東北と悪石島を結ぶ来訪神

 秋田にいた時、男鹿のナマハゲを実際に実演もみて、伝承館などにも行きました。
 商店街とタイアップ?した中学生ぐらいの自由研究に、ナマハゲに代表される日本各地に伝わる来訪神が紹介されているのを見たことがあります。
 その中に、日本とは思えない南洋のような奇抜な色彩の神様が、今地震で苦しまれている鹿児島県トカラ列島悪石島の「ボゼ」でした。

 ナマハゲが、藁のような蓑をまとい、体色はやや地味で赤か青の仮面なのですが、ポゼは緑の葉をあでやかにまとい、仮面も大きく多色をまとっています。
 年に一度来訪し、女子供を戒め、勤労と豊穣、無病息災等を祈念する来訪神が日本の各地にいろいろな形で点在しているのは面白いです。

 秋田のナマハゲ館は、ショッカーの再生怪人軍団のようで、なかなかの迫力ですが、各地の来訪神行事は、観光化されずに、過疎化で伝承も厳しい局面のところもあるようです。

 いつか見たいと思っていた悪色島のポゼですが、島が危険な状態となっており、安全になれば、一度はやはり見てみたい気持ちは強まります。

 子供の頃、来訪神にこっぴどく諫められなかったので、少し怠惰な大人になったのかもしれません。そこは素直に反省しています。

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