
北陸新幹線、西九州新幹線等の整備新幹線、あるいはリニア中央新幹線もですが、推進と反対の利害が激しく対立してなかなか進みません。
外交などもそうで、政治とはそういうものかとも思いますが、国の未来を思うと交通インフラの店晒し、先送りは残念です。
都会であれ、地方であれ、自分の生まれ育った街、住み慣れた街が大事なのは分かります。
それぞれの地域の意見は、間違いではなく、そもそもゼロか1かの議論ではないのです。
全国に高速道路と新幹線網を巡られて、地域格差を無くし強靭で豊かな国土を作ろうというのは、1970年代に田中角栄ら政府が描いて決めた国家戦略です。
その戦略の推進によって、戦後日本が発展したのは間違いありません。その後オイルショックやバブルの崩壊で、戦略は完遂されないまま、少子高齢化で人口は減少し、都会と田舎の格差はまた広がりつつあります。
50年以上前の計画なので、見直しも必要という意見も間違いではありません。
しかし、都会と地方の格差をなくすという考えは、過度に集中した現在の首都圏などを考えると、少なくとも全否定されるものではないでしょう。
東京が政治、行政、経済、文化の中心で官公庁が集まり、企業の本社が集中するのも、以前はそれが便利で企図されて進みました。
ネットの時代で、オンラインで申請やら何でもできるに、もはや多くの会社や人が集まるのに、いつまでも首都圏にこだわるのは何だかです。
首都機能分散もですが、条件をつけて、もっと半強制的に地方への移転を推進すべきとも思います。
インフラ整備でいうと、地方都市でも財政は厳しく、過疎地域へ回すのには限界があります。地方都市を住みやすくして、インフラ整備をできる地域をセグメントすることも必要でしょう。
山奥や離島などの人には厳しい話に聞こえますが、ほっておいても、間違いなく来る未来です。
御高齢の方とかで動きたくないという人に嫌われても断行して行くべきです。お金があるうちに、しっかりと新しい居住地に住める厚遇と補償をしていくことです。いつまでも限界集落のインフラや危機管理に税金を投入しているよりは、実は劇的に効率が良い税金の使い方なのです。
大都会が便利、田舎暮らしで良いというのは両方とも慣れからくるわがままです。昔の日本では、もっと開拓精神で移住なども受け入れられていました。
大都会で最低賃金でブラックに働くぐらいの仕事しかないとか、限界集落でインフラの劣化にボヤき続けてる人らを整備新幹線の停車駅近くで、工業や1次産業、流通拠点から商業、医療介護施設などの仕事とネット環境やらが整った住宅に計画的に住まわせるのです。
新幹線や高速道路の交通インフラはそれらと産業に合わせて、次の未来を考えて推進すべきです。それぞれの地域の今の人にアンケートしていても決まるわけがないのです。
