ちょっと親切をした話

 とても暑い日で、エアコンの効きが弱い職場では室内でも30℃を超え、外から帰ってきた職員も大変そうでした。

 中にいても夏バテの中、帰りの電車に乗る前に少し休憩スペースで休んでいました。最近流行りのオレンジジュースが絞られて出てくる自販機が前にありました。初めて、購入する高齢の女性が、小銭を探すのにも苦労されているのを、何気に見ていました、
 ようやく、紙コップに入ったジュースをもって近くの椅子に座られ飲もうとされたのですが、今度はラップのような透明のフィルムで蓋をされているのを強引に剥がして、飲もうとされていますが、簡単には剥がれない。上からストローを刺すので、そんなフィルムを力任せにはがせば、ジュースはこぼれます。
 私はあわてて、自販機からストローを取ってきて、おばあさんに渡して、刺して飲むことを教えました。

 おばあさんは、飲み終わって、立ち去る時、何度も何度も「親切に教えていただいてありがとう、ありがとう」と感謝されていました。

 しばらく経つと、自販機の管理のベンダーさんが、暑い中、補充に来ていました。これも大変な作業です。あんなに喜んでジュースを飲んでいるお客さんに対する仕事なのだと分かれば良いのにとは思いました。
 どんな仕事でも、誰かに役立っているのが考えられれば、やりがいがあるものなのです。

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