
今、物価は上がったが、なかなか所得が上がらないと不満が増えています。
高度経済成長期は、物価が上がり、賃金も上がったと言われています。
どうも、その実態が分かりにくいです。もはや戦後ではないと宣言され、所得倍増がうたわれたのは1955年で私はまだ生まれていません。
当時現役のサラリーマンや自営をやっていた人も、鬼籍に入られ、現役時代の様子を詳しく聞ける人は少ないです。

印象ではなく写真などに残る史料にできるだけ目を通すようにすると、見えてくるものはあります。私は1959年生まれで、その実感はありません。
小学生の頃、国鉄の春闘ストライキで学校が時々休みななりました。その意味は、休める以外に考えも及ばず
今写真で見ると、毎年賃金も必死に組合が戦っていたのが分かります。
人権が叫ばれ労働者の権利が認められるのはまだまだ先の時代です。組合は命がけで闘争していたのです。
賃金が上がり、三種の神器が買える薔薇色で豊かな時代も、地方と都会、男女、都会の中でも貧富の差は大きく持てる人と持てない人はいました。しかし何クソと必死に頑張れば、財をなし、1代を築きやすかったのではとは思います。
全国チェーンの大手もそう多くなかったので、既得の枠組みができ、ロイヤリティを取られたり、参入が難しくなるのはもう少し後です。
例えば、その地域に、その商売をやっている人が少なければ、必死に頑張れば十分儲けられました。働く時間は圧倒的に長く今ならブラックでしたが、残業できる仕事は儲かったのです、昔も、格差は大きく、まだらな時代で、労使で揉めながら、待遇が変わっていったのでしょう。
それでも、今の人はストライキはやらない、従順なのか、文句が多いのかも、やはりよくわかりません。
