立春、旧暦元日、季節の始まり

 暦の上では季節を分ける、豆まきと恵方巻を食した節分、翌日の春の始まり立春が過ぎ、肌寒い日々ながら春の日であり、旧暦ながら一年の始まりとする時候です。太陰暦の中国では2月10日が旧正月となります。春節で中国人が買い物や旅行で大移動する時期ですね。
 この時期が一年の始まり、四季の始まりというのはさすがに日本ではピンとこないでしょう。西洋占星術の12星座は春分スタートですが、四季を細かく分けた24節気は立春スタートとなります。春が季節の始まりで、冬ごもりから何か活動を始めようという地域ではよく合っています。
 山茶花が咲き、梅の花も咲きだし。5時までのお仕事の人は仕事が終わる頃真っ暗だったのが、5時過ぎでも明るく、日の入りが随分遅くなったのを実感し、本当の暖かい春の季節はそう遠くないのが分かります。
 2月は日本の南岸を低気圧が通る時に、太平洋側でも大雪になる時がありますが、それでも寒暖差のある日を繰り返しながら、暖かい日が増えていきます。
 まだまだ朝晩は寒く布団からでにくい上、2月は花粉も飛び出すイヤな季節ですが、何となく春の足音、花が咲く便りとかはいいものです。
ものぐさで始めていなかった活動に取り組み、めげずに頑張りましょう。

二十四節気 大雪 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)

 12月7日からの大雪(たいせつ)とは本格的に冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もるという二十四節気です。
 今年も暖冬傾向とはいえ、時にみぞれや雪も舞い、朝晩は凍える寒気が来ます。
 この7日から10日ごろの時期は閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)と七十二候で言われ、天地の気が塞がれ、冬がおとずれる頃。空は重い雲に覆われ、生き物はじっと気をひそめています。塞ぐという言葉は、寒さから人々を守るという意味でとることもできるそうです。
 新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われます。おせちの予約、カレンダーや手帳などはとうに出回り、年賀状の準備も気忙しさを煽ります。

 今年も残り20日、仕事納めや休みを逆算すると、クリスマス商戦のピークがまもなく来て早くもカウントダウンが間近です。テレビなどでは、今年の〇〇とか、流行語や重大ニュースをとうに振り返りだしています。
 今年は世間的には、アフターコロナの本格的なスタートであり、インバウンドなど活気も戻り出した反面、ウクライナが停戦されない間からガザの戦争も起こり、世界も騒然となりつつあります。物価高も収まらず、ここへ来て岸田政権や自民党も大きな問題を抱えて来年に向かいそうです。
 岸田さんは別にして、仕事でもプライベート、勉強等でも、今年の宿題、課題をなるべく今年中に終わらせたいものです。それは理想と言われるかもしれませんが、なるべく引きずらず、責任の所在や問題を明らかにして、スケジュールだけでもはっきりさせ年内に目処をつけたいところです。せめて、何とかなるさと思いこめるか忘れる程度に、仕事納め、今年中までにしておきたいものです。
 大掃除、気持ちの中も掃き清めておきたいです。

2023年11月23日【小雪】 射手座

 二十四節気は昨日22日から【小雪(しょうせつ)】にあたっています。今年は夏が長く、やっと秋らしくなったと思ったら冬の訪れという感じです。職場近くの桜の木の葉も色づきが終わり落葉が始まりました。先日は時雨にみぞれのようなものも混じる冷たさでした。
 木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃が「小雪」です。冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入口と言えます。
 黄道12星座では今日11月23日から射手座、人馬宮のソーラーリターンの月に入ります。視野を広め、あらゆることに好奇心をもって新しい世界を見る変化のムーブを後押しするのに適した月といえます。自由でややおおざっぱでも行動的なイメージを他の星座の人も重ね合わせて、この時期を楽しむようにしてください。
 今日は日本では1年最後の祝日、勤労感謝の日です。12月には祝日はありません。月曜日以外の月日固定で3連休にならない祝日は皇室絡みの起源が多いです。戦前の「新嘗祭」の日をそのまま「勤労感謝の日」に改めました。勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう国民の祝日とされています。1948(昭和23)年公布・施行の「祝日法」で制定されました。アメリカではLabor Dayにあたります。

 毎日、ハードワークや気を使う仕事をしている人で祝日休みの方は、ほっとできるボーナスのような休日ですね。
 寒冷地に住んでいる時は冬用タイヤやら灯油などの真冬対策の最終準備の日でした。今年一年の流行が囁かれ、街は最近はブラックフライデーとかも冠しますが、クリスマス、年末商戦、年賀状準備などで気忙しい時です。
 じっくりと心を整え、1年を振り返りながらも点検し、やり残しを減らして今年中にやれることとt来年への課題を振る分けましょう。

10月24日は二十四節気の「霜降(そうこう)」

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「霜降」今日10月24日から二十四節気が変わります。
 朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころ。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてきました。晴れた日は秋晴れで風が少し冷たい感じでした。曇りがちに日は昼でも上着は欠かせず、朝晩はコートが必要になりそうです。
 西洋占星術の黄道12星座では、蠍(さそり)座、磨羯宮に入ります、仕事も恋愛も勤勉に努力するエレメントです。
 七十二候では「霜始降花(しもはじめてふる)」に入ります。北の方から徐々山々は紅葉に染まる頃です。山里では霜によって草木や作物が枯れてしまわないよう、警戒する時期です。気温が氷点下で風が弱い状態のときに、空気中の水蒸気が昇華、結晶して霜になります。気温が2~3℃でも地表付近が氷点下であれば霜が降ります。雪と同様、気体の水蒸気からいきなり固体の霜になるわけですから、霜は地上にできた雪ともいえます。窓にできた霜を見ると結晶の形がはっきりと見えるそうなので、機会があれば見てみたいものです。
 9月が下旬まで特に暑かった今年、10月が上旬から下旬へ一気に夏から冬への一カ月に感じます。
 寒暖差とまだ寒さに慣れない身体、体調管理が大変です。着るものにも気をつけて、風邪をひかないように注意しないといけません。
 私も10月から新しい仕事につき気がはってはいますが、しっかり心を整え、秋の味覚を食べて良く寝て、乗り切りたいと思います。

「しかるべく」お勉強中です

しかるべく

漢字で書くと「然るべく」。

古めかしい言葉ですが、裁判所では現役です。

実際には、相手方の訴訟行為に対する意見を裁判所から求められた

弁護側が、「積極的に賛成するわけではないが反対するものでもない、

裁判所にお任せします」というようなニュアンスで使います。

「同意します」と積極的に言うと、弁護を依頼した被告に気まずいのを

誤魔化すかんじです。

 まあ、しかし勤めだして3週間過ぎて慣れた面もありますが。やはり裁判所の事務官、

大変な役割だとは思います。

 もちろん、医師免許とか、大学教授やら難しい資格は他にもあり、

頭の良い人は友達にもいますが、司法試験を受かった人とかはやはり暗記脳は

いのは感じます。もちろん、人間としては慌ててミスもするし、相談されたり、冗談膿瘍なこ

とも言われます。食事もすれば、片付けもされます。

 若い司法修習生など、まだ世間知らずなのが良く分かります。


 
 こんなことを書くと変に思われそうですが、私はつくずく頭の良い人は人生2周目以上ではないかと思います。

 もっとすごく頭の良い人の中には、3周目以降の人もいるのです。

寒露 24節気 一気に涼しくなりました

 今年は8月、9月がとくに観測史上でも暑く、猛暑日や真夏日が当たり前に続き、30度を切ると涼しくなった印象です。25度前後になってきて一気に着るものに悩むように、衣替えなどが進むすですね。
 24節気も、いよいよ寒さの文字が入るようになります。定気法では太陽黄経が195度のとき10月8日は寒露(かんろ)です。草木に冷たい露が降りる頃という意味です。秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まります夜が長くなり、露がつめたく感じられる頃とされます。天空の星座も夏から秋、冬への準備が進みます。
 朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなるともされています。今年のスポーツの日を含んだ3連休は全国的にやや天候は悪いのも、猛暑が長引いたせいでしょうか。本格的な秋晴れはその後かもしれません。1964年の東京五輪起源の昔の体育の日、10月10日は晴れの特異日で今年も晴れのようです。

 稲刈りが終わるころで、その他の農作物の収穫もたけなわとなります。団栗がよく落ちていて、栗の実や柿が実り始めます。また、山や北の方から紅葉の便りが届きはじめます。暑い暑いと、いつ終わるかと思った夏も完全に去り、自然にの野でも街でも季節の移ろいを感じられますね。
 松山千春さんの最初のヒット曲1978年「季節の中で」のサビの部分、「めぐる、めぐる季節の中で貴方は何をみつけるだろう」何となくくちずさみたくなります。
 

白露 猛暑も終わり季節の移ろいか

 9月8日は24節気の「白露」です。
 草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃と言われます。夏から秋への変わり目です。
 今年は世界的にも、日本中もかなり暑い夏だったようです。残暑も厳しかったですが、昨夜はようやく、エアコンの世話にならずに窓を開けると快適な風が吹いていました。
「露が降りると晴れ」という言葉があり、朝霧は1日の天気を伝えてくれます。
 雨の日も増え、季節は移ろいます。夏の疲れや、気圧の変化で体調を崩しやすい時期です。「地」や「水」「風」を感じ大切に思い、快適な気候を愛でて楽しみつつ、しっかりと収穫の準備に勤しむ時期です。
 世間には、いろいろイヤなニュースも溢れますが、泰然と季節のように移っていくのを見守りたいものです。

処暑 24節気 乙女座 扇風機

 処暑(しょしょ)は、24節気の第14。太陽の黄道角度150度。暑さが峠を越えて後退し始めるころ。『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明しています。実際にはまだまだ暑い時期です。秋の彼岸、秋分あたりまで暑いのが実感です。今年は本当に猛暑日が多く、辛い夏だっただけに「処暑」が早く実感できるようになって欲しいところです。今年は今日8月23日ごろとされています。黄道12宮、いわゆる西洋占星術などでは乙女宮、おとめ座の原点の日となります。
 乙女座の支配する月は、真夏を過ぎてまさに女性的で大地のエレメントの落ち着いた時期に入ります。夏のイベント系は大方終わり、残暑に耐えながら冷静に次の季節を待つ時期といえます。

 猛暑日、熱帯夜というと、熱中症を恐れてエアコン推奨が増えましたが、ひと昔前は窓を開け、水を打ったり、風通しを考えながら扇風機を使ったものです。
 少し、顔や体を濡らすと、乾く時に熱が奪われ涼しいものです。

 男性目線で恐縮ですが、まだまだ薄着の女性が多く、汗もかかれている季節です。
 女性が涼をとる姿に、男性は癒されているかもしれません。
 コロナ禍は去ったと言われ、異常な緊張社会で、複雑な医療体制は無くなりましたが悪質な風邪レベルとしては流行しているようです、夏の疲れが出る時期に一気に体調を崩す方もおられるようです。処暑の意味を理解しつつ、整えましょう。

今田美桜さんInstagramより
乃木坂46遠藤さくら

立秋 24節気、ほぼ真夏なのに

 日が射せばカンカン照り、台風が温かい湿った空気を運び曇ってもむし暑いです。とても秋とは言えないですが、例によって今日からは暦の上では秋と言うことで、挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに変わります。
 かくいう私も夏風邪が長引き、イマイチの体調ですが、熱中症で倒れるよりはエアコンで冷ましておく方がマシでしょうか。
 それでも、多少は暑さをガマンして朝夕でも身体を動かし健康的な汗をかくことは心がけています。
 また、旬の夏野菜をはじめ。ウナギやそうめんなど夏らしいものを工夫してしっかり食べることも健康維持に大事です。旬の物は美味しいですから、上手く料理して子供からの好き嫌いをなくす機会でもあります。
 大人の夏季休暇というのは、これからお盆にかけてとか、輪番でと言う場合も多いですが、移動も暑く、台風がきて交通遮断があったりと大変なものです。心身をリフレッシュできるように、ゆったりして無理のないスケジュールでの休暇としていきましょう。
 

小暑から大書 土用 最も過酷な夏 

 五行と占星術、節気や暦などが生まれた時代はもう少し、夏でも涼しかったようです。
というかバブル時代などの1990年代でさえ、いわゆる35度以上の猛暑日は稀で、33度でもすごく暑いなあという感じでした。今の酷暑が続くのは、やはり最近の日本の都市型の事情と温暖化なのでしょうか。
 もちろん40度近くの記録は、昔もありましたが、フェーン現象のような感じでその前後はこれほどの暑さが続くことはなく、やはり近年の暑さは酷いと言えます。
 土用に入るということで、それでも暑い時期の先人の知恵で、ウナギを食べたり、糖質の多いお餅を食べたりして、体力維持を図りましょう。
 小暑から大暑、24節気もまさに一年で最も暑いと,警鐘を鳴らす時期です。23日ぐらいからは盛夏の元気なしし座の月に入ります。
 日本人はこの季節を乗り切ることで、忍耐力を養ってきたように思います。
 汗を拭き、今日も明日も暑くても乗り切りましょう。