
自民党が衆議院の3分の2以上の議席を得たので、国会の安定とともに憲法改正の発議もできそうなところになりました。
憲法改正というと、「平和憲法を護れ」「9条を護れ」と護憲派、いわゆる左翼系が大騒ぎします。
しかし、戦後80年を過ぎた今この機会にこそ憲法改正の議論は進めるべきだと思います。
憲法改正に関しては9条だけの話ではないのに、すぐ全ての議論をフリーズするのは、そろそろやめないといけません。
憲法を改正するというのは、保守でも革新、右でも左でもないはずです。いやむしろ本来革新系の政治家が叫ぶべきことです。
日本は異常で、憲法を変えようというのが保守で、維持したいというのが革新、左翼、リベラルです。少し考えるとおかしい話です。
しかもアメリカに半ば押し付けられた憲法なのに、親中に近い左翼が憲法改正に反対し、親米の保守が改正をしたいというのですからそれも捻れた感じです。
この問題は余りもタテマエ、うわべだけの言葉が行き交います。
そもそも「平和憲法」「自衛隊」という言葉も変です。
平和憲法の対局に「戦争憲法」というものがあるのでしょうか。そんな戦争大好き憲法というものは世界中探してもありません。
世界で平和よりも自分や家族の生命が危険にさらされる戦時下が好きな人も探してもいないでしょう。
考えなければ巻き込まれいものではありません。日本の憲法として、戦争に巻き込まれたらどうするか、しっかり議論すべき点です。
日本が第2次世界大戦、日中戦争、太平洋戦争を仕掛けた反省と言われますが、戦略の保持や交戦権を認めないというので独立した国を維持できるのでしょうか。
戦力と交戦権不保持、核保有など論外という主張もあるでしょうが、「正義の秩序とを基調とする国際平和を誠実に希求する」という前段からして、全て戦争大好きアメリカの傘の下でこその平和ではそれほど身ぎれいなものではありません。
じゃあ安保条約も無くなり、アメリカの基地が無くなり、自衛隊も無しで、まさに丸腰でいいのか、それも含めていつまでもつまらん論調を終わりにしないといけません。
実際に交戦権、戦力をどう維持するか、自衛隊でどうなのかしっかり議論し、話しをしていけば良いでしょう。
軍隊を持たない方が攻められないのが本当にそうならその通りで良いでしょうが、誰もが納得できる議論になるかです。
自衛隊が軍隊という名前かどうかというのは本当に些末な問題です。
「自衛」+「隊」セルフディフェンスフォースとは変な言葉で、自分で自分を護る部隊?そんなはずはなく、やはり自分の国を護る部隊のはずです。
自分の仲間、同胞が、家族が他国に攻撃、蹂躙されるとしたら、戦う力、負けない力が必要なのかどうか?
オープンにしてそこを議論していけば良いのです。当たり前のことですが、他国にああだこうだ言われる筋合いのものではありません。
極左、極右の人々も、何でもかんでも反対賛成ではなく、研究していればいろいろ建設的な意見も出るかもしれません。
まずは俎上に載せるこどです。戦争をすることが目的でないことを、ちゃんとして議論に入れば良いことです。極端に言えば、反戦イコール左翼でもないはずです。それなら反戦イコール核保有でも、成り立つのです。
太平洋戦争下や、戦後の混乱を知らない世代ばかりになり、安直にゲームのように戦争が始まるのは避けないといけません。
もう一つ憲法や自衛隊の議論に蓋をすることで、結局困るのはアメリカ依存が過度になっていくことです。兵器も武器も軍隊も核もアメリカ頼りで、過度にぼったくられても文句も言えず血税から巻き上げられます。
国防費の適正もある程度透明化して議論できます。
だからこそ、戦争に対してもっと現実的に議論しあい、憲法について話しあうべきです。
80年も経た憲法ですから9条以外でもアップデートしていけば良いと、もう少し気軽に考えられないものかと思うのです。
