「棺桶まで歩こう」ちゃんと歩かないといけない

 キャッチーなタイトルで、中高年への運動啓発本かと思わせますが、高齢者にウォーキングを勧める本ではなく、終末のあり方の話です。

 在宅緩和ケアで2000人を看取った医師の本です。

 日本のとことんまで生命を長らえる医療の課題はよく聞く問題です。何となく延命治療を選ぶことがないように、真剣に老後を考える内容です。自分らしく在宅で穏やかな最期を迎えられる心のケアが中心になっています。

「歩けるうちは死なない」とコピーになっていますが、そこから終末医療に関して考えさせられるものです。

 健康寿命と言われますが、寝たきりとなっての期間が長いのはいくら長生きしてもやはり辛い時間になるのは分かります。

 歩くというのは比喩的な表題ですが、実際に一時的に病気などで歩けないと不自由を感じ、お金があっても何となく悲しくなります。

 クルマ社会ですから、私なども営業で車を与えられてる頃、目的地までギリギリまで車で行くのが当たり前でした。それが習慣づくと、歩くのが億劫になり歩く力が落ちていたものです。ウォーキングの良さと楽しさがわかると目からウロコが落ちた感じでした。

 時間や距離もですが、訪れたい名所など目的がある散策が良いとは思います。

 しかし、本格的なウォーキングはしっかりした姿勢、歩幅をとって、短い距離でも毎日継続する程度で良いと言われます。公園や広いショッピングセンター、マンションの空いてる空間などフラットで車の少ないところでしっかり歩くことです。

 逆に悪い歩き方だと、膝や腰に負担がくる場合があるので注意です。外を歩く場合、交通事故はもちろん、段差での転倒、衝突などの可能性は距離や時間に比例して大きくなります。

 若い頃から、習慣で健康とダイエットのため、バス停や駅間一つ歩いていた人が、結局躓いて歩けなくなったという笑えない話も聞きました。慎重に歩くのと無理は禁物です。

 高齢者の医療費負担割合が政治的にも問題になっています。政党や政府も後期高齢者の負担割合を3割にする検討を始めています。

 そうなると、高齢で医療期間にかこるか否かで本人や家族の負担の差も大きい時代になります。

 健康で病気をしないのが一番です。

 健康保険が高齢者に使われる割合が多く、現役世代の手取りが少ないので問題になっています。

 高齢者に対する保険適応の治療も、延命治療で診療報酬が稼げる制度をやめれば、現役世代の負担は減るのではと思います。

 

 

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