
マーケティングの松竹梅戦略を先日書きましたが、マイルやポイントによる囲い込み施策も巧みなものがあります。
これも少し前に書きましたが、消費者側も注意すべき点はあります。
この前、久しぶりにかつて仕事で対峙していたホームセンターに買い物に行き、いつの間にかドラッグストア並にアプリ会員のクーポンサービスがあると妻に知らされ、登録を促されました。
少し前からRのポイントは付くようになり、自分が販促や取引条件で交渉していた10年以上前とは随分変わったことに驚きました。安売りだから、プラスでポイント会社やコード決済会社に取られると薄利が飛ぶから導入が遅れていたのです。EDLPとチラシ安売りだけでは他の流通に太刀打ちできないので苦肉の選択をしたのでしょう。
激安店の多くはポイントはまだつきませんし、元々安いので、さらに値引きのクーポン等もありません。ドンキホーテは、一括の割引クーポンはなく、ポイントも自社カード会員のみで、大手の共通ポイントはつきません。
10%や15%だとかのクーポンが付き出したら、そもそもの価格が高くなってることを疑ったほうが良いです。メーカーや卸の価格はそうそう変えられませんから、割引クーポンをじゃんじゃん出せるのは、元の定価が高いか、他のもので儲けているのです。個別商品のポイントとか、増し付けは取引先にプレッシャーをかけてよほど買い叩いてるとかで、買う方はお得なのですが、個人的にはメーカー担当に同情したくなります。
囲い込みのポイントやクーポン、マイルなどで、ライバルを蹴落すのは、結局マーケティング戦略であり、消費者は踊らされて、そんなに得をしていないのです。
カードを一本化すると、ゴールドやプレミア系でどんどんポイントやマイルが貯められるというのも、富裕層ならそれなりですが、たいていの方は、ポイントや特典でランクアップのためや、ポイント期限のため。タダだからと必要以外の買い物をしているのです。
公共料金やら、大きな買い物など何でもポイントやマイルになります。
しかし、その一見プラス分はカード作成時に説明された割引内容であり、オマケではなく、お金なのです。
お金を貰うために、お金を払っているのですから、ポイントやマイルでご褒美のようにタダで買い物や旅行ができてる訳ではないのです。
分かっているようで、どこかポイントとなると、緩く考えがちになります。
ポイントやマイルが10万貯まったらコレを買おうとか、あそこに旅行しようというのは間違いではないです。夢もあって、お金がある人は楽しいし、節約しているかにも思えます。
しかし、松竹梅戦略と同じこと、必要以外のものは安くてもポイントがつこうがポイント使用であろうと買うべきではないす。
毎週末にポイントを使って現金やカードは使わずランチをしても、じっくり10万貯めて旅行するのも結局は同じか、どちらかと言うと大きな買い物の方にムダが発生しがちです。
大きな買い物の方が、普通はいろいろとスペックや詳細を、見極めて決めるものですが、ポイントやマイルだと、決まりきったコースとか勧められるままになって財布が緩んでしまうのです。
それならば、マイルやポイントの使用はむしろ、毎週の買い物に充てて、大きな買い物や旅行をしっかりと練って時期も内容も吟味して、時には見送るか、必要な時だけ一気呵成にという方が、長い目で見れば節約です。
期限が決まって消えてしまうとなると、ますます選択の、余地はなくなりますから、先におコメやトイレットペーパーでも買ってた方が良かったとになるのです。
囲い込み施策は、流通やカード会社からしたら、自社の経済圏でいろいろ買わせる戦略です。ポイントやマイルはどんどん使うほうがロスがない、これが正解です。
