10月も年金額変更!税金、社会保険料あまりに難し過ぎる

 年金問題、貰ってる方も、保険料を負担して将来貰うという方も世代を超えて複雑です。

 この10月に振り込まれる年金の金額も変わっています。と言っても毎回少し変わりますから、もう書くだけでも煩雑を極め、何のこっちゃです。

 裁判官や、頭の良いかなりの上級公務員でさえ、私が年金や社会保険の仕事をしていたというと、年金は難しいよねと嘆かれます。

 制度が、時代によって変わり、厚生年金保険料の計算や免除制度も複雑、細かい計算を加えますから、理解して納得するまででも大変です。

 その上、社会保険料や税金の特別徴収が始まると、その天引きの影響でも年金振り込み額が変わります。

 6月に年度の過去2年の物価や賃金に合わせ給付額が改定されマクロスライド調整分は目減りはしていますが、かろうじて一律微増しています。   

 8月は介護保険、国民健康保険料が変わるので、その天引きが変われば増減しています。概ね介護保険料は上がっている地域が多く目減りするケースが散見されます。

 10月は6月に確定申告で昨年の所得が決まりその情報が反映し、税の天引きが変わります。

 基礎控除が48万円から58万円に改定されるのが反映するのが12月になり、3カ月の調整含めてまた微増します。在職定時改定で65歳以降働いていた方も微増します。しかし、所得と年金が多く月51万円を超えると、在職老齢年金制度で支給が止まります。

 税金の計算も大概難しいですが、それを受けての年金ですから、反映は遅いし、難解を究めた計算根拠、もう間違ってるも何も計算して指摘できるレベルではなく、通知書や振り込み額を見てから従うしかありません。

 よく若い方でも、今の給料が続いたとして、年金は自分たちが働けなかったらいくら貰えると訊かれ、シミュレーションなどもあります。

 しかし、額面はシミュレーションできても、周辺の規定は現在ではわかりません。年金額への控除や基礎控除もどんどん変わるし、天引きされる社会保険料、税金も変わるのでは実際はざっくりとで、あまり意味がありません。

 文句を言いたいことはいっぱいますが、とにかく時間もかかる割に分かりにくいのです。

 画像は1年半ほど裁判所で働いて、国家公務員共済から来た年金証書と支給の通知です。期間が短いので金額は微々たるものですが、時間もかかって郵送代も勿体ない感想です。

 年金番号は統一されましたが、事務作業は厚生年金、企業年金、教員や、他の地方公務員などの共済組合もバラバラにこんな作業やってると思うと、ゾッとしませんか?

 共済組合独自の良さもあるのでしょうが、事務作業や周知、積立運用など、特色が必要でも何でもないところは統合すべきでしょう。

 複雑な制度ゆえに、多くの手間をかけ、人件費などのコストもかかる伏魔殿としか言いようがないですね。

 個人的にやはり腹立つのは、高齢者の働き方への矛盾です。 65歳以上の高齢者の雇用を促進すると言って、在職定時改定で、ほんの少し年金は上がります。しかし、前記のように稼ぎすぎると、年金の給付は在職老齢年金で停止というのは、明らかな矛盾、アクセルと、ブレーキを同時に効かすようなものです。

 片方で政府は恩着せがましい何かやっている感を見せますが、物価高への対応としては遅いです。

 基礎控除にしろ、在職老齢年金の基準にしろ、物価が上がればすぐのスライドするよう改定すればいいのです。結局は財源等で根本の制度を変えないので、年金が増えている対象は狭く微増だけです。

 結局、年金は国の制度だから、貰えるだけで感謝、足りない分は貯金や運用で切り崩すと、何も考えない方がスッキリなのでしょう。

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