
国鉄からJRになって、大赤字から脱却して、地域に密着したきめ細かいサービスができる会社になったと思われています。
しかし、実態としては、国鉄時代と大して変わらない親方日の丸で融通が利かず、えらそうなお役人体質のまま、利益を追求するが故に利用者そっちのけエゴ丸出しのセクト化に走っています。
モータリゼーションの時代であり、世界的にも鉄道の採算は厳しく、将来は厳しいものです。ホテルや飲食、不動産などさまざまな鉄道以外の事業で稼いでいるのも、民営化されて良かった面と言われます。しかし、肝心の本業である公共交通、インフラとしての利便性追求、国土軸の未来への役割を忘れては困ります。
JR同士で、ここに新幹線を作るから、在来線は三セクに回る。エリアが輻輳すると、ライバル会社のように揉めだして、話が進まない。
自社エリアを超えてICカードが使えない。
自社のWEBサイトや予約サイト、アプリにしても、普通の民間企業より垢抜けない使いづらさのままです。他社の新幹線や特急が予約はしにくいなど、今どきもっての他のレベルです。旅行慣れして、何度も使えば少し使いこなせるけれど、JRの仲の悪さが良く分かります。
リニアとか新幹線の延伸は国家レベルの話です。自治体に賛否の意見があるのは分かっても、JR同士で対立があるのは情けないです。
こんなことやってるから、中国やフランスにも勝てないまんまなのです。
同じ条件のローカル線でも、東海道新幹線で黒字の東海のエリアだから廃止を免れるとか、地元負担が少ないというのは明らかな差別、不公平です。
国土軸を見据え、JR全体を俯瞰した経営のできるホールディングス会社に統合すれば、競争性や利便性を保ちながら多くの問題が解消できるのです。
民間ではかつてライバルだった阪急と阪神など多くの業界で存続のため、外資からの防衛のため、必死で統合しています。のうのうと、痴話喧嘩のようなまんまのJRではダメです。
