一人旅、「孤独」を楽しめるか

 気楽な一人旅が楽しめる人とそうでない人はいます。旅は道連れとも言いますが一人旅できる人、できない人が世の中にはいるようです。
 還暦を過ぎて定年後時間もお金をある人が家族にも仕事にも縛られずあちこち旅に出ているSNSも見かけます。また最近は鉄道ファンや温泉やお城マニアなどにも若い女性も増え、一人旅のアップもされています。

 どこかのサイトで一人旅ができる人の特徴のようなものが書いてあり、独立心や好奇心があり、計画性と柔軟な対応力、知らない土地でのコミュニケーション力などに優れているということでした。いいようでもあり、逆に言うと一人旅派はまたマイペースで自分勝手で、依存心はなくとも協調性にかけ、社会や家族とは一定孤立しているのかもしれません。

 一人旅は、自由と孤独のバランスです。また今までの人生の経験にもより、得意や苦手、食わず嫌いもあり、どちらがいいとも言えません。
 地図や時刻表、旅行企画を見るのが得意で好きな人と、そもそもそれを読むことが苦手な人もいます。一人旅できる人も、綿密にプランを立てる人と、明日はどこへ行こうと気ままな旅の人もいます。しかし、ある程度の予備知識や経験、前記でいう柔軟な対応力があっての気ままさです。どんなに計画が密でも天候や交通事情などでトラブルが発生するのが旅まさにトラベルです。
「ここがダメならあっち、あっちはちょうどイベントやっていた」などと、臨機応変さがいいのです。

 旅は行くまでのプランニングが楽しいと言います。一人旅でもそうでない旅の人でも、まずは行きたいとこを調べ、美しい映像や興味ある名所などをインプットして見て、行き方を仮想してみてはと思います。
 人生の旅も、孤独なのか、それでもいつも一人ではなく、時に多くの人に関わり、最後は一人で旅立つのです。

 

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