広島路面電車の進化

 春休みには行けなかった広島へ連休に行きました。

 見たかったのは、広島駅2階に延伸直結した広電ホームです。

 つい2年前、久しぶりに広島に行き転勤した後輩と待ち合わせした場所が様変わりしていました。

 新幹線ホームから直結したフロアから広電に乗れるのです。

 もっと遡ると、私が20代後半に赴任して、2年ほど住んでいた昭和の頃とは、面影もないほど変容していました。山陽新幹線は既にあったのですが、在来線の通路などは暗く古い地方駅でした。

 駅前から繁華街までも、大きなビルが立ち並び、岡山と競い合う中国地方の中心となる大都市のターミナルらしい威容です。

 昔は、全国の主要都市の地下鉄ができても、河川が多く、地質的に建設が難しく、いつまでも京都市電のお古の路面電車が走っているのを自嘲気味に話しする人がいました。

 今や、宇都宮や富山と並びエコでコンパクトで軽快なLRTと呼ばれる路面電車は、見事に進化を遂げて垂涎の的になりました。京都市の交通担当の役人が見学に来るほど、全国からも成功事例と見られています。

 連休でフラワーフェスティバルという大きなイベントもあって、駅前は電車を待つ人の行列でものすごく混雑していました。

 地方都市は、ある程度の規模にならないと中核都市といえども財政も厳しく、人口減少が止まらない問題を抱えています。

 交通インフラもビジネスや観光、サステナブルな面でも大きな要素です。

 広島の頑張りは、日本の未来の可能性が試されています。

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