
日本の国力が落ちて、経済が低迷して、国際的地位が落ちたと言われて久しいです。
人口が減って少子高齢化になっているせいだとされています。
確かに太平洋戦争で人口が減り人口も減った時代から、高度経済成長にかけて人口は増えて、ジャパンアズNo.1と持て囃されたイケイケの時代がありました。
しかし、人口が増えることはスケールメリットを産むものの、それだけが経済が成長する要因ではありません。
かつても日本より、人口が多い国はいくつもありましたが、経済やGDP、生産性で負けていませんでした。
人口が増え過ぎても、狭い国土では限界があり、一時期は増え過ぎが問題にもなりました。
今でもインバウンドの観光客の多い地域は、これ以上客が増えるのは困ると言い、観光資源のない地域が過疎に悩んでいます。
人口もそうですが、増えても減っても、騒ぐ人は騒ぐのです。
サステナブルとか、コンパクトシティとかが叫ばれて、少ない人口の中で機能的に住みやすい地方都市を目指す動きは出てきています。
日本の国全体の問題としては、人口が減ることは、働き手の問題が挙げられますが、それだけが経済の致命的な低迷の問題ではありません。今、AIが発展して人ってそんなに要らない時代です。本当に必要な部門、産業にシフトできていないだけです。
高度経済成長期に比べると、明らかに生産性が下がって来ていることです。
かつてIT革命とか叫ばれ、デジタル化の時代を迎え、大きな変革の時代と言われましたが、ここ10年ぐらいで生成AIの発展で予想された未来は分野によってはかなり早く来ました。
既に人間がやることの非効率や、人間の仕事として残ることはだいぶ洗い出されているはず。
しかし、戦後80年の既得権益など、悪い慣習が残り、権利だけは増えましたが、生産性の低い人間ばかりが要らない仕事に就いたまんまになっているのです。
労働者も確かに休暇やらは恵まれてきていますが、それ以上に生産性の低いのが、天下りポストなどに代表される特権階級です。
既に、そんなムダなポストは要らないという結論は出ていても、しがらみと抵抗でズルズルと改善できないうちに、日本は二流の国へ沈んでいます。
既にAIが適格な回答は出していても、それを見つけた者は自分や身内の利権を考えれば、大きな改革ができないのが、日本の滞る現状でしょうか。
人口減少や少子高齢化は隠れみの、言い逃れだけです。国もそれで税金ばかり上げては、経済が悪くなるのは当たり前です。
人口が減っても国は成り立ちます。コンパクトに活気のある国は作れます。大きな改革まであと一歩先んじないと。
