

「オールドメディア」とテレビ局などの報道機関が批判されが、マスコミの劣化は治りません。
私が、転勤で北国にある支店で働いていた時、隣に地方新聞の本社がありました。雪が降った朝に、お客様が来るので雪かきをしていると、隣の新聞社のカメラマンに写真撮られて夕刊の一面に掲載されました。
個人情報が今ほどはうるさくない時代でしたが、一応カメラマンは「撮ります、載るかもしれません」とは言われたが、地元有力紙の夕刊一面に雪かきしている自分の姿が掲載されて驚きました。シーズン初めての積雪に戸惑う市民?のような感じでした。地方新聞とはいえ後にも先にも新聞の一面に顔が載ったのは初めてです。まあ、一生懸命雪かきする私が被写体として優れていたのかと自惚れていました。
ところが、1年経った次の冬も、雪が初めて積もった朝にやはり雪かきをしていると、カメラマンが近づいてきて、「撮っていいですか」と、昨年のことを全く忘れて声をかけてきました。
コイツっ!記憶も悪いし、取材に歩くのめんどくさいから、隣の会社の前で写真撮ってるんだ。地方新聞のレベルなんてそんなものかと思いました。
大阪では副都心のオフィス街の大きなビルで、近くにテレビの関西では大きな存在のキー局がありました。
近くには家電や金融、重工、エネルギーなど名だたる本社や近畿拠点のオフィスはあり、飲食や娯楽も多くはあります。関西ローカルで見かけるアナウンサーにも会えました。しかし、ここのテレビ局圧倒的にこの地区でのインタビューが多いのです。
地元京都に帰っても、公共放送の支局が勤めたオフィスの近くでやはり大きな事件があると街頭インタビューはその界隈で良くありました。
個人的な話が長くなりましたが、ズボラなマスコミでも取材してるだけマシだったのかもしれません。大手テレビ局でも平気で都合の良い切り取り、ヤラセのインタビューをやっています。
売れない役者、タレントを使った捏造、ヤラセはさすがにひどいと思いますが、残念ながら大手キー局ではザラなようです。
自虐気味に、ドラマやバラエティでそのことを取り上げるほど、当たり前にヤラセはあるのです。それでも、これだけ報道の度に、あたかも市民の声の代弁のように放送されると、ああそうなんだみんなの感想はそうなんだと信じる人もいるでしょう。
都合の良いところだけカットして、いかにもとんでもない問題発言、怒りを買わせる失言と印象づけるのも悪質です。
長い投稿動画、インタビューや記者会見、国会答弁などは、全部を視聴する時間はありません。趣旨を上手く要約するのは必要で仕方ないことですが、都合良く歪め印象操作することは絶対にあってはいけないことです。
AIもこの趣旨要約などは得意の分野ですし、多少話を聴く練習をし、文章の要約を勉強すれば、誰でも公平公正にできる作業です。
それができないで、意図を曲げ改竄して伝えるなら報道機関の資格を剥奪すべきレベルです。要約も取材を受ける側が自ら切り取るか編集の許可をしないと禁止にすべきです。
外交など国益に関わることを、通訳が間違えたら大変な問題なのと同じで、勝手に趣旨を歪める切り取りなんぞを報道機関がやることがまかり通るのは許してはいけない。BPOなどはそのためにあるべきです。
取材は自由で規制はしなくても報道機関の最低限のモラルは守るように取り決めるべきであり、市民も然るべ機関に文句を言うべきです。
