ランチが楽に1000円超える時代

 裁判所や市役所の中の最安値のお弁当はかろうじてワンコインでおさまっています。

 しかし、外に出て繁華街、オフィス街や住宅街のお店では、イートインでもテイクアウトでも1000円超えはザラになりました。コロナの少し前は、ランチに珈琲がついて1000円以内もあったのに、今やちょっとしてお店だと、1500円ぐらい当たり前になりました。

 近くのカレーやミックスフライ、ハンバーグなどの美味しいカフェも、先日行くとカツカレー単品が1300円となっていて愕然としました。サラダや珈琲つけると、考えたくもない、昔ならフレンチの安いコース並みの2000円近くです。

 カツカレーなんて、学生時代は350円をぐらいでしたが、町中の店で1300円です。大卒初任給以上に、外食の値段が高騰しています。

 一時のコメの急騰が、格好の言い訳、免罪符のように値上げされています。材料高騰を理由に、大手から個人経営まで、軒並み外食の価格は右肩上がりです。

 人件費がさほどかさまない家族経営でも、苦しいのでしょうか。食材の原価に占める割合がそれほどでもないので、もうちょっと頑張って欲しいものです。

 まあ、給料や年金が上がり、税金や社会保険料が抑えられて、手取りとお小遣いが増えれば、こんな愚痴みたいなこともないのですが。

 結局、500円以下の弁当や、手作りですまし、外食に行く人も減り、潰れる店も増えそうです。

 町中の店は、お手軽な価格でいつまでもあって欲しいものです。

 

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