
秋分を過ぎました。暑さ寒さも彼岸までと言われます。
そのとおり猛暑はちょっと収まりつつありますが、夏の疲れに気をつけないと、季節の変わり目、体調を崩しかねません。
春分から始まった星座ごよみが半分を過ぎ一年の後半に向かうのが秋分です。
半年振り返ると、個人的には、65歳から66歳になる年齢で、いろいろな変化がありました。転職や初孫など悲喜こもごもでしたが、健康面でも立ち止まり考えることが多かったです。
同じ年齢の同期や同窓生にしても、近い年齢、離れた年齢の家族、同僚にしろ、健康という点で、とくに加齢を迎え気をつける点はある程度共通しています。
健康は、何事もないとありがたみを忘れかちですが、食生活や、運動の習慣、仕事や日常での姿勢や毎日の歩く癖などでも経年で大きく変わってきます。若い頃は、気にならなかった悪習や、勤続疲労、古傷などが、ある年齢で一気に不調の波になって襲いかかる時もあります。
高校の頃、少しお金持ちの家の、多分地元の会社の社長か役員の息子さん?の琵琶湖畔別荘に他の友人と誘われて行きました。
別に金持ちを自慢するわけでもない、気さくなナイスガイと思ってて、テニスやスイミング、麻雀などをして、夜はすき焼きを皆でつつきました。
しかし、その人が野菜やシラタキ、豆腐も食べず肉しか食べない、随分な偏食なのに少し驚きました。
大学時代、別の友人宅で、遊んでいて遅くなり夕食をご馳走された時は、いろいろ食べなれないメニューが食卓に並びましたが、私には未知の料理が多く、食べられませんでした。
自分の家の今までの食事の狭さとか、世間知らずが恥ずかしい気持ちと、食事を残す申し訳ない気持ちでした。
社会人になり、接待などの外食も増え、また結婚してからは妻が旬の野菜なども美味しく料理してくれて、私はほとんど好き嫌いはなくなり、食べられない食材もほぼなくなりました。
夏なら何種類かの夏野菜、冬は根菜など、一人暮らしでは絶対食べないものを、よく食べる機会があり妻には感謝しています。
後で、たまたま健康の雑誌等で、あの食材は身体のこういう機能にいいとか見ると嬉しくなります。野菜はとくに、鮮度の良い旬のものを何種類かメニューに入れると身体に良いのが分かります。
肉しか食べないとか、野菜嫌いの友人、どうしているのかあまり知りませんが、ふと気にはなります。
胃袋や代謝の差はありますが、偏食以上に、飲み過ぎ食べ過ぎの人も多いですが、これからの年齢ではやはり要注意です。
あとは運動です。
私も今年は、股関節を痛めて歩くのに苦しんだ年ですが、速度は遅いですが、準備運動たっぷりすると、ようやすかなりの距離を歩くまでには回復しました。
これまた、同年齢や、少し下の人でも、少しの距離を歩かずタクシーとか、階段も使わない人もいます。
歩けない、食べられないは最悪な不幸の老後です。
今、できてなくても、頑張ればまだまだ健康年齢を延ばせます。長年の習慣を変えるのは大変ですが、まずは、気づくことからです。










