天使が舞い降りる25の法則

「天使が舞い降りる25の法則」
タカラヅカの楽屋に貼られている「ブスの条件25」の戒めを、自分なりに新解釈してみました。
逆説的に美男美女?で仕事をして、ひとが集まり楽しくできるかにはどういう条件が必要かです。
.笑顔がいい挨拶ができる
苦虫を噛んでるみたいで挨拶もできない人に誰も仕事を一緒にしたいとは思いませんね。
2.お礼を言える
3.美味しいと言える
4.精気がある
5.自信がある
6.愚痴をこぼさない
愚痴らず人の倍働く。時間が倍にならなければ倍工夫する、考える考え抜く誰かに聞いたり本を読んだり最低でも人の倍努力してみる
人と同じだけのことをしていても、つまらない仕事でしかない。人の倍やると、つまらない仕事がつまらなくなくなる。
非凡な人は普通の人の、最低でも3倍働いている。面白くないこと辛いことも経験であり、コヤシとなって人を大きくする。
経験していくことは決して無駄ではない。毎日がつまらないなら、それは君自身がいつまでもつまらないからだ。
つまらない毎日から脱却するのは、自分自身を面白くするしかない。
7.希望と信念がある
8.悪いときも周囲のせいにしない
「仕事が面白くないのは〇〇がバカだからだ。会議ばかりやってる。幹部はちっとも現場をわかっていない。こんな仕事やっていても意味ない」
今が楽しくないのは〇〇が悪いからだ(自分は悪くない)と思うことこそが、諸悪の根源である。自分の好きなことだけしないこと。
みんな「自分のすきなことで、自由にやれて、楽で、給料もよくて、楽しい仕事がしたい」と本当は思っている。でもそんな仕事は絶対にどこにもない。
なのでせめて自分の好きなことをしようとする。それもかまわないが、自分の好きなこと『だけ』をしていると、
結局はそれしかできないことになる。どこにもつながらないし、誰も相手にしないし、何も広がらない。
9.自分をよく知っている
10. 声が大きく元気
11.なんでもないことに傷つかない
12.他人に嫉妬しない
同期や同僚、同じ程度か自分以下の仕事しかできない人が評価されたり先に出世する不公平や不合理はどこにでもある。
自分の能力以上に評価され、昇進することほど、ある意味不幸なことはない。
高いレベルの学習・経験をつもうが、誰も褒めてもくれなくなり、自分を律して成長していくエンジンをうしないかねない。
嫉妬も不平も言わず、ひたすら自分に与えられた職務とそれ以外も、職階以上の仕事をしていく姿が、実は最高にカッコイイ。
13. 目が輝いている
14.いつも口角が上り気味
への字の口の両側を上げ、笑顔になるだけで、毎日すこしずつ面白くなる。
15.責任転嫁しない
16.共感したり感動したりする
17.楽観的に物事を考える
人間は何にでもなれる
必ずなると決意すれば、天使が舞い降り、不思議な力を発揮して、成りたいものに必ずなれる。
周囲を苦しめず 周囲を喜ばす 一歩一歩なりたいものになる努力をする。
天使の心に周囲の天使の心が集まり、なりたいものになるのを手伝ってくれ、幸運の出会いが始まり成りたいものに必ずなれる。
自分の中の天使の力を信じて、決意した理想は必ず叶えられる。
18. 問題意識を持っている
19. 他人に尽くす
自分の身の回り 机の周り クルマ 家 会社 せめてキレイに整理整頓。
他人とのネットワークはやがて自分が助かるときがある。
20.他人を信じる
21.人生においても仕事においても意欲がある
22.傲慢でなく謙虚である
23. 他人のアドバイスや忠告を受け入れる
24. 本当に正しいことは何か常に追い求める
いろんな情報があふれる時代。すぐに結論に飛びついて行動を起こしたくなる。
でも常にこれが正しいことなのかは、始める前に、最悪やり始めてからでもよく考える。
ときに集団も間違った意思決定をしてしまう。
昔は誰もが正義のヒーロー&ヒロインだった。いつからか悪の手下と手を結んでいるような自分がいないか!
25. 存在自体が周囲を明るくする
2017年秋イベントで一緒にお仕事したヘア&メイクアーティストの方
本当に明るく、積極的で仕事が好きで勉強が好きで、毎日が楽しくて輝いてるような人でした。
オフがほとんどないほど、仕事をかけもって、でも収入や保障は大会社のようにはいかない。
それでもあの人にまた会いた、話を聞きたい、指導を受けたい。
大会社で高給とってても、笑顔一つなく、ろくにゴミの片づけもできない人が残念ながら多かったです。
(美を売る会社、掃除道具売る会社だったんですが)
仕事って本来、苦しみ苦行であってはいけない。ましてそれが顔にでるようでは周りが迷惑な話です。
輝いていてまた会いたいなって魅力的な人に天使は舞い降りてきます。

アスリートの性暴力問題

体操の杉原愛子

 WBCにも出場した大物野球選手が、強制性交で書類送検となり騒がれました。
 他にも年俸ウン億の人気球団の有名選手が女性スキャンダルで昨年は散々な成績でした。
 私の卒業した有名私大のアメフト部員たちも酒場で声をかけた女性への集団暴行で公判が始まっています。
 そこそこの体育会系大学生から、超金持ちで遊び金もアスリートまで加害者にも問題は多いでしょうが、どうも週刊誌から事件が表に出るのには大きなお金が動いているというのもきな臭いところです。
 こういう事件が起これば、組織を上げて謝罪とか陳謝、再発予防とか良識派が言われますが、「性」の問題というのは、がんじがらめにすればもっと爆発は大きくなります。
 私の大学の関係の書き込みでも、現在の学長、理事長体制への批判派と相まって、厳しい対応、廃部などを望む投稿もあります。しかし片方でスポーツが弱くなると大学の知名度やひいては偏差値まで下がるのでスポーツ推薦などは枠を広げて優遇しないと多様な才能ある選手が集められないというジレンマもあります。
 正直、マンモス大学で、さまざまな学生が入ってくるのに、OBが校祖の教えだ校風の浸透7がとか言っても現実的には無理です。不祥事、事件があって、学長や監督が開き直る訳にもいきませんので言葉は選ばないと難しいですが、要するに適切な性知識、性処理ができていないということなんです。
 それも、どのケースも、夜の街で知り合った関係であり、合意かどうかは判定の難しいような感じです。
 見ず知らずに痴漢をしたとか、夜道を襲ったとかではありません。
 女性にも、それなりの期待可能性があったかどうか、等というと怒られるのでしょうか。今回のケースとは別に、アスリートの年俸などが分かると、有名俳優などと同じで有名税的な、ハニートラップも当然増えます。
 有名人のスキャンダルは、驚くほど高いものです。慰謝料や示談金、賠償金よりも法外に高いのも問題です。

 


書評:ネットポルノを止められる本

 科学の本の書評です。世界中の人たちのエッチをガマンする禁欲体験談が読める熱い力作ともいえる、なかなかのボリュームの本です。日本語訳雑でです。原書読めるひとは原書オススメ。
 スマホ脳や、ゲーム中毒と並んで、インターネットでカンタンに猥褻なサイトに行けること、またやりとりができることはドーパミンを異常に分泌させる、現代を生きる人間の宿痾とも呼べる疾患でしょう。
 詳しい内容なネタバレなので避けます。

 インターネットポルノ中毒は、裸やエロスに対する中毒だけではないのです。「画面上の目新しさに対する中毒だ」だとすると、ポルノに限らず、インターネットそのものが、中毒と言えます。常に提供される膨大な新しい情報。特にSNSやコミュニケーションツールの通知は、大したことがなくても、それなりの刺激を受けます。動画などにしても、再生回数を競う中で心が荒む内容で、結局皆と同じような刺激であって、大衆迎合になるのです
 特に寝る前は、脳を休めたいものですから、更新や通知を気にしないでぐっすり寝ることです。
 まあ本当にはまっている人は、絶ちができれば、いいことずくめです。
 外向的になり、良心的で、愛他的で、神経質でなくなるそうです。
 持続的な満足を生む活動に目を向け、よい会話、整理、抱きしめ合い、目標設定、誰かを訪ねる、何かを作ったり庭いじりをしたりまあ人生枯れたような行動に見えます。。

報道され過ぎる?将棋界の闇?! 8つもあるタイトル

 藤井聡太さんをディするとオバサンたちから叩かれ炎上しそうなので、そういう書き方はありません。将棋界とはこういうところだという程度です。
 将棋界というのは伝統のある、言い方を変えれば将棋連盟という封建的な組織による独占業界です。気楽に誰でもプロになって、実力があって勝ち進めば名人になれるわけではありません、
 棋士になるには、奨励会という棋士養成機関に入ります。プロになれる日本の将棋の団体は将棋連盟しかないのです。プロレスやボクシングみたいにライバル団体や、インディーズ団体はありません。
 奨励会には一定以下の年齢(21歳で初段ちなみに26歳で四段になれないと退会)で、棋士の推薦を受けた人のみが受験できます。プロの世界には、現役・引退あわせて230名を超える棋士がおります。女性でも棋士になることは可能ですが現在は男性しかいません。
 女流棋士というのは将棋連盟が運営する女子だけの別の研修制度からなるものであり、男女別のトップリーグと言う意味合いでではないのです。棋士という職業のトップグループに女性が登用されない差別だとは誰も言いませんが、男性棋士には歯が立たないのでしょうか。

 藤井聡太さんが7つを獲得して、8つ目を狙うという8大タイトルは以下です。

竜王戦】 読売新聞 特別協賛:NOMURA
名人戦】 朝日新聞・毎日新聞
【お~いお茶杯王位戦】 新聞三社連合 (北海道新聞・ 中日新聞・ 西日本新聞・ 神戸新聞・ 東京新聞・ 徳島新聞) 特別協賛:お~いお茶
叡王戦】 株式会社不二家 特別協賛:ひふみ
王座戦】 日本経済新聞 特別協賛:東海東京証券
棋王戦コナミグループ杯】 共同通信 特別協賛:KONAMI 地方新聞各紙掲載強力
【ALSOK杯王将戦】 スポーツニッポン・毎日新聞 特別協賛:ALSOK
【ヒューリック杯棋聖戦】 産経新聞 特別協賛:ヒューリック
 すでに冠スポンサーに協賛を貰って、タイトルに冠しているのもあります。
 叡王の不二家以外は主催者は見事に全て新聞社です。
 8大タイトル以外の公式戦に、朝日杯やNHK杯があり、新人王戦の主催者はしんぶん赤旗です。
 なんと、見事に右から左までの新聞社が、系列放送局あげて、将棋を支え巧みに宣伝しながら報道しているのです。藤井聡太さんは、作られたとは言いませんが、待ちに待った新聞業界待望のスーパースターなのです。
 おそらく棋界のことも将棋のこともあまり知らない人が、大谷翔平のMLBでの活躍と同じように、藤井聡太が勝ち、記録を更新するたびに我が子かとおもうほど感動して涙されている。新聞や地上波テレビの衰退も囁かれますが、日本の報道は何て素晴らしくウマいのだろうかと思います。

マイナンバーカード便利?!

 何かと騒がれるマイナンバーカードですが、このところ使う機会があり、結構便利だと感じたことがあります。
 今の機能としては、①カード本体を身分確認、住所確認など証明書として、②公的な給付金などをひもつけした口座へ自動振り込み、③行政サービス住民票、印鑑登録証、課税証明などの発行、④健康保険証の役割、⑤予定として運転免許証の役割 ぐらいでしょうか。

 コンビニでの行政サービスは、別人のものが発行されたトラブルがありましたが、最近私も何度かやってみましたが、画像の通りでカンタンです。一度分かると、もう役所に行くことはないでしょう。これはお世辞抜きにかなり便利です。
 現段階では安く、もちろん役所への交通費もいりません。役所の窓口で人を二重に介して待たされ並ぶよりも、時間も節約できます。役所が遠いとか、仕事の関係で平日の役所開庁時間になかなか手続きに行けない人などはとても便利です。これは、私が今、コンビニのたくさんある街中に住んでいるからかもしれません。コンビニが近くになく行政機関の方が近いところもあるでしょうが、あのマルチ印刷端末は少なくとも過疎地でも設置してあげて欲しいです。


保険証に関してはまだ認証機械を導入していない医療機関も多いようですが、最終的には医療費が安くなっていくのですから、保険証の廃止とまでブチ上げていますので待ったなしでしょう。
 医療機関での確認作業も煩雑でしたから、患者、医療機関、不正受給を防げる国と三方のメリットは大きいです。

 身分証明は、ルールが統一されているようないないような感じです。マイナンバーカードは身分証明書としては最強のはずですし、本来そこに住民票の情報や税の情報は紐づいているのです。ところが、ナンバーを記入するだけなら、当然盗み見て誰でも申請や証明が可能になってしまいます。そのため、カード番号を医療機関ならオンラインで情報と顔認証確認できるのですが、その他のところでは目視で確認することとなります。現段階では免許証やパスポートとほぼ同じレベルです。ただマイナンバーがあることで、関連情報がとれ、戸籍や課税証明の添付などいらなくなると便利です。

 公金給付口座の紐づけもトラブルはあったものの、逐次申請よりも圧倒的に役所の手間、時間、情報漏洩リスクは少ないのです。ただ、まだ登録入力時にログアウト忘れで他人の情報が入ったなどの初歩的な人為ミスは皆無にはなりません。もっと、多くの入力や確認が全て電子でできれば、さらなる行政のスリム化につながるのですが、もう少し時間が必要なところかもしれません。
 今回でも、誤入力などがあって、再発防止にダブルチエックなど確認を徹底するとか言われましたが、役人が複数よって確認するなどそれ自体本末転倒の無駄です。必要なのは仕組みです。

マイナンバーカード トラブルVS未申請のデメリット ‹ 天使の星座 ‹ Reader — WordPress.com

上方芸人の鑑 上岡龍太郎さん逝く

 昭和の著名人の訃報もこのところ多い中、また一人。関西で人気の司会者、漫才師だった上岡龍太郎さんが5月に亡くなられていました。
 2000年に、人気絶頂の時期に芸能界をスパッと引退されたので、昨日ある会合であった若い人は彼のことを全く知りませんでした。
 Mー1が始まったのが2001年ですから、20歳ぐらいの人は生まれてもいないし、知らないのは当たり前ですが、知らないことが残念だと思えるほど稀有な天才です。
 今はテレビ時代に入ってからのお笑いが第7世代なのか、第9世代なのかℤ世代なのかよくはわかりませんが、その世代分類に従うと、コント55号、てんぷくトリオ、ドリフターズ、笑福亭仁鶴、立川談志などの第1世代の一角を占めた漫画トリオという漫才師の一人でした。
 ピンの芸人になり、立て板に水のようなトーク、司会が冴え、関西中心にテレビ、ラジオのバラエティを席捲しました。引退前は東京進出も果たし、報道でも代名詞の関西の名物番組「探偵ナイトスクープ」に続き「鶴瓶・上岡パペポテレビ」などで全国にもその名前と話芸が知れ渡りました。
 京都出身で、皮肉屋で拘りの強い性格、芸風で共感もあり、好感を持って注目していました。テレビで人気モノになっても、昔からの関西ローカルのラジオにも長く出ていた頃がマイナーでしたが面白かったです。ラジオ大阪や、ABCラジオの番組に1990年代には、何度かリクエスト投稿をしてハガキを読んでもらったことがあります。関西のこういう番組は面白い内容を読むのがメインで音楽はほんの刺身のツマで一瞬流れるだけで、延々と上岡のマシンガントークが聞けました。
 引退前のパペポのトークも良かったです。しかし、彼が影響を与えた笑福亭鶴瓶や島田伸介、明石家さんま、その系譜のダウンタウンらがこれからのテレビでウケる芸あり、自分の芸の役割は21世紀のテレビには合わないというのが、引退の理由だとも聞きます。最後は好きな役者として舞台でその活動を終えています。
 その前年1999年に親交の深かった落語家桂枝雀が自死しています。爆笑王として上方落語のトップランナーで高い人気を誇った彼も同時期に、21世紀以降現代の若者にはナマの至芸を見せることなく消えています。
 

 ともすれば、洗練されていてもやや素人的なアドリブ芸が主流のMー1以降の笑いと、質的に相容れないようなところがあったのか、想像するだけで詳しくはわかりません。
 
 以降、ビッグネーム的なお笑い王者が続々と現れ、河原乞食の代表のようだったお笑い芸人は、第〇世代と数を重ね爆上がりにステータスを上げます。成功者はニュース番組のコメントどころかMCも務め、地位もお金も結婚相手もIT長者なみになります。
 上岡龍太郎が反骨とか正義の代表とか、そういうことではなく、また裕福になった芸人たちもハメを外し、不倫や反社とのつき合いなどで浮き沈みもあります。そんなことも、もちろん元々「ありあり」なのが芸人の世界です。春団治や藤山寛美の例を出すまでもないことです。
 ただ、そこから出てきたこじゃれた人達が、もう「人生の成功者、勝利者」みたいな本を出し、動画再生回数を誇り、大学の卒業式や成人式でエラそうな話をする。そんな21世紀の芸人というのが、たぶん相容れないようなものだったのだと、これも個人的には想像します。
 
 

説明されずに更迭の、公邸問題 劣化する報道

 岸田文雄首相の長男翔太郎氏(32)は6月1日付で政務担当秘書官を辞職した。昨年末の忘年会の際に公邸内で親族と記念撮影をしたとの週刊文春報道を受け、首相が5月29日に更迭する意向を表明していた。
 非常に皮相的といいうのか、国民をバカにしたような報道です。
 公邸というと、「私物化してはケシカラン」と怒る国民がおられます。
 総理が執務をする「官邸」に対して、総理の日常生活を行う住まいを「公邸」と呼んでいます。どちらも税金で賄われていますが、総理大臣には私邸はあっても基本的には警護や非常時の無線連絡などの設備のある広い公邸に住んでもらわないと困るのです。家族が事情があり帯同できない首相もいましたが、ガランとした広い公邸に孤独な単身という場合もありました。
 官邸施設をいつまでも空きにして、首相が元から住む私邸にいては、官邸が無駄になって、私邸を警備も厳重に行い、臨時に工事をして通信の設備をつけないといけません。
 簡単にはっできず、ご近所も迷惑ですし、総理に連絡しようとしたら、電話がつながらないとかでは安全保障上も洒落になりません。
 こういう前提を知識として持たない国民に皮相だけ伝えて、深層を伝えないのが今の報道です。
 この見解は、すぐ感じましたが同じようなことを表にのべているのは、保守系の元キャスターお一人でした。

 さらに思うに、おそらく、奨太郎さんの更迭にはもっと、問題のある内容があったのでしょう。それは何かは想像してもわかりませんので書きません。
 問題は首相に、へばりついている新聞やテレビの番記者は、その深層部のことを、昨年12月の時点で知っているはずということです。週刊誌よりもはるかに、大勢張り付いているのに知ってない方がおかしいと考えるのは当然です。
 知っていて、黙っていたのです。週刊誌の報道で、あたかも初めてしったように報道するのです。
 そして、そこまで詳しくあからさまには報道しないのです。週刊誌にしろまずは、「忘年会を公邸で、記念撮影、不謹慎」ぐらいのレベルで伝えます。すでに総理サイドとは、ここまでにしといてくれとなっているのでしょう。結果、少し考えるとどうもおかしい報道だけ浮きぼりです。半年も経って何で、こんなレベルで更迭かという違和感しか残らないわけです。
 大手新聞やテレビ局の番記者など、葛藤もあるでしょうが、何のために首相に張り付いているのか、一般サラリーマンでは考えられない高い給料をもらって、スキャンダル誌に劣る報道しかできないのは情けなさすぎます。
 かつては、各社記事内容も異なり、スクープを競い、総理と丁々発止し、時にはブレイン的役割もはたしつつ、よほどの国家機密以外は忖度しない記事も書いたような気概ある記者など皆無となっているのです。
 新聞や地上波テレビは、そのハード的な部分以上に、中身が劣化してオワコンとなっています。

女のモテ期、オトコのモテ期

 昭和50年代頃まで、女性の適齢期を揶揄して、「クリスマスケーキ」と言われ、大学の同期や後輩たちは、焦るような感じもあり、遅くとも30のやや手前で、多くは結婚の便りを聞きました。
 24ぐらいが売りの最大のチャンスで、26を過ぎるとたたき売りになるケーキに例えられたののです。
 今の女性の雇用条件とかの制度もまだ整いきれず、社会全体の風潮も違いう時代でした。女性は優秀でも仕事は腰かけで寿退社か、せいぜい出産まででした。
 今はアラサー、アラフォーも当たり前に活躍され、40ぐらいで、グラビア出して、その後結婚する人もいますし、盛りの時代は長くなったと思っていました。
 ところが、現代でもあるニュース番組の企画コーナーを見ていると、モテ期を感じた時代を男女別に集計したデータが紹介されていました。男性が10代から60代ぐらいまで若い頃から、なだらかに分散しているのに、女性は圧倒的に20代に集中していました。
 これを見た30代の女子アナが、20代の後輩アナにしみじみと、「これ、絶対その通り当たってる。私も30代になって、本当にパタリと声もかからなくなった」と嘆いていました。
 やや、男性目線的な話で申し訳ないですが、確かに、その方は大学のミスだったのですが、続々入る強力で旬な女性たち、顔面偏差値の高い後輩には、圧倒されてる感じでした。
 昭和の化粧品CMで25歳はお肌の曲がり角と言われていましたが、アラサーで頑張っている人も、確かによほど改造してるか上手く化粧していないと、油断して映る肌は、10代後半とは比べ物にならないぐらい衰えています。
 男性のモテ期が年齢を重ねてもそれなりなのは、どういう面なのでしょう。イケメンとかビジュアル、ルッキズムではやはり20代でしょう。
 まあいろいろ問題ありのジャニーズ系も、それでも40代ぐらいでかなり第一線ですから、集団坂道系とかの女性アイドルに比べここでも、男性はアイドルの寿命やモテ期に幅があります。
 IT社長や、お笑いで稼いでる人が、年齢、容姿とはず若い女性と結婚しているのは、やはりお金なのでしょうか。
 ただ、お金、ルックス関係なしに、人間が落ち着いてきて、異性を尊重して上手く付き合える年齢になった人はモテるのかもしれません。自信をもって、つき合える安定感、相手の気持ちを推しはかれるような気配りを、年齢を重ねて身につける人が多いのかなと思います。
 まあ、モテ期は感じ方なんで、若い頃はモテていても自身で感じてなくてというのはあるのかもしれませんが、私もモテ期だなと思うったのは40過ぎてからなのです。
 そう考えると女性も、この先は年代が分散していく時代に入るかもしれません。

宝くじは、愚かモノに課せられた税金か 道楽か

 実際の宝くじの還元率(当せん金として支払われる率)は45%です。
 ジャンボにもBIG、ナンバーズにも旬の男女のタレントがたくさん出てCMがジャンジャン流れています。思わず、宝くじ売り場に走りそうになります。
 中にはみんなが宝くじを買った分だけ当選金に割り当てられると思っている人もいうそうですが、それはさすがに全く違います。行列に並ぶ人々はこの事実を知っていてなお並んでいるのか、知らずに並んでいる人がどのくらいいるのかは私はわかりません。結局最後に一番儲かるのは胴元(販売元)ということなんですね。

 識者、ファイナンシャルプランナーの間では「最も割の悪いギャンブル」と呼ばれ、一部の経済学者の間では「愚か者に課せられた税金」とまで言われています。
 そこまで、言われてもこの行列が減ることはなく、喜々と高額当選が出る売り場まで交通費を使って買いに走り、SNSにアップしている人もいます。

 じゃあ残りの54%はどこへいったのかというと、諸々の広告宣伝費や地方自治体への交付金として使われています。天下りの公的機関などに莫大なお金が流れています。
 あるインフルエンサーが1千万円ほど注ぎ込んで当り賞金は230万だったそうです。
 ほとんどの方が周りも含めて、高額賞金に当たった話もなく、沢山買っても300円かせいぜい3000円がで、2割すら回収していない感覚です。45%というのも実は、高額賞金を含んでいるので、還ってくる賞金の比率の中央値は2割以下です。高額賞金の当選の確率は、飛行機事故にあう確率の方が20倍ほど高いとも言われます。

 ただ単に宝くじをひとつのエンタメとして消費しているんじゃないかとか、1年に2度ほどのでっかいお祭りに参加してい夢を見るという感覚、あるいは分かっていてお金持ちが税金と同じように貢献のためお金を落としているのかと聞くと、そうじゃない5億円欲しいと言われます。

 夢を買いたいというお目出たい人の寄付と好事家の道楽のアガリは、せめて今のように、ダラダラと使途不明に近い使われ方をするなら、上限を決め、それ以上売れれば懸念の少子化対策や、防衛費で増税するのを止めて、そっちを賄えばと思うのです。

最もエライ働き方は無報酬、低賃金か

 理系の推理作家で「すべてがFになる」等で著名な森博嗣さん、今はセミリタイアにして悠々とたまにエッセイを書く程度ですが、生き方の指南書のようなものも良く書かれていてとても参考になります。
 比較的、さっぱりと論理的に割り切る生き方を進めるパターンの多い著者ですが、「諦め」に関して、一方的ではなく、よく分析されています。多くの方がその対極というべき、「こだわり」にとらわれてしまうことからの解放を諭しています。
 あとはネタばれになるので、大まかに彼のエッセイ全般に受けた印象からの話にしておきます。

 もちろん、印税だけでも大金持ちで、若くして国立大学の准教授にもなられて、片手間で書いたミステリのシリーズはベストセラーになるような天才的な成功者であり、多くの啓蒙書や成功の秘訣話同様に、凡人が読んだり聞いて真似できることと、全く無理なことも確かにあります。それでも論理的な思考や発想は影響を受けます。
 彼の論説の中に、「働くことはエライことでも何でもない」というのがあります。お金という報酬を貰うわけです。
 お金を必要として、他に手段がないなら割り切って働くしかないから、諦めを促し、「働き甲斐」というものは基本的に否定されます。
 結果好きになればいいけれど、好きになれる仕事がないから働けない、働かないというのは違うよということです。労働=苦行説ではなく、あくまでその人ができる仕事を割り切ってやって、多くの職場が成り立ち社会が営まれていることがわかります。苦しいから賃金が高いのでもなく、そこにあるのは仕事という対価のあるものだというだけです。
 これには、いろいろ異論というか、逆説もありそうですが、一つの考え方としてはスパッと悩みを断ち切れます。
 森さんは相談の投書などで、救いのないほど冷たく、夢のある仕事に就きたいとか言う人をバッサリ斬られます。
 夢を追い続けるなら、死ぬほど努力して追い続けてみて、ダメだと気付けばあきらめろと、要するに、熱血的な答えと同じになってきます。
 それほど、夢や憧れへの執着がなく、才能もない人で、お金が欲しいなら、悩む必要もなく働けば良いという、実も蓋もない論理的結論です。
 こういう辛口になれないでややオブラートに包む回答者の方が人気があるのかもしれません。
 大金を稼ぐとか、高額所得者がエライというのも否定しています。年収や時間給が高ければ高いほど、それに見合う対価の仕事をしているというだけで、偉くなるわけではありません。
 立派な仕事をしておいて、お金を貰わないとか、最低賃金しか貰わない方がエライと言う定義には当てはまります。それは論理的には全くその通りです。
 高額報酬を何に使おうともちろん自由です。
 そうなると、ボランティアで無償で汗を流し、お金を貰う人よりも社会貢献するなんていうのは、さしずめすごくエライことです。
 これ以上はネタバレになりますが、森博嗣さんの本は書名とは営業上しっくりあっていないですが、ハマる人にはすごく面白く、参考になります。

1972年ヒロシマ 原爆同等の被害という封印設定 #ウルトラマン#特撮

 広島でG7サミットが開かれ、各国首脳が原爆資料館を訪れたことで思い出したお話です。 
 1972年4月、「帰ってきたウルトラマン」の後を受け、昭和の第2期ウルトラマンシリーズ第2作「ウルトラマンエース」第一話「輝け!ウルトラ5兄弟」が放映されました。
 当時、私はもうそろそろ怪獣から離れだす、中学1年生だったと思います。兄にはいつまでそんなの見てるみたいに言われたのを覚えています。
 この「エース」という番組は、難産で、呪われたと言われるほどトラブルも多く、設定も直前で変わり、路線変更もあった作品です。長くなり、多少端折りますが、初めてウルトラ兄弟という設定が現れた記念すべき作品ですが、元々円谷も連続でこの枠を受け持つのではなく、1回休んで次の作品をじっくり作ろうという案すらあったようです。
 主人公の男女がタッチしての変身で、敵は怪獣よりも強力な生物兵器の超獣、そしてウルトラシリーズ初のシリーズを通しての悪役で超獣を送り込む異次元人ヤプールというチャレンジングな設定でした。
 初代のマンやセブンに比べ低調と言われた「帰ってきたウルトラマン」を超えようという意欲には満ちていましたが、実際には迷走したようです。
 当初はセブンのように「ウルトラ」のあとはマンがつかない「ウルトラエース」という題名の予定でしたが、商標の関係で使えないことで急遽、「ウルトラマンエース」と言う名前になり、これがウルトラ兄弟にもつながりました。エースだけ何となく造詣はウルトラマンには似ていません。後の兄弟も商標問題は無ければ「ウルトラタロウ」や「ウルトラメビウス」などになったかもしれません。
 そして、何と撮影がスタートして直ぐにヒロインが事故で大怪我を負い降板となります。主人公南夕子さんを演じたのは、急遽の代役さんなのです。
 そして、やはり男女合体変身というのがそもそも分かりにくいし、子供が遊びで真似しにくいという問題もあり、初回以降は視聴率は低迷したようです。後半のテコ入れ、路線変更で男性だけの変身となり、そのヒロインも唐突に月星人だった月に帰るというトンデモ後付け設定で降板させられます。後半好調だった前作「帰ってきたウルトラマン」の流れを受け初回はウルトラ兄弟というコピーもあり20%後半を叩きましたが、以降大台はなく低迷します。前番組で心躍った、マンやセブンの兄弟のゲスト登場も、今作ではゾロゾロ出てきてもかませ役に回され不満と不信が溜まる内容で子供も離れたと思います。

 ここまでは、昭和特撮ファンには比較的有名なエピソートです。他にもいろいろありますが割愛して本題の広島の件。
 これはこの「ウルトラマンエース」第一話「輝けウルトラ5兄弟」で、男女二人の主人公、広島県福山市のパン屋の配達運転手で実直で熱血漢の男性と、福山市民病院の優しく元気な看護婦(当時の名称)の女性が、超獣の攻撃に街が襲われ際、「ウルトラマンエース」に助けられ、エースへ二人で変身できるアイテムを貰い、新しい地球防衛組織TACに入隊するというところです。
 初回としては盛りだくさん、てんこ盛りでツッコミどころも多い感じで、不完全というのか、何だか子供心にも消化不良の印象はぬぐえませんでした。
 その、テンコ盛りの第1回なのですが、なぜ、広島県福山市?という実際の地名でローカル都市になっているのか不思議です。後でヒロインの夕子が月の出身だとされると、ますます「何で福山?」という話が出ます。
 実はここに封印された部分があるのです。次にベロクロンが現れるのは首都圏K地区(なぜかイニシャル)、地球防衛軍が壊滅状態にされ、新たに結成されたTACの竜隊長が、「地球防衛軍を壊滅させたベロクロンはもはや、怪獣とは言えない異次元人が送り込んだ生物兵器、怪獣よりも強い超怪獣、超獣だ」と語るセリフがあります。
 その前に実際に竜隊長がすでに収録した場面のセリフは「広島市を襲ったベロクロンは、広島に原爆と全く同じ規模の被害を与えた、原爆を落としたのと同じ、異次元人の悪魔の所業だ」細部は違うけれど大意はそういう内容で脚本通りだったそうです。
 広島の市民に原爆を、怪獣番組で想起させるのはケシカランと言われたか、原爆投下を悪魔とよぶのはアメリカに忖度したのか、何か他に事情があるのか、この部分は封印され、急遽広島県の第二の都市福山市にお鉢が回りました。
 広島の原爆ドームが崩れ、このセリフがあれば、衝撃で、社会問題的なものも訴えた、かなりハードな展開、重い内容を抱えて新機軸の第一話となっていたはずです。昔なら許されたこともあれば、子供向きにそこまでは遠慮されたこともあるものです。
 被爆したケロイドを連想させる宇宙人を、登場させて謝罪して永久欠番になったウルトラセブン第12話の件もあり、設定を慎重に再考したとも思われます。
 原爆ドームを怪獣が壊すことはやはりタブーだったとも思いますが、世界の核を取り巻く状況もまた50年を経て不穏でもあります。現実世界にはエースもヒーローもいない上、やはり政治的な大人の裏事情であたふたと庶民は振り回されるだけです。