まっすぐに議論して欲しいエネルギー問題

 選挙中の報道ですが、どさくさ紛れでもなく、コメ問題、税の壁や夫婦別姓問題などに比べ全く争点にもなっていない原発問題で少し動きがある内容でした。
 
 【各報道より】
関西電力が、福井県美浜町の美浜原発敷地内に次世代原発を新設する方向で調整に入ったことが18日、分かった。2011年3月の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により中断していた地質などの調査を近く再開する。原発の新増設が国内で具体化するのは震災後初めて。
 とのことで、
 政府は今年2月に閣議決定したエネルギー基本計画で、原発を最大限活用すると明記し、従来の原発より安全性を高めた次世代革新炉の開発・設置に取り組む方針を盛り込んだ。関電の動きはこうした方向性に沿うものだが、原発新増設に対する反発は根強いので先行きはわからない。ただ、諸物価高騰、化石燃料資源の高騰により電気料金の問題は追い風の要素との見方はあります。

 原発となると、アレルギー反応も多いわけですが、すでにある立地での建て替えであり、隣県の京都でさえ、個人的には電気代が安いなら安全な新しい原発でいいと思います。広義では核融合炉も研究されており、資源の枯渇や高レベル放射性廃棄物の問題が少ない、より安全でクリーンなエネルギー源が実現可すればベストです。

 実際には、反対世論の問題もありますが、この夢の核融合の研究が技術者も確保できず日本ではなかなか進まないようです。原子力の研究というと、イメージも良くなく、待遇のよいスカウティングができないようです。

 東日本大震災からの原発事故に関しても、何が起こって、ああなったという確実な検証が世間に広がらないのが、悪いイメージを増殖させています。電力の便益という面では、日本は後戻りできませんし、再生可能エネルギーで賄える範囲が限られ問題も多いことはすでに結論がでています。ならば、再処理の問題と、よりクリーンな核融合開発に総力を挙げて進むしかないのであって、万が一、億が一の不安を煽る報道のスタンスさえ、何だかその動きを止めているようで残念です。
 未来のために、政治というのはポピュリズムにいたずらに迎合せず、嫌われても正面から強引に進めないといけないことがあります。抜け駆けのように、こそっと進められるものではありません。マスコミを利用し、時に丁寧に、時に強いリーダーシップで国を富ませないといけないのです。戦後80年は、原爆投下の敗戦からの脱却でもあり、リーマンショックと東日本大震災からの原発事故で疲弊した日本が再び上昇する節目にならないとと思います。

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