナ様様です。不謹慎かもしれませんが子供にとってコロナはインフルエンザから命を救った恩人なのかもしれません。
もちろんおじいさんおばあさんの命を奪ったかもしれませんが、若い命と比べると不遜かもしれませんがやはり重みは違うような気がします。特に末期患者のトリガーになったケースをコロナ関連死としているケースが多く、これがコロナ恐ろし憎しにつながっています。死に際に家族にも会えなかったという問題、これも指定感染症2類相当を外すことで解決します。
新型コロナウイルスは「弱毒性」ゆえに、「感染力は強い」と言われています。一般にウイルス変異すれば感染力はあがり、毒性は弱まります。変異して強毒というにはSFの見過ぎです。コロナの場合元々、インフルエンザに比べ症状が出ないほど弱毒なのが厄介なのです。インフルエンザなら高熱を出し2~3日寝込み、自分も苦しみうつすといけないと自覚して自主隔離します。コロナの厄介なのはあくまでほとんどの感染者が高熱もでない弱毒すぎるからです。自分が感染者ともわからないし、死ぬような苦しみもないのですから致し方ないところです。ただ
変異株が感染力強い、ワクチンが効きにくいと騒がれています。しかしSARSコロナで流行した地域は新型コロナでも免疫力が高まっているくらいです。新型の中での変異種ですから、変異前のワクチンでも95%とは言わずとも全く効かないということはないでしょう。7割や8割程度効果はあるはずです。
第4波はそれなりに上がるのでしょうが、もう経済活動の制限等は基礎疾患者、高齢者施設の周辺に徹底的に絞った方がいいでしょう。それが世代間や、こういう不毛の論戦に終止符を打ち日本を立ち上がらせるカギです。