大衆的なケーキを誰もが好きだった子供の時代

 何の縁なのか、パティシエさんと、一緒に仕事をしています。

 羨ましがられそうな貴重な経験です。

 他のグルメでもそうなんですが、スイーツとなるとそんなにいろいろ食べてきた訳ではありません。

 詳細なレシピをパソコンで修正するのを手伝ったりしています。

 たくさんのスイーツを作る時が、凄く楽しいと話されているパティシエさん。

 やはり、その情熱のアドレナリンにこちらも何とか少しでもたくさんの人に食べて貰えるよう営業や企画に知恵を絞りたくなります。

 私も子供時代から甘いものは好きでした。特にその頃は和菓子よりケーキが大好きでクリスマスや誕生日なども楽しみでした。

 スイーツや、パティシエなんて言葉も知らず、大衆的な不二家やナガサキヤなどのショートケーキを親が買ってきてくれると本当に大喜びでした。

 生クリームというだけで、グレードが高い感で満足していました。

 今は、こじゃれた店というかのか、本当に凝ったケーキのお店が増えて来ました。

 大衆的な不二家なんてとかシャトレーゼなんてとか、もっといろいろ美味しいとこがあると決めている人も多いでしょう。戦後の貧しい時代には、ケーキが食べられただけで夢のようでした。

 私たちが子供だった時代もそうですし、うちの親たちも不二家のケーキが至高の贅沢のままでした。たまにホテルに行っても、そこまでのグルメを味わうこともなく、満足したまんま、平凡な日常を終えました。

 そう思うと、今の世代は飽食と、至高の追求のあまり、かえって何かを喪っているのかもしれません。

 

 

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