
旅行好きで、鉄道遺産好き、旅の計画を立てるのも大好きなので、普通の人との感覚とは違うかもしれません。
観光列車やオプショナルツアーなどで、絶景のビュースポットや体験ゾーンの時間に「私はエエわ」みたいな感じでバスやホテルに留まってしまう人がいます。
旅が面倒くさくなるなんて、自分にとっては人生そのものなので、あり得ないと思うのですが、体力が衰えたり、体調が悪くなり、好奇心が無くなるとそういうものなのかとも見ていると思いました。
ちょうど私たちより、一世代一回り上の人たちで、まあまあの職階まで行っての定年後は、夫婦で海外旅行、豪華クルージングなどが定番でした。

妻の両親も、義父が銀行を定年後は中高年登山にハマり、一等三角点を巡ったりで良く動かれていました。
長年自営だった私の両親よりは、良く歩き良く動き、義父義母の方が長生きです。
それでも、定年後に旅を楽しんでおられたのは、10年間前後という感じで、さすがに80代になると体力気力が衰えてしまわれました。
80ちかくなると、なかなか精力的な遠出は難しいという人が大勢のようです。

それ以前に、足腰や消化器や循環器などに、大病を患ったり持病を抱えてはなかなか優雅に旅行とは行けません。
バリヤフリーが進み、グリーン車やビジネスクラスと至れり、尽くせりができたとしても、サポートする側も疲れるわりには本人の満足度は低いそうです。
いくら名勝、奇岩絶景をナマで見ても、心身が不調ならもはや心ここにあらずでしょう。
強烈に乗り物酔いしたとかの状態と変わらないなら、家にいれば良かったになります。
この連休もプチ旅に出て、天候にも恵まれ、なかなか良いスポットにも行けなのですが、楽しめてなさそうな寂しい人も見かけました。
自分で企図した旅ではなく、パートナーや家族、グループに引っ張られて連れ出されたのでしょう。車掌やガイドの説明なども耳に入らないで、居眠りやうわの空が半分、不機嫌半分では、旅そのものの周りの空気さえマイナスしそうな方もいました。
旅を楽しめる年齢や、属性は一様ではないとも思います。
参加者の姿勢や自分の状態の説明などにも問題ありですが、旅をリードする側の人も、説明不足や参加者への理解不足の時もあるのでしょう。
お金や時間、体力も使うせっかくの旅なのですから、一人旅でないなら、リサーチや協調する気持ちは必要になります。
自分の日々変わる体調、体力や興味への好奇心の度合いなども、見極めることが必要です。
