町工場がどんどん減っていく

 私の住むマンションのあるところや、近くにある地下鉄駅と区の総合庁舎の辺りも元々は工場でした。

 京都市の右京区は田畑や森が多かった地域ですが、戦前から工場も誘致されて、三菱自動車やDNP、島津製作所も周辺にはあります。

 ごく近所にも製材所や小さな工場がいくつかあったのですが、駅チカで住宅が求められて、どんどんマンションや一戸建て、店舗などになって行きました。

 土地利用が変わり届けが必要な開発です。

 1週見ないうちに、金属というか鋼材の加工工場があったところが更地になっていました。

 火花を上げなから時には土曜日も仕事をされていました。半沢直樹に出てきそうな小さな工場でした。

 跡継ぎ問題や景気なのか、ドラマのように銀行支援が無くなったのかはわかりません。

 京都市でもこんなですから、町工場の多い大阪の東の下町あたりや、全国的にも少なくなっているでしょう。

 空き地になるか、できていくのは大手デベロッパーのマンションや、チェーンのドラッグストアや買取業者、高齢者向け施設、葬儀の相談屋等、地元らしさはなくなっていくのと、地元へ落ちるお金が意外に少ないのではと考えます。

 大手企業は好調でも、中小企業の廃業、倒産はコロナ後最多を更新しています。

 単純に日本中が大手企業傘下とはいかない難しい面があります。コンビニや外食のフランチャイズと同じで、本体はロイヤリティで儲けたいので、決して下請けや系列に甘くはなく、絞りとります。人口が減ると容赦なく切られます。

 怖いのは、地方が都会に、日本が外食に、契約で絞りとられるだけの立場に堕ちることです。

 

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