10月も年金額変更!税金、社会保険料あまりに難し過ぎる

 年金問題、貰ってる方も、保険料を負担して将来貰うという方も世代を超えて複雑です。

 この10月に振り込まれる年金の金額も変わっています。と言っても毎回少し変わりますから、もう書くだけでも煩雑を極め、何のこっちゃです。

 裁判官や、頭の良いかなりの上級公務員でさえ、私が年金や社会保険の仕事をしていたというと、年金は難しいよねと嘆かれます。

 制度が、時代によって変わり、厚生年金保険料の計算や免除制度も複雑、細かい計算を加えますから、理解して納得するまででも大変です。

 その上、社会保険料や税金の特別徴収が始まると、その天引きの影響でも年金振り込み額が変わります。

 6月に年度の過去2年の物価や賃金に合わせ給付額が改定されマクロスライド調整分は目減りはしていますが、かろうじて一律微増しています。   

 8月は介護保険、国民健康保険料が変わるので、その天引きが変われば増減しています。概ね介護保険料は上がっている地域が多く目減りするケースが散見されます。

 10月は6月に確定申告で昨年の所得が決まりその情報が反映し、税の天引きが変わります。

 基礎控除が48万円から58万円に改定されるのが反映するのが12月になり、3カ月の調整含めてまた微増します。在職定時改定で65歳以降働いていた方も微増します。しかし、所得と年金が多く月51万円を超えると、在職老齢年金制度で支給が止まります。

 税金の計算も大概難しいですが、それを受けての年金ですから、反映は遅いし、難解を究めた計算根拠、もう間違ってるも何も計算して指摘できるレベルではなく、通知書や振り込み額を見てから従うしかありません。

 よく若い方でも、今の給料が続いたとして、年金は自分たちが働けなかったらいくら貰えると訊かれ、シミュレーションなどもあります。

 しかし、額面はシミュレーションできても、周辺の規定は現在ではわかりません。年金額への控除や基礎控除もどんどん変わるし、天引きされる社会保険料、税金も変わるのでは実際はざっくりとで、あまり意味がありません。

 文句を言いたいことはいっぱいますが、とにかく時間もかかる割に分かりにくいのです。

 画像は1年半ほど裁判所で働いて、国家公務員共済から来た年金証書と支給の通知です。期間が短いので金額は微々たるものですが、時間もかかって郵送代も勿体ない感想です。

 年金番号は統一されましたが、事務作業は厚生年金、企業年金、教員や、他の地方公務員などの共済組合もバラバラにこんな作業やってると思うと、ゾッとしませんか?

 共済組合独自の良さもあるのでしょうが、事務作業や周知、積立運用など、特色が必要でも何でもないところは統合すべきでしょう。

 複雑な制度ゆえに、多くの手間をかけ、人件費などのコストもかかる伏魔殿としか言いようがないですね。

 個人的にやはり腹立つのは、高齢者の働き方への矛盾です。 65歳以上の高齢者の雇用を促進すると言って、在職定時改定で、ほんの少し年金は上がります。しかし、前記のように稼ぎすぎると、年金の給付は在職老齢年金で停止というのは、明らかな矛盾、アクセルと、ブレーキを同時に効かすようなものです。

 片方で政府は恩着せがましい何かやっている感を見せますが、物価高への対応としては遅いです。

 基礎控除にしろ、在職老齢年金の基準にしろ、物価が上がればすぐのスライドするよう改定すればいいのです。結局は財源等で根本の制度を変えないので、年金が増えている対象は狭く微増だけです。

 結局、年金は国の制度だから、貰えるだけで感謝、足りない分は貯金や運用で切り崩すと、何も考えない方がスッキリなのでしょう。

少子化 昔は独身若手が多かった

 少子高齢化が進み人口減少が顕著です。自分たちが子育てしていた時代とは、もう1世代も2世代も隔たりができ、子育ての環境も時代が違うとは感じます。

 結婚に関しても、40年前の私たちの世代だと、学生時代からの交際からすぐ結婚するか、職場での出会いが多く、コンパなどでの出会いが少数でこれらが恋愛結婚で、あとは見合い結婚という分類でした。

 時代が進むと、見合いはカッコいいマッチングアプリとも言いますが、やはりリアルな恋愛は学生時代のキャンパスか職場が多いようでした。

 しかし、ここへ来てこの十年ぐらいの、いろいろな職場を見渡すと、ああこれじゃ結婚への出会いは無理だなと思うぐらい、独身の若い人が少ないのです。

 学生時代に、結婚を決めきれない事情もあるのでしょうが、いざ、社会人になると、その職場には、対象となる若い異性がほとんどいないのです。大きな本社などの職場全体を見渡すと、かろうじてゼロではないですが、毎日会うチームとか、実務をする課や係とかのセクションになると、若手はいても30前後子育て中がいるぐらいです。

 私たちの、入社した頃は20代の若手男子がゴロゴロいて、一般職の女性事務員がたくさんいて、女性の多い職場とまとまって合コンなどもありました。

 女性の働き方も今とは全く違い、何割かの女性は結婚相手を見つけるための腰掛けで就職していましたから、当時の職場結婚はある意味集団見合い的なものだったのです。

 平成から令和にかけて、男女の平等、雇用機会均等、女性の管理職割合の数値目標推進などが進みます。

 それらは、正規雇用の減少、就職氷河期を経て、今の経済的にも結婚できない、子供もできない社会を作ってしまいました。

 日本にとって、また多くの女性にとってさえ、この社会がいいものなのか、もう少し俯瞰して検証してやり方を考えてはどうかと思うのです。

野党こそ頑張れ! 参政党も日本共産党も?!

 自民党総裁選が、誰がなっても同じ、もう少し他にマシなのはいないのかと思われながらも連日注目はされています。

 それでも、自民党が解体的に出直せるかというとコップの中の争い感は否めない、過去の総裁選よりもスケールの小さい感じです。しかも、少数与党で野党との協議は必須、安定のためには連立さえも野党に色目使いも強いられます。

 なんだか、国民が物価高や、生活に苦しみ、長い政権の自民党に対しての不満での選挙結果に対して、総裁を変えるだけで良いのか。非常に、マスコミの騒ぎ方にもどかしささえあります。

 もっと、情けないのが、結集すれば政権を取れ総理大臣を出せる議員数があるのに、全くすり寄るその気配がない野党です。

「野党と言っても、右から左まで党是も主張も違うから無理だ」と言う人が多いですが、そんなこと言ってるから国難を乗り切り、国民生活を良くすることができないのです。

 手取りを増やせ、税や社会保険料の逓減を訴え、財務省解体さえ叫ぶ声は、右でも左でも関係ありません。今までの自民党中心の政治が、本来の保守でもなく、しがらみだらけで、既得権益を守るためだけになっていたのです。

 政治を志す議員がこぞって、ムダを無くし、国民生活のため行政を根本から変えることを大きな旗印に、政策のいいとこ取りでいいのです。

 財務省を批判している趣旨では、一番右の参政党や日本保守党から左寄りの、共産党、れいわ新選組でも根は同じです。

 基本的な政策をそこにして、連立内閣を組めば良いだけです。かつて、自民党は細川政権誕生で野党に落ちた時、政権奪回になりふりかまわず、社会党と組み、自社さきがけ政権という、何の思想的統一もない組閣をしたこともあります。

 それでも内閣は組めるのです。

 共産党や極右はアレルギーがあると言われます。

 しかし、例えば日本共産党、支持する層や、一人一人の自治体の議員さんは、マルクス主義の網領に同調し、それが実現などとは考えてもいないでしょう。

 私の父も、自衛隊にも行った愛国者でしたが、商店経営をしていて商店街組合や化粧品小売店の組合の役をしていた時、こまめに話を聞いて真摯に対応してくれたのはやはり共産党の市議だったと聞きました。

 労働組合の一部もですが、共産党に選挙で投票している人は、マルクス主義など関係なく、その党の議員たちが、総じて倫理的に清潔で、地域活動に熱心で、市民の声を聞いてくれるといった点ではと思います。

 高市さんでさえ、いきなり総理大臣になって靖国に参拝するかとなると、多くの層に祭り上げられれば、結局トーンダウンし、そこまで右寄りで内閣は組めないでしょう。

 連立となれば閣議は大変ですが、結局さまざまな思想や宗教が入り乱れ、保守からリベラルと調整に、ムダなエネルギーをつかい玉虫色の政策しかできない、今の思想のない与党でも同じです。

 しがらみのない、やる気と情熱のある真面目な議員であれば、誰でも内閣を組めばいいのです。野党連携でどうしても、足りなければ、自民党からいい人材を入閣させればいいのです。国のために、今なんだって遮二無二やればみんなついて行きます。

 頑張れ、野党と言いたいです。

 

1970年代後半音楽界にも衝撃をもたらしたCM戦争

 1970年代とか、80年代とは単純に分けられず、70年代は前半と後半でも大きく社会は進化、変節したのではと思います。

 それまでは高度経済成長期で個性的な娯楽は少なく、遮二無二働いた後は、同じ歌謡を口ずさみ、同じテレビドラマや映画を楽しみ、スポーツのヒーローを応援したのです。国民的と言われた歌手やスポーツ選手の知名度は抜きん出ていました。

 音楽も、浪曲から歌謡曲、演歌やムード歌謡が中心で、フォークソングや台頭しても、ビートルズやロカビリーだと言っても、やはり主流は歌謡曲でした。

 フォークやロック歌手がビジュアルがテレビに向かない、表現しきれないなどの理由で旧来の歌番組には出ない、出さない時代でした。

 そんな中、今のJ-POPの下地は、オイルショック後の1970年代の後半にようやく出来始めました。

 その大きな動きは、大手の2つの化粧品会社と広告代理店が仕掛けも多大な影響力でした。私がまだ高校生の頃、テレビからも資生堂とカネボウの競い合うCM、斬新な音楽、美しいモデルと情景、謎めいたキャッチコピーが印象的に流れました。

 1977年、前年資生堂の「ゆれるまなざし」小椋佳楽曲、モデル真行寺君枝の秋のキャンペーンヒットを受けて、夏は「サクセス、サクセス」ダウンタウンヴギウギパンド楽曲、モデルティナラッツ、追随するカネボウが「舞踏会のワインカラー」新井満の楽曲というキャンペーンで対抗したのが、10年のCM戦争の始まりと言われます。

 翌年から、世間の誰もが知るような大ヒットを競い合う形になり、1978夏は資生堂、矢沢永吉の「時間よ止まれ」とカネボウ、サーカス「Mr.サマータイム」という、後世にも歌われ続ける名曲が出ました。キャロルの矢沢永吉も当時から知る人は知っていましたが、テレビでガンガン放送される影響は凄まじいものでした。それでも、レコードの売上、キャンペーンとしてはカネボウ、サーカスの方が当時は少し上でした。

 そして、翌年からも春、夏、秋と①キャッチコピー②無名だが魅力的なモデル③実力派のニューミュージック歌手の曲という3つの要素を踏まえ、手を変え品を変え競い合う構図の戦争が続きました。

 資生堂はハーフや外国人モデル起用が多かったですが、カネボウは日本人の若手が多く、夏目雅子さんはじめ有名俳優への登竜門となったのも、そのテレビへの露出からの知名度を考えれば分かります。それ以上に、普段テレビには出ない歌手の楽曲が聴かれ、メガヒット、ビッグネームにつながったのは戦略ズバリと当たったものの、当時としては画期的なことでした。その後売れに売れた何組かのアーティストの中にも、きっかけとなったCMソングが、最高のセールス記録というケースも多いのです。キャッチコピーから楽曲を作る難易度の高いものなのに、むしろその制約もメガヒットの要因になったのです。

 無名モデルやアーティストの発掘と売り込みの舞台だった化粧品CM戦争でしたが、1984年カネボウがバイオ口紅で既に超売れっ子だった松田聖子をモデルとして使い、楽曲も彼女の歌う「ロックンルージュ」ピュアピュアリップで話題をさらうと情勢は変わります。

 これは今までの3点ルールからの逸脱、禁じ手とも言えましたが、大ヒットではありました。

 その後も、両社はアイドルや既に売れた歌手をモデルに使い、アイドルグループの楽曲を使い出しました。ジャニーズの台頭とともに、女性用化粧品CMに木村拓哉を使うテスティモの落ちない口紅を大ヒットさせました。

 しかし、この頃はもう化粧品CMだけがスポットを占め、テレビを席巻している時代ではなくなったのです。自らの業界パワーを失いアイドルの人気に頼り出していたのです。

 もう、無名モデルをスターダムにのしあげ、大ヒット曲を作る勢いはなくなりました。1990年代バブルが弾けると、多極化、個性化の時代に入り、大手ーカーのキャッチコピーとメガ宣伝で誰もが飛びつく時代も終わったのです。

 業界としては、バブルだったのでしょうが、広告宣伝費は高くつき、広告代理店ののせられていた面もあったのでしょう。資生堂もカネボウも決算を見ると販管費が高く、利益を出すのが難しい構造になっていました。本体赤字を化粧品でまかないたいカネボウはかなり苦しかって後の債務超過に、繋がります。

 世間の誰もが注目したキラキラした1970年代後半から1980年代.そんな時代があったから今のJ-POPがあるのかもしれません。入社した当時から、キラキラは外から見ただけで内情はかなり厳しいものでしたが、それはそれで楽しんでました。

 

国勢調査ネットで楽々

 国勢調査の案内が来ました。昔は調査員が町内じゅうを回っていた時代もありました。今でも、ネットはおろか読み書きも難しい人、放置しがちな人を調査員が回ることがあります。

 統計法で、調査を出すのは義務で、違反すると罰金などに処されます。

 住民票をちゃんと届けているのに、何で調査するのかという疑問を抱かれる方はあると思います。私も知らない頃、そう思っていてムダ金使ってるなと思ってました。

 実は、人口は調査による統計人口と、住民基本台帳人口、推計人口の3種類があります。

 国勢調査は、実態を調査して人口を知り国や自治体が政策の基本にするのものです。

 例えば学生などが、住民票を移さずに、大学のある都市に下宿している場合などは、住民基本台帳の人数と実際にそこに住んでいる人は違います。

 また、平日は朝から他所の市や都府県にまで通勤して働いている場合、昼間の大部分の時間、インフラの恩恵を受けて、消費をし、事故や災害の影響を受けるのは職場のある別の自治体になります。

 学生や昼間人口の多い都市は、住民基本台帳以上の人口を支えるインフラや政策が必要になるわけです。

 また、人知れず亡くなったり、失踪するなど、届けられない不明者もいますし、こっそりと住んでいたり、入国して滞在する人もいます。住民基本台帳の届けにもタイムラグがあり、統計的は推定をかけないと実態とは乖離します。

 国勢調査の必要な理由は、聞いてみると分かるものだと納得できます。

 しかし、せっかく多くの国民に調査するので、もう少し国民生活へのリクエスト、政治、行政への注文を伝えられるものにすればと思います。

 非常に書きやすいフォーム、インターフェースになっています。

 これでも難しい対応を強いられる人もいますが、よくできてはいます。

 他の役所への届けなども、このぐらいわかりやすいか、もっと簡素でいいのです。あと、ネットでできる届けはもつと幅が広がればと思います。お金が絡む給付だとかはセキュリティが厳しいのも分かりますが、ネットで他の決済は楽々できる時代です。ダウンロードはできても、あとは手書きに近いような書類が多すぎます。一歩進めば、やってる感で満足する。デジタル化のスピードが遅いのが、それぞれの省庁です。

書評:深田智「原子力の現在地」わかりやすく中立な専門書

 たまたま手にとって、たまには専門書をと速読してしまいました。

 放射線の発生原理などの基礎知識、医療、工業、環境への応用、発電の仕組み、人体へのさまざまな影響を幅広く解説された本です。

 そして、やはり注目な、廃棄物処理の問題、今後の原発の安全性、次世代原発、トリチウム原発や核融合技術の進捗など、興味津々の解説もあります。

 わかりやすくと言いながらも、基礎知識はそんなになく難しい面もありますが、中立にたんたんと書かれる内容には、なるほどと唸る箇所が多いです。

 理系、文系と人を分けるのは好きではないですが、東日本大震災と福島の原発事故以降、原子力というと感情的になり、思考停止になっている人にも是非おすすめです。優秀な人材がエネルギー関連に集まらず、政治でさえタブーになるのは困りものです。

 何でも反対、何でも先送りで、再生エネルギーという詐欺みたいなリベラルに多くの国民が惑わされ騙されて、日本は防衛はおろかエネルギーでも世界に取り残されます。

 統計的にみても、原子力のエネルギー効率がずば抜けて優れた点は改めて分かります。化石燃料や再生エネルギーが、環境面からも課題が多いことも、もう一度勉強し、考えるべき点です。

京都市幻の地下鉄延伸、球場、市役所移転?

 京都市のLRT構想を先日書きましたが、地下鉄の延伸計画もほぼ頓挫し幻となったものがあります。

 洛西ニュータウンまでの東西線延伸が、入居者が50年待っても幻なのは割と取り上げられ有名かもしれません。

 もう一つ、烏丸線の延伸計画もあり、これは比較的距離も短く5キロ程度で、20年ほど前に計画され、ちょっと前まで東西線延伸よりはリアルに期待されたのですが、やはり幻となりました。

 現在の終点竹田から、油小路を洛南進都経由横大路で京阪につながるものです。京阪側も本線に新駅を設け直通させる案でした。

 元々鉄道は空白ですが、高速道路のインターなは近く、交通至便となれば副都心の機能は満たされ需要はあると計画されました。

 企業の高層ビルを誘致、市役所機能も移転させ、横大路には京都サンガFCのホーム、サッカー専用スタジアムを作り、老朽化した西京極球場(わかさスタジアム)の野球場もこちらに新設するという、壮大な構想でした。

 しかし、財政難で、サッカースタジアムは亀岡に譲り、市役所も昔のままの現在の場所を建物改修、増築することになったのは、周知のとおりです。西京極も現施設を改修することが発表されました。 

 副都心らしいと言えるのは、バルスプラザと、京セラ、任天堂本社ぐらいで、あとはドラッグストアやファミレスなどの郊外型の店舗や飲食店が点在するどこにでもある地方国道で、とても副都心とは言えない光景です。

 京都サンガFCは2部をさまよっていましたが、この頃はJ1上位で観客も2万人以上詰めかけています。このあたりは、京都市にとっては悲観的な読みが結果として外れてしまって残念です。

 建築基準の見直しで、さらに高層ビルが建てやすくはなりましたが、一体鉄道も空白のエリアでどれだけの誘致が今後可能なのでしょうか。

 竹田からの延伸は、地下線しか無理なようで、財産的にはもはや完全に棚上げで、洛西ニュータウンへの東西線と同じく、幻となりそうです。

 私はサッカーファンで亀岡のサンガスタジアムは駅近でキレイで見やすく良いスタジアムですが、京都市民としてはやはり京都市内にできて欲しかったです。

 地下鉄の建築読み違いも、仕方ない面もありますが、都市計画の杜撰さ、甘さ、先見性の無さです。

 かつて京都市は明治初期の東京遷都で、衰退を怖れ新しいものに取り組み日本初を企図し続けました。

 しかし、戦後80年を経てその意欲や革新性を喪っていました。

 個人的に思うのは、市役所の職員、市議会議員さん、その他関係の方も真面目で良く仕事をされますが、こと斬新な改革、先進的な思考は弱い気がします。それは、市民の要望を短期的にはよく聞き入れての結果で、縁を大切にする感じで、印象の悪い言葉では、「コネ」や「しがらみ」にこだわる部分でしょうか。決して利権とか汚職はないのですが、善人が生真面目にやってしまう仕事であやまった方向に進む残念な結果のような失敗です。

 構想をブチ上げて、やっぱりできませんお金はこんだけ使って、中途半端にやりかけが残る。推進力が足らないのかと、それを止める勢力が邪魔なのか、国でも事業が進まないのは同じですね。

 結果、頭の良い真面目な人が、いっぱい集まって考えて、なんじゃこりゃというハンパなものしかできないのです。

 邪魔をしているのも、一人一人のわがまま、利権かもしれません。

 

 

ドラマレビュー:夏クール タブーをしれっと題材にするしたたかなドラマ班

 

 ほぼ今日ぐらいまでに、7月スタートの夏クールドラマが終わりました。

 今クールは脇役クラスの主演抜擢が目立つ感じで、ベテランも頑張る感じながらで、俳優さんの世代交代も感じます。

 地上波がオワコン、オールドメディアと言われています。視聴率は昔では考えられない一桁前半でも配信も含めて玉石混淆で量産されていました。

 テレビ東京の「能面検事」は前に書きました。その中でも、タブー的事件が語られていました。

 社会派テーマのドラマに強いTBS日曜劇場が医療系、前回のニュースキャスターと、役者さんのスキャンダルもあり、イマイチ内容も浅いのでがっかりでした。

 ニュース系もさんざんな報道番組しかないのに、ドラマがこれでは心配です。

 元々、リアリティのないドラマですから、切れ味の斬新さと、ツッコミできる面白さが必要です。

 その点では、日テレの、岩田剛典と蒔田彩珠がバディが組んだ「Doctor Price」と櫻井翔、比嘉愛未、菊池風磨らの「放送局占拠」がしれっとタブーを取り上げ面白かったです。

 前者は病院を舞台に、医師の転職エージェントが闇を暴くのですが、コロナの不正受給なども題材に出てきました。

 放送局占拠は、櫻井翔のタイムリミットサスペンス、人質救出のアクションシリーズの第3弾で、病院、空港に続きテレビ局が仮面の武装集団に占拠され、時間内に人質にまつわる犯罪を暴いていく話です。舞台がテレビ局ということで、その闇は報道のヤラセ、偏向などを影で操る者がいるという、荒唐無稽な話に盛り込んだ自虐的な暴露です。

 実際、各局はニュース番組で大事件や重大政局の報道の後、街頭インタビューなどを盛り込みますが、局の方向性に都合のよい印象の話を編集しています。ほとんど役者まで使ったヤラセとも噂されていますが、事実上それをやってることをほのめかしたのです。

 ドラマ部が報道部もしくは、他局のスタンスをなじっているように思えます。

 フジテレビの問題以降、テレビのスタンスは難しくなっています。

 そんな中での、そういうテレビの世界での暗闘のような部分が楽しめるドラマでした。

 

京都も市電復活?LRT構想検討も

 岐阜市が廃止された名鉄の市内線路盤を中心にLRTの構想があることが報じられています。

 長く街に定着していて今年広島駅に直結となった広島の路面電車、広電は地方都市での成功例です。

 最近では、宇都宮市が最新のLRT開業のモデルとしても有名です。富山をはじめ、全国に市営や私鉄も合わせて、路面電車はそれなりに残っています。

 一方、大阪、名古屋、京都、神戸、福岡などはモータリゼーションの流れで地下鉄線になり路面電車は全廃されました。

 私の住む京都でも、そんな路面電車を復活させる案が浮かび、実はLRTの調査が始まっています。

 しかし、市電の廃止からは既に40年以上経ち、地方都市とは比べられないクルマの量と、道の狭さなど、課題のハードルは高いようです。

 昭和の終わり頃には、地上の道路はクルマ優先にして、地下鉄建設に期待もあり、そこまでのコスト負荷は想像できなかったのですが、結果を見れば致命的な悪手でした。

 インバウンドの影響で、観光客は過去最高を更新し続けて、何とかバスの混雑を避けて、輸送力を増したいところですが、バスやマイカーは渋滞し溢れています。比較的環境に優しく、大量輸送できるLRTが主要鉄道駅と観光地、繁華街を結べれば理想的ではあります。

 何よりも地下を深く掘り、バリアフリー対応施設など、かなりのスペックを求められる地下鉄は、出たさえ採算性は難しくなっています。ましてや、京都市内では遺跡が発掘されたり、地下水の問題があったりで、地下鉄の延伸は無理がありすぎたのです。

 何もかも中途半端な都市計画が残ってしまいましたが、アイデアを絞り、力強い推進力で古都の交通を革新して欲しいめのです。

 地方都市の成功例は、当てはまらない部分もあれば、参考に、できる点はあります。

 何より、人口減、過疎、高齢化、経済の低迷に苦しむ地方都市は、観光や産業誘致など必死に取り組んでのLRTです。その意欲や必死さは、観光客が多すぎるという、どこか贅沢な悩みの京都市も見習うべきとこです。

10年遅れの役所

 コマーシャルでたびたび流れる経理部員役の横澤夏子さんが月末に髪かき乱し、上司の滝藤賢一さんがオロオロするのを「楽楽精算」の場面を見たことがある方も多いでしょう。

 私のいた花王では、10年以上前から紙ベースの決済をやめ、スマホで画像を読み込む第何世代かのOCR.RPAが導入されていました。

 今は、請求書関連、切符もコインパーキングもさらにキャッシュレスが進んでいますが、まだ現金払いのみのところもあります。

 役所はまだまだ10年以上遅れて紙に貼り付けての目視決済です。

 私もその処理を預かっていました。ある時コインパーキングの100円のレシートと、本人申請の日付が1日ズレて使用日の翌日の精算日になっていたのをスルーしてしまいました。

 少額精算は立て替え金を前渡プールして多くの領収書をまとめて月末最終にチェックしてひと月分を精算していましたが、私も上司ライン3人もそれなり見ていても見落とし、経理や監査でお目玉でやり直しです。

 日付の1日ズレなので本人も悪気もなく、ボールペンで修正で終わりですが、またそれをまとめてひと月分の書類をまとめて4人が稟議して、されに会計室でチェック?!うーん、ムダなことやってます。金額齟齬ではなく、月度内なので、不正の要素もからっきりありません。

 そこにかかる人件費の時給が高いのも分かりますし、役所が1円もムダにしないために、ムダな時間を使ってしまう例です。

 会計の仕組みを変えれば、時短になり、人件費の節約というか、人は要らなくなる。

 役所でも、いろいろデジタル機器は導入されています。受付はわかりやすく病院のような大型モニターで表示される発券システムを持っています。インフラの防災や建築、土木の部門でも、公用車はもちろんですが、ドローンなどもかなりの台数を装備しています。

 結局、難しいのは、かつて人が関わってやっていたことを、機械がやっているのに、何故か人員はそのまんま?という点です。労組は昔からパソコン導入とかには反対してきた経緯めあります。

 もちろん、調整はされた部門も あるでしょう。しかし、職員もデジタル化対応でストレスとなっていて税金を多く使っていても楽してる気持ちは毛頭ないのです。

 市民目線では税金で贅沢している割にはと思われても仕方ない面があります。

 デジタル化の課題はこういうところにもあります。しかし、この10年の差は大きいです。