絶版はなくなる #本#絶版#電子書籍

 「絶版本を国会図書館がPCやスマホで閲覧可能にする」というニュースが流れた。
絶版とはそもそも何かというと

絶版(ぜっぱん、ぜつばん)とは、書物重版しなくなること[1]。転じて、生産が中止、または終了となり一般流通からの入手が困難になっている物品に対しても用いる。

絶版になると、その書籍の現物が流通しなくなるため、在庫分を除いて新刊書店では購入できなくなる。注文しても入手できなくなる。古書店では購入できる絶版本も多い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

 紙でできた本を読む人も減りつつある現代なので何のことやらという方も多いでしょう。
私は本を読む方で、世代的にも未だに書店で月に何冊かamazonなど通販で何冊か買い、電子書籍はその10分の1以下の割合です。
 絶版は製造中止という意味合いで、出版社側の放棄のような問題で、今後ますますサイクルは早まるでしょう。
 しかしひと昔前に比べると、本を持っていて売りたがっている人と中古でも読みたい人を繋げるオークションなどのネット機能があり、格段に便利になりました。昔は本は基本定価で、少し珍しいものは、都会の大書店か時間のかかう取り寄せが当たり前でした。
 古本屋というのは、減ってはいるのでしょうが、ブックオフのような業態ができた上、稀覯本を扱う店はそれなりに生きながらえています。
 若い頃、1980年代や1990年代ぐらいまでに読みふけった新書やB級の娯楽小説、エッセイなどなかなか一時期忘れられると入手困難だったものが今は検索ひとつで何とかなります。
 便利な時代なのか、何でも安価で手に入るので著作者には難しい時代かもしれません。

役所の誤送付を無くす以上の無駄

 給付金4630万円が山口県阿武町から振り込まれ返さない男が逮捕されました。
「私ならすぐ返す」とか、「うらやましい、」「役所は何をやっている」とか喧々諤々とささやかれます。
 役所の仕事は少し関わったこともありますが、概ね民間より、大変無駄なほど多くの人の稟議を経て決済されます。それでも、形式通り出ていればスルーして今回のような間違いは起こります。
 今回のケースとは違い、経験上なので守秘義務で詳細がいえませんが、細かいチエックを何人もがやるわりに、木を見て森を見ずのようなところが役所にはあります。AIで精査しておかしいところだけを専門職が見るほうがよほど効率がいいでしょう。
 個人情報の問題と、IT化の遅れ(いわゆる日本の周回遅れ)と選挙対策優先で給付業務が自治体に回るのは、一般に考える以上に自治体にとって手間のかかることです。
 本来は税金を一時的の控除するとかでもいいものです。また給付金のための体制としては、マイナンバーに紐づけ(これも普及が難しいのか)それができなくても住民票と給付措置用の口座を紐付けておき、辞退や別口座希望者だけ申請をするやり方にしないと、全てを申請型給付にして都度口座まで入力か記入して、それを確認してるととんでもない効率の悪さと残業大など人件費がかさみます。
 それでミスをすれば非難轟々ではさすがに世論も身勝手というか、まあ政治が改善しないのが悪いのでしょうが。
 

中高年の悲哀 死ぬな頑張れ

  著名人や知り合いの同年齢が亡くなるとやはり衝撃を受けます。
 50歳あたりを過ぎてからの、心身の衰えというのは個人差こそあれ加速をつけるようにいろんな面に現れます。
 お金のありそうな有名人でさえ死ぬのだからと訃報は、心にも悪い連鎖を産むかもしれません。
 体力で突っ走ったアスリートや容姿を売りにしてきた芸能人などは、その衰えは一般人より早く感じるでしょう。普通の人なら羨む稼ぎがあっても、それ以上の全盛期がありお金もかかる生き方をしてきたのでしょう。


 ピーク時の生き方をシュリンクして高齢への備えるのは誰にもあてはまることです。
 贅沢な習慣(贅沢は稼ぎにみあわない出費です)収入に見合わない支出はチエックして、改善しないと生活していけません。それをあまり現実として見るとますます暗くなるかもしれません。可処分所得の範囲でそれほどお金のかからない遊び方、付き合い方などを試みていくしかないと思います。
 よく言われるのが私も実践していますがウォーキングやスポーツジムです。ジムすらお金のない人は自宅で椅子などを使ってエクササイズやヨガや柔軟運動もできます。
 近くを歩くことでも、健康面や精神面含めいろいろリラックスできると思います。

 大きな移動、帰省などコロナが終息したとはいえ、お金も時間も感染リスクもかかり、一度リモートでのやり取りを確認したら、リアルの数は減らし、近場のプチお出かけで気分転換でいいと思います。

 中高年のメンタルは難しいです。若い人には体力と時間でやる気さえ火が点けばできることが、高齢者には難しくなります。
 何とか、その考えを変えて、前向きにゆっくりでも歩きだせるようにしていくことです。 

仕事も学校も5月なんとか乗り切ろう、

 5月病というのはあるのでしょう。
 日曜日の夜になると、来週からの仕事や学校のイヤ感が生まれ憂鬱になるときも多いでしょうから、そんな人はなまじ連休を愉しむとそれが終わると人生の終わりみたいに悲嘆します。
 月曜日の憂鬱、もちろん土日もしくは日曜日が休みの前提の仕事になりますが、気持ちは分かります。
 何割か仕事が好きという人もおられますが、多くの人にとって仕事は「苦行」の面があります。(以前にも書きました)
 それをしないと対価として生きていくためのお金が得られないなどの事情があります。
 定年で退職金や年金で仕事がなくても生きられる方は、もうせいせいして働かないという方も当然多いです。若い頃からの「苦行」を終えたのだからという考え方かもしれません。
 しかし、まあ100%苦行かというと、働くことには面白さや憧れる面はあるのです。定年すぎても、やることが無いより何か働いてみようという人もいますし、毎日が休日になると1週間を待ち望んだ休日と働く日のメリハリはなくなります。


 若い人の悩みと中高年の悩み、働くことへの苦悩は種類が少し違うかもしれません。
 学校のイジメや受験の悩みなど、社会人になって振り返れば何となくその程度だったと思える時もあるでしょうし、その時の自分には耐えがたかったのもわかります。
 こんな偉そうな文を書く私でも、ごくつまらないことが言い出せず悩み、沼にはまること、も多々ありました。
 いずれにせよ、自分にあった「場」をみつけ、仲間に出会い、自分の力で貢献し認められ「苦行」が少しでも意味を持って凌げるよう何かの力になりたいでものです。

日本人がウルトラマンに求めるモノ

  映画「シン・ウルトラマン」を観ました。子供の頃のヒーローや怪獣を現代的設定とふんだんにCGなどを使いうまく仕上がっています。
 当時からのツッコミどころも強引に後漬けで修正や科学的設定をつけています。
 そもそもウルトラマンがなぜ地球に来て、地球人と一体化し命懸けで地球の平和を守るのか、特撮ヒーローもの難しい点です。
 怪獣のようなミサイルも通じない巨大生物が、自然界に生存することはそもそも現実味がありません。侵略を狙う異星人の生物兵器とするのがやはり妥当なのでしょうか。
 現実に怪獣有事があったとして、日本ではどう立ち向かえるのか。ウルトラマンの世界では初期の作品から自衛隊<専門チーム<ウルトラマン という図式でウルトラマンが出ないと事態は解決しません。
 しかし、自分の国、自分のの問題でありウルトラマンに頼るというのは何だか違うような気がします。日本がアメリカ軍や国連軍が正義だと思い込むよううな依存、甘えが見られます。
 問題定義の作品もありましたが、異星人はもとより、地底人や海底人、植物人間などと人類の抗争になればどちらが正義ともわかりません。兵器の開発も際限なく止まりません。現実に、対怪獣、異星人にならどんな強力兵器もOKならごまかして他国攻撃に流用することも可能でしょう。
 まあいろいろ考えると難しく、素直に楽しめませんので。

 今回の映画ではカラータイマー、3分間の活動という設定が取りやめになっています。
 私はウルトラマンはアラジンの魔法のランプのような感じで、場所と時間を限定した局地戦で個人への協力として現れてすぐ消える存在でいいと思います。それが現実的なファンタジーのような気がします。

沖縄返還50年の日

 沖縄が返還されて、今日2022年5月15日で50年になります。
 私にとっては子供の頃のエポック的な出来事です。それまではドルを使って車は右側を入っていたわけです。
 当時、次は北方領土だと言われましたが、そちらは何の結果もでず50年です。
沖縄、北海道は本州、四国、九州に比べると国境の意味合いは少し重い感じはします。沖縄の基地負担と基地依存の問題も根深く難しいです。

 しかし、現在のウクライナ情勢を台湾有事にすぐ結びつけて、大国が軍事力でいきなり現状変更を迫るというのは日本に急に当てはめることは適切ではありません。
 それぞれを切り離してよく考察しないと、ロシアにしろ中国にしろ理由もなく他国にいきなり攻撃をしかける狂った国家ではありません。
 沖縄戦をはじめ、原爆や空襲の悲惨な体験の正確な記憶が消えかけていく中、しっかりした防衛は必要ですが、それ以上に国際情勢に干渉して紛争を誘発する必要はありません。
 平和な観光とリゾートのイメージが強まった沖縄が、米中の対立の最前線となることは是が非でも避けたいところです。
 

インフレと賃上げ前に年金給付をどーんと引き上げると言えばいい

 毎年、マクロ賃金スライドで物価や賃金が上がっても年金支給額が少し抑えて財源に充てると決められています。後期高齢者医療保険料は激変緩和措置で毎年微増します。介護保険料も何年かおきに増え続け、一般の健康保険料も健康保険組合や自治体の財政も厳しく増えることはあっても減額されることは少ないです。
 毎年、年金振込額が減ったと6月や8月にお年寄りからの苦情めいた確認の電話が役所や年金事務所に来ます。
 年金はもらい始めると自力では増やすことはできません。天引きの保険料はまず収入を直撃します。そして、家賃や光熱費、食料品、燃料などの値上げのニュースにもおびえないといけません。


 よほど潤沢に他の収入や貯蓄があるか、厚生年金や共済の報酬月額が大きく十分な年金がもらえる方以外、最近受給のはじまった方、特にいわゆる一階の基礎年金、国民年金のみの期間が多い方は死活問題です。
 ありとあらゆる値上げや負担増に反対、攻撃的になりがちです。選挙でもこれらのボリューム層をつなぎとめるため、政府や政党は目先の給付などで目くらましをします。
 年金財政も厳しいし、健康保険介護保険も厳しいから、いかに気付かれずにごまかしていくかが政府の方針という若い論客もいます。
 確かに少子高齢は大きな問題です。しかしそれでインフレターゲットや賃上げはスローガンだけに終わり、庶民はダウンサイジングで誤魔化された実質値上げ品や粗悪で不衛生な劣悪品や海外物で賄うしかありません。怖いのは日本の生活水準も作るものもやがて、海外水準についていけなくなることです。このままでは、早晩日本の強みはなくなります。


 結局、燃料や穀物などの相場が2割も5割も上がっているのですから、国際的にいつまでも「ゴマカシ」は通用しません。
 「年金給付は5年後に物価が50%上がるから、マクロスライドをひいて49%引き上げ、国民年金の給付を月10万、厚生年金片方がずっと加入のモデルケースの夫婦は月30万を予定している‼」と政府が宣言すればよいと私はひらめきました。それをターゲットにして、賃上げやインフレを当たり前に段階を踏んでいく。
 最低賃金のバイト基準で、最低の飲食やサービスを提供しているような店は変化、淘汰していけば良いのです。
 これだけでもかなりの課題、反発はあるでしょうが、若者にも高齢者にもバラ色の日本の未来を示すには年金の倍増ありきぐらいの提案と啓蒙が必要です。

誕生月なので「ねんきん定期便」が来ました

 誕生月なので、ねんきん定期便が来ました。
 制度改正で75歳までの繰り下げでの増額受給が選択できるようになりましたから、その説明グラフがさっそく載っています。さすがに75歳まで年金を貰わず65歳からの人より多く貰うには86歳以上まで死なずに頑張らないけない計算ですね。相当の長生きが必要です。
 さすがに、60歳からの繰り上げは金額によってはちょっと不安もあります。従来通り65歳ぐらいかせいぜい雇用があったら67歳くらいで貰い始めるのが個人的にはいい気がします。
 2次元コードで簡単にシミュレーションできるようになりました。60歳を超えてからの働き方はいろいろ難しいですが、働ける人は70歳まで厚生年金を払い続けるのが得です。
 なかなか、年齢を重ねて働くのがだんだんキツくなりますが、これほど高齢化の社会が来るとは私たち年代の若い頃は予想できなかったのです。
 私の世代で払った保険料を65歳からの年金受給から7年で返してもらい、あとはそれ以上をもらえます。先輩方はもっと先にもらえますが、子供たちはどうなのかと思います。
 若い方の未来への不安や、虚無感が心配です。

自殺や不審な死が多い

 連休明け、連日のように交通機関が乱れて、その原因は人身事故、飛び込みのようです。
5月病なのか、仕事や学校が始まり日常の現実から逃げたくなるのでしょうか。
 前後して有名人の自殺なのか不審死の報道にも驚きます。
 戦争や内乱、飢餓のない普通に生きていくのに障害はないはずの日本で、命を落とすのは何だか理不尽、無念ではないでしょうか。
 自殺を考えるまで悩む人に、確実に良いアドバイス、正解的なものはありません。
 周りの人も方が問題かもしれません。
 会社や学校、家庭などそう急にはやめたり変わったりできません。今の言葉でいうとマウンティングした人間が悪気はなくとも追い込んでいることも考えられます。
 人間知らず知らずに傲慢になり増長します。つまらぬこだわりで、環境を厳しいものにして、人を追い込んでしまわないように心掛けないととは思います。

ひさびさにGWの旅風景

 コロナ禍の行動制限の年が続き、3年ぶりの制限のないゴールデンウイークでした。
私も久々にJRを使い乗りまくって楽しみました。喧騒や混雑も久しぶりに見ます。連休が終わる日の指定席は満杯で窓口も長蛇の列でした。
 駅員さんや車掌さんも、発券や変更に大わらわでした。
 私はJR西日本のネット販売のない窓口限定のアナログ切符だったので、変更が難しい点で難儀しました。
 未だに車内での特急券購入や、窓口でないと相談できない人も多い様子です。ただ多くはネットで安く購入できるか、自販機のみどりの窓口プラスで買えます。
 窓口に来る人は厄介な人も多いとういうのが現実でしょう。販売窓口の人員も窓口そのものもどんどん減っているので混雑時はキツイ仕事だと見受けられました。
 ネット通販当たり前の人と、アナログ頑固人間が点在する時代はまだ続きそうです。
 他の分野ではETCもかなり普及はしましたし、役所の手続きも一歩一歩はマイナンバーを使い電子化されてはいます。
 JRはオール指定席車両を増やしており、乗り遅れの対応や繁忙期の急な列車変更が難しくなり、気ままな旅は難しくなっているような気がします。これもコロナで運輸業界が大打撃を受けたせいもあります。まずはコロナから少し回復したことを喜ぶべき、このゴールデンウイークです。