世界遺産と、国宝、日本遺産

日本遺産検定に合格し、日本遺産ソムリエの肩書を見せると、感心もされますが何だそれという印象をされる方もいます。
日本遺産というと、ややマニアックで世界遺産に比べると、マイナーです。いかにも世界チャンピオンと国内王者みたいな差の印象です。
定義としては、

世界遺産
概要: ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が地球の宝として登録する、人類共通の財産。
対象: 顕著な普遍的価値を持つ文化遺産、自然遺産、複合遺産。
認定元: ユネスコ(世界遺産委員会)。
国宝(こくほう)
概要: 日本の法律(文化財保護法)に基づき、建造物や美術工芸品の中で特に価値が高いものとして指定されたもの。
対象: 日本国内の建造物や絵画、彫刻、工芸品などの有形文化財。認定元: 日本政府(文部科学大臣・文化庁)。
日本遺産(にほんいさん)
概要: 日本の地域に点在する文化財群を、歴史的ストーリーを通して総合的に魅力を発信する制度。
対象: 地域にある様々な文化財や伝統文化を束ねたストーリー(物語)。単体のモノではなく地域活性化や観光振興が主な目的。
認定元: 日本政府(文化庁)。
この他にも、環境省が認定する国立公園、国定公園や
「国の史跡」というのもあります。史跡は歴史の舞台となった敷地・空間の土地や遺構を保存するものです。
それぞれ、認定する機関や法律、対象も微妙に違うのですが、公園系の自然は少し別としても、その上位に自然遺産として世界自然遺産になったものもあります。
姫路城や金閣寺など国宝で世界遺産というのもあります。
今年、世界文化遺産に登録された飛鳥・藤原も日本遺産でした。
だからといって、世界遺産が日本遺産の上位互換というわけではありません。
私は訪れた多くの日本遺産は、グローバルな価値と評価を目指すというよりは、あくまで日本人を中心に魅力を感じてもらい、地域の活性化のため、維持されているところが多いです。
グローバルな知名度を上げて、世界からの観光客を迎え、箔をつけたい向上心のある自治体もあるでしょうが、日本遺産の多くは地味な日本人のバックボーンの繊細で微妙な感性と、地域に根差したものです。
それでいて、海外旅行には何度も行き、ビジネスや有名観光地に近くには入っても、見落とし、忘れ去られがちだけれども、そこにこんな遺産があったと知ればとても価値が分かり、面白いのです。
私も海外旅行が決して嫌いではなかったですが、時間とお金、体力ももったいない気がします。その時間や予算で、日本の行っていない遺産をいくつも見れると思うと、何だかもったいないし、海外に行くのはもうよほど国内を行きつくさないととなりました。
それだけ、日本遺産は奥が深いのです。

日本遺産のプチ旅 

雨のオフで、時間があいたので河内長野市を訪ねました。
駅前のモックルステーションという観光案内所が日本遺産のご周印が貰える場所ということで、大雨でも何とかそこへはたどり着けそうということで、自宅からだと、嵐電-阪急-JR-南海と乗り継いでプチ乗り鉄旅でした。
高野山へ行く特急だと通過して見落としがちな駅も急行ぐらいだとよく見えます。まさに京都からの高野街道をなぞるのですが、急行でさえ通過する河内長野市の千代田、三日市町、天美とかでも街道としては大事なポイントです。今も近鉄長野線の終点で南海高野線が接続するターミナルではあり、商業施設もなりますが、昔は東高野街道、中高野街道、西高野街道が一つに結節し高野山を目指す高野街道となる一大ジャンクションだったのです。

そんな駅前ですが、ここまで来るまでに通った梅田や環状線沿いの賑わいとはうって変わった地方都市の様相です。過疎とか閑散ではないですが、景観がウリの観光都市でもなく、人口10万に満たないローカル色が良いです。
彦根や飛鳥のような国宝級で、世界遺産を目指すほどではなく、いかにも長閑な日本のローカルという風情が良いです。しっとりした夏の終わりの雨がまた良い情景を映します。  
中世に出会える街と、女人高野の二つの日本遺産の街です。
ここは大阪府でも河内国、南河内と呼ばれるエリアです。狭いようでも大阪は摂津国、和泉国、河内国に分かれ、河内は北は枚方から南はこの河内長野まで南北に長く、このエリアは南河内と言われます。
私的には、社会人になり最初に赴任したのが南河内を中心にしたエリアの販売会社で、見習い同行で1カ月ほど回ったのが美原から富田林、この河内長野までの一帯でした。40年の中で全国いろんなところをめぐり、1年から数年いてもあまり覚えていない地域もありますし、多くの路面や商店街の個人経営店が廃業されていますが、ふとこの河内長野の駅前商店街に、未だに当時の屋号のお店が健在なのを発見して、懐かしく思いました。
御兄弟で3店舗経営され、要求の多い難しい取引先でしたが、調べると千代田の西友のテナント含めて未だに存続されているようで、代は変わっているでしょうが、なかなかスゴイことです。
同行した先輩も、幹部に昇進したのち、すでに定年を迎えています。
40年ほど前、私が新入社員時代には、大阪の周辺、東部や南部の近鉄や南海の沿線は、首都圏が拡大したようにもっと発展すると言われていました。環状線まで30-40分で行けるエリアで宅地がどんどん開発され街が発展していく予想がされていましたが、実際には幸か不幸か、そこまで発展しませんでした。
開発は、ハンパに終わり。30年以上経って、古い街並みが残ったままで、中世とまで言えるかどうか微妙ですが、風情ある街が部分的に残り、情緒ある旅ができます。

突然の災害には、祈るしかない

今月半ばに訪れた能登半島、石川県、富山県が地震の復興も終わり切らぬうちに、大雨の被害で2500人もの避難と、浸水に見舞われています。

熊本の地震、千葉の豪雨と、次々とアップデートされる突然の災害に、被害に遭われた方を悼み。一日でも早い復興、日常を取り戻せることを祈るしかありません。

平安京以来、京都も治水には苦しんだ町でしたが、何とか鴨川を鎮めて、近代では地下に水をためて排水を調整する幹線を作って、市内の浸水は格段に減りました。水運や疎水からの、発電や産業など、水と上手く付き合ってはいます。
地方では、なかなか大規模な治水工事がままならず、台風や大雨での大きな被害が繰り返されています。
上下水道のインフラは、安心して暮らせる豊かな町には地味ではありますが、非常に重要な要素であるとは思います。

大都市への人口集中、地方の過疎、人口減少は著しいと言われ久しいですが、国土強靭という言葉も本当の意味がとても大事なのです。
人口が減りそうだから、地方でとてもそんなインフラにお金を回せないのではなく、今の東京集中が非常にリスキーで、実は住んでいる人も恵まれていないので、何とか分散をするのです。
そのためには、地方の主要な都市のインフラは整備して、産業や観光で潤い、安心して若い人でも子育てしながら住める町を増やしていくことです。
お題目や理想論でもなく、これが日本の未来への課題をクリアし、次世代を支える唯一無二ともいえる解決策なのです。

富山、能登、福井、北陸の小ネタ集

東北には住んだ関係で各県を回りましたが、北陸は若い頃には通過が主で、それほど縁がなかったのですが、ここ何年かは何度か訪れています。
それでも一つの県が広く、鉄道や名所だけでもまだまだ訪れていない場所が多いビギナーもいいところです。

名古屋に勤めていた頃は、中部地方の管轄ということもあり、福井から来ている人も多くいました。
訛りというと、失礼なのですが。中部圏、関西圏とイントネーションが違うので北陸の人と会話するとよくわかります。
福井県は微妙で、嶺南の若狭は関西と同じイントネーションですが、福井市になると抑揚がない無アクセントの東北弁のようになります。
標準語のアクセントが最初に来るのに対し、北陸では平坦で最初は低く、次の音にアクセントが来ます。
典型的なのが富山です。たぶん、みなさんが読み慣れているトヤマとは違う響きが富山駅では呼ばれます。「あいの風とやま鉄道」という、北陸新幹線の並行在来線の北陸本線が三セク化した鉄道も、洒落た名前ですが平坦に呼ばれます。
愛のソナタのアクセントではなく、アイノカゼと棒読みのように聞こえました。

その並行在来線三セクですが、新潟から「えちごときめき鉄道」、富山の「あいの風とやま鉄道」石川の「IR(アイアール)いしかわ鉄道」そして敦賀延伸でできた最も新しい福井県の「はぴらいんふくい」と、愛とかときめき、幸せを運ぶようななかなか個性豊かなネーミングです。しかし、主要な幹線だった高規格路線で県庁都市を結んでいるので、あまりローカル鉄道という感じはしなくて、通勤や通学で賑わう都市間私鉄のようです。車両も「えちごトキめき鉄道」こそ架線下でもディーゼル車ですが、その他3社は塗装こそ違うものの、JR西日本521系の交流電車、要は新快速で関西ではおなじみの223系225系の交流電車版で、大阪から新快速で乗りとおすとほぼ同じ座席仕様の車両で、4社乗り継いでいくという、少し平凡な感じです。
福井県に入ってからも、海沿いではないので、新潟県までは田園と森、都市部を混雑しながら走りますから、やはりローカル色はそれほど強くはありません。
JRといっても、この元北陸本線から分岐する支線的なローカル線の方が、ローカル色は強いです。国鉄末期の赤字の特定交通線で先に三セクになった「のと鉄道」は単線非電化でローカル色が強いです。このあたりは、同じ三セクでも色合いも経営状況も全く違うのです。
JR西日本は古い車両を多く抱え、博物館のようなローカル線を多く持っていますが、北陸の七尾線、氷見線、城端線、九頭竜湖線などもまさに非電化のキハ40、キハ120が行き交うのどかな地方路線です。
JR化後のキハ120系でも30年の経年で、冷房の効きも悪く、経年劣化で汚れも軋みも目立つ中ですが。何と富山の氷見線、城端線が国鉄時代からのキハ40系です。マニアには人気でも、さすがに乗っている高校生らは興ざめでしょう。

高岡駅では、そのキハ40系の置き換えの新型車両のイメージパスがデカデカと掲示されていました。
21世記に、国鉄車両がここまで残っていたのも面白いですが、さすがに新時代がこちらにも来るのでしょうか。
山陽方面や、小浜線、きのくに線なども新型電車になりましたが、なかなかまだまだ何の法則なのか、奈良線、加古川線、播但線などは古い電車のままです。そういってるうちに初期の白い新快速221系も経年が進み、大量入れ替えを迎えるのです。新時代はもう少しで西日本でも来ます。

新幹線はJRですが、そこに直結する都市間路線はJRのままの方が自然な形で、観光地などへのローカル路線を自治体の三セクにした方が分かりやすいのにとは思います。国鉄転換時の赤字ローカル線ルールと、整備新幹線の並行在来線ルールが歪な地元負担と、旅行者への混乱を招いています。

北陸の三セクの中ではやはり、のと鉄道と、えちごトキめき鉄道の車窓や車両が秀逸でした。単線非電化で、ワンマン1~2両で走るローカル鉄道は癒されます。

北陸旅行記、ハラハラ、感動、最後はハッピーな旅

この夏のお盆休みの旅行は、北陸の第三セクター完乗と能登半島地震復興支援がテーマでした。
北陸3県3社三セクのパスがあり、青春18切符のように北陸3県をぶらりと旅する計画でした。我ながら、青春18に近いハードなスケジュールを組み、乗り鉄を楽しみました。
詳しくはインスタなどに写真を上げていますが、たかが2~3日の国内旅行でいろいろとあるから、一人旅は楽しいです。ローカル鉄道、三セクの鉄印を集めるのと、日本遺産や廃線跡などがこのところの旅の目的になっています。
お寺の御朱印や、城巡りなど、若い人から見てもヒマな年寄りの趣味ですが、それはそれで計画を組み、歩き回り知的パズルと運動にもなり、オリエンテーリング的で心身にも良さげです。
計画を組むときのワクワクが旅の楽しみの半分です。今回では、どちらかというとお盆に簡単に行けそうなところと、漠然と考え、イッキに具体的に計画したのは2-3日前です。
緻密ではないですが、細かくは電車の時間、観光、食事、宿泊の時間や場所を考えて仕上げました。
それでも、幸運に予約の取りにくい観光列車が抑えられたのも加え、当日になっても最も遠方の糸魚川まで行くかは、体調などの成り行きでもありました。
それでも、旧北陸本線ではえちごトキめき鉄道が最も景色も良く、車両も架線下のディーゼルで、楽しめてよかったです。福井からのハピライン、IRいしかわ.愛の風とやまは、どこもJR西日本仕様の交流型で、新快速と塗装以外の車内はあまり変わりなく、高規格路線で平凡なのです。
そして七尾線、のと鉄道はやはり単線ローカルの楽しさ一杯でした。
若い女性グループと観光列車で出会い、震災語り部の列車では感動の涙でした。行きに金沢駅下車時に読みかけの文庫本とメガネケースを無くしましたが、鉄道会社2社にまたがり、手こずりましたがハラハラのあと、帰りには何とか、金沢駅で取り返しました。
なかなか、面白い旅ができました。

【決定版】北陸新幹線延伸の誤解3

シリーズの3回目
最も一般の方に誤解は多いルートの問題です。
シリーズは
1.新幹線の意義や目的。
2.30年、5兆かかる公共工事の意味。
【3】ルート選定、米原や湖西線はそもそも無理、サンダーバードで金沢までというのもまったく無理な話ということ
4、京都市内水問題のファクトと誤解、
5.4に関連して。京都仏教会は京都市民の代表でもなく、お寺の代表ですらないこと
6、小浜と関西、とくに京都の結びつきは大事。
(今までのシリーズは↓です。)
では迷走したルートの問題を書きます。

【決定版】北陸新幹線延伸の誤解2 工期と予算  – 天使の星座

【決定版】北陸新幹線延伸の誤解1 新幹線の意義 – 天使の星座

【米原ルート】米原ルートは一見すると、距離は短く、建設費は抑えられます。地図を見ると、敦賀まで来た新幹線を最も東海道新幹線側につなげるのは米原だと考えた方はおられるでしょう。
実際に、自公政権のPTで小浜京都ルートで決まった後に、京都市などで財政問題などで参議院選で当時野党の維新候補が米原ルート再考を求めて、PTで推進派の自民党の西田氏を抑えてトップ当選した影響で、ルート再検討を呑まざるを得なくなりました。
ところが、この京都を通すなら反対で米原でいじゃないかというのは、滋賀県に対して甚だ失礼な言い回しでした。滋賀県や米原市が新幹線を誘致して落選したならいざ知らず、むしろ京都以上並行在来線問題も絡み、全く欲していないのが滋賀県なのを京都の議員も、お寺のお坊さんたちも知らなかったか、、知っていて押し付けるのか、本当に失礼な話です。
米原ルートは北陸新幹線の運営にあたるJR西日本も反対、乗り入れの希望もかかる東海道新幹線のJR東海も無理、滋賀県側も反対ではどうしようもないのです。京都側の自治体だけが、水と財政問題などで反対している小浜京都ルートとは実現までのハードルが大きすぎます。
京都側のイメージでも、新大阪や京都から米原経由の乗り換えなしで直通の『らいてう』などが走る幻想を抱かれていますが、東海道新幹線からの直通乗り入れはダイヤ的にも、車両や保安のシステム、駅の改造含めて、東海側も無理という通りであり、
鉄道ファンクラスの知識があれば、難しいにもわかります。
維新に回った前原誠司もさすがに米原が無理なのはわかっていたとは思います。
直通が無理となると、米原で乗り換え、出来れば同一ホームでというのですが、これも相当な建設費や技術的ハードルが高い割には、米原に停まる新幹線もそう簡単には増やせないとなると、現行の1時間1-2本のこだまとひかりで乗り継ぐというイメージを抱かれますが、ここで地図をもう一度よく見て欲しいのですが、これだと敦賀に乗り換えていくのにはその数分もネックになり、現行でサンダーバードでほぼ最短で敦賀に行くのと、実は10分程度しか短縮されないのです。大阪起点の乗り換えを含めたりすると、多くの利用者のいる大阪駅からだと、新大阪乗り換え時間まで足すと、ほぼ現状のサンダーバードと変わらない時間となりかねません。
これは敦賀から、少し南の近江塩津で湖西線がまっすぐ南西方向、京都山科に向かうのに対し、米原に行くのは南東よりに曲がり、米原でまた直角に交差して東海道本線につながるのです。直角三角形の2辺を経由ですので、距離的にも長くなり、新幹線新線区間が短いのが、逆に災いして、時間短縮が顕著にはならないのです。
大阪、京都からは時短できず、滋賀県、福井県にとっても、北陸線を並行在来線を押し付けられるし、米原から北陸に行く人さえ、それほど便利にはならず、人口が米原より多い、湖北最大の市のなる長浜はむしろ不便になるでしょう。

長浜に新駅という案もありますが、ここでも米原とそれも近すぎてメリットが少ない距離としか言いようがないです。
中京圏から便利かというと、駅の構造上も難易度は上がります。

すでに名古屋からの在来線特急さえスイッチバックしているので、乗り換え回数は現行の在来線特急と同じで、対面乗り換えはかなり難しい配置でまず無理です。

ここは北陸中京新幹線の計画線であり、新線で作るべきなのです。もちろん、優先順位は四国や東九州よりも後です。

たとえ建設費が少なくても、これでは誰も喜ばず、投資した恩恵があまりない。地元やJRが負担するのは無理筋なのが米原ルートだったのです。

【湖西線ルート】その距離は短絡する湖西線を活用して、何とかならないのかというのがこの案ですが、この路盤や施設活用も、線路幅改軌調整、このあたりに平行してとか、ミニ新幹線とかいうのもやはりよく検討すると、極めて厳しい条件でした。
湖西線は確かに全線高架の高規格路線で、在来線で160㎞の最速運転が可能ではあります。しかし、1970年の建設で、さすがに老朽化はしており、関西の方は良くご存じですが、強風で頻繁に停まる路線でもあります。
実際に、少々工事をしたところで、新幹線を走らせるには構造物を根本からやり直しになり、土地買収の手間がないだけです。在来線はもろに三セクになると思われるますが、そもそも湖西は土地はなく、並行しての新線は無理ですし、現在の在来線の上に新線を作る3階建ての構造物も無理です。
改軌も簡単ではなく、東北のミニ新幹線のように閑散路線ではないため。通勤需要の多い大津市で、1年以上工事休止など無理です。並行在来線となって、新幹線ができても湖西に停車駅に値する街が少なく、三セクになるだけで、料金も上がり衰退と過疎に拍車をかけます。
湖西線の路盤を新線に作っていくとして、京都側の山科で終わりになり、その後はまた小浜京都ルートと同じ問題を抱えます。
在来線としての湖西線に対してのJR側の処置にもよりますが、そもそも工事が難しい山科から堅田あたりの通勤路線部分に対して、スッキリした命題はありません。改軌であれ、ミニ新幹線であれ、3層構造であれ、工事は難しいのです。

【サンダーバードがあるから京都は通らなくてもいい】
これを、よく、京都で言う小浜京都ルート反対派の方がいますが、大阪とか他のルートになった場合は、サンダーバードという特急は容赦なく廃止、無くなります。

大阪発で7-8割はそちらからのお客さんであり、京都からの特急を残す道理もありません。せっかく新幹線を作って、新快速で京都からのサンダーバードに乗られても困りますし、京都の人にも新大阪に回るように案内しないと、意味がありません。経済的行動を分からずに、サンダーバードがあるからというのは、特に京都にいる人の大きな誤解です。

在来線で昔のように、サンダーバードを復活させて、金沢や富山までという話も無理筋です。既にJRから切り離して、3県の第三セクター鉄道になっていますし、JRがせっかく作った新幹線と競合する在来線特急を無理して作る経済活動もないのです。さらに、やがて交流区間として残るこの区間には、交流と直流を直通できる車両を残さねばならずサンダーバードの車両更新により、それは残らないので、技術的にも無理になります。
先日、能登まで旅をして、京都からサンダーバードで敦賀、そこからハピラインふくい、IRいしかわ鉄道、七尾線、のと鉄道と乗り継ぎ、帰りはサンダーバードと同形式の「能登かがり火」という特急を使いました。並行在来線の三セクというのは都市間の重要な高規格幹線で、かつての国鉄赤字で切り離した特定地方交通のと鉄道と違い、奇妙な印象です。
素人目には地図上机上の考えで、サンダバの車両が直通できそうに思うのでしょうが、実際のそれぞれの会社を冠して、運営されている実態を見ると、そんなものがもう夢物語の過去なのが分かりますし、あいの風とやま鉄道やえちごトキめき鉄道も含め、今まで苦労してきた鉄道会社、自治体に対してあまりにも不勉強で失礼な話です。

三セクは経営上、貨物比率を一定に保たないと国の補助がもらえないなど、もはや元には戻せない仕組みができています。

 

この辺り、経済や技術的なことは、一般には難しいかもしれません。それでも私も素人に近いですが、少し学ぶと納得しました。関西への直通がなくなり、不便になったから新幹線を早く延伸して欲しいというのに、何を不可能な時代への逆行を言って邪魔するのか、不勉強な人には腹立たしい限りですです。

敦賀での乗り換え、やはり不便ではあります。北陸新幹線という以上は乗ってそのまま、京都、大阪方面が正しく、東海道新幹線乗り換えもスムーズでないとやや違うのです。東京の人が東北新幹線や上越新幹線、長野からの北陸新幹線が大宮で全て乗り換えと言われれば、やはり何だ不便なとなるでしょう。

人生後半は一人旅に慣れること?

一人旅と書くべきか、一人暮らしや一人遊びも含んだ、広義の人生の(旅)の意味です。
よく、男性の方が奥さんを亡くすと弱く、すぐに老け込んで追って亡くなってしまうと言います。
少し男性視点、しかも昭和生まれの戯言かもしてませんがご容赦ください。
一応パートナーとしての女性の立場のお話もだいぶ見たり聞いてのことです。
まだまだ現役の方、子や孫にも囲まれている方も、以前から一人という方もおられます。しかし概ね現在の状況、年齢に関わらず程度の差はあれ、やがては通るような道です。
昭和の男性サラリーマンは、60歳から65歳、せいぜ70歳では仕事をやめて、リタイア組となります。

さあ、毎日が日曜日の、自由でやりたいことができる時間だということなのですが、しばらくすると、それも日常となり、働いていたころの休みの日の前のワクワクは感じなくなります。
そこで、家族や経済状況、友人、ボランティアなどのコミニティに入っているや否やで変わっても来ますが、前述の毎日が休日の充実は、現役時代とは感じる感じないは別にして、遠くなります。
やはり、何だかんだ言っても、仕事に賭けた日々は脳を活性化し、メリハリを生み、身体にも精神にも適度なストレスを与えながらも、何より人生のやりがいを感じて輝いていたのです。
パートナーは遠慮してねぎらいますが。リタイアした男は自分が思ている以上に輝きを失った燃えカスに見えるのです。

団塊世代あたりからの昭和サラリーマンと専業に近い主婦との典型的な夫婦に多いのが、家に入れば下駄の雪になってしまうパターンです。夜も遅く、休日も接待など、家族を省みず働いてきて、急に家に毎日いれば、配偶者にとって、下駄の歯にべったりとくっついて離れない雪、もしくは「濡れ落ち葉」のような存在です。
いろいろ家事の分担や、取り決めをしっかり決められ夫婦は良い方で、家事が全くできないのが、深刻な方もいます。私の同期で、役員近くまで出世して、相談役とかで会社に居続けた方も、料理も掃除、洗濯も、からっきしダメで毎日が居場所のない「下駄の雪」「濡れ落ち葉」に成り下がっておられると、聞きおよびました。
65歳過ぎても、会社に残れたのは僥倖ともいうべきうらやましさもありますが、同じ会社での定年延長は、社会でも家庭でも世間知らずのお荷物になっていることになかなか気が付きにくいのです。
新婚時代はバラ色の夢を共有でき、相手の欠点も甘受できたのが、もはや数十年経てば、多くの夫婦で経年劣化した関係で、長くいればいるほど、感性の違いも目立ち、相手の悪い面ばかりが見えてくるものです。ましてや、男性に頑張って稼いできたのはオレ、女性にそれを支えて我慢してきたのはアタシという気持ちが強ければ、もはや気持ちは離れるばかりです。
特に男性は、仕事が時間の多くを占めてきて、この変化への適応ができず、居場所がないことに焦りを覚えている心理が透けて見える人がかなりおられます。
「居場所」ってそもそも何だったのでしょう。
職場が無くなっても、元同僚との集まり、同窓や地域の集まりにやたら参加しだす人もいます。新しいコミニティは大事かもしれませんが、もうそこで付き合いたくない職場の同僚、後輩もいます。そこで焦るのは老害、傍迷惑なものです。
嫌われたくはなくても、何気に鬱陶しく陰口されているのを介さない、元職場や同窓での「下駄の雪」「濡れ落ち葉」になっている方もいます。

「友人」「家族」というのも今さら一朝一夕には、深くつながれるものではありません。そんなに急ごしらえで、コミニティを作って職場や学校を懐かしんでもやがては離別があり、さらに淋しくなるものです。
家族などのパートナーがいなくても、付き合う友人が沢山いなくても、一人でいろいろ調べ、計画してどこへでも行ける「一人旅」的な気持ちが大切です。
友人や同僚のグループでも、家族でも苦手な役割を放棄せず。この分野が分からない、この実務、家事はダメと言わずに、チャレンジして一人になってもできるように、勉強し、訓練しておくことが一つです。
苦手なことを相手が分かってくれていた、相手は我慢して合わせてくれていたのです。逆に一人でやれることに気づくと、自分のペースでやり切れますし、細かい取り捨て選択が可能になります。
旅の行程で考えると、まさにそうですし、グループや家族に、行き先から、食事や観光の場所や時など、全部訊いて合わせるのは難儀だし、不満が残るものです。日帰りでどこか行くとか、行事、ちょっとした家の中のことなどもまさにこれと考えは同じです。
こう思うと、気楽だ!なるほどと思う人と、めんどくさいと思う人もいるでしょう。勉強したり、計画したり、今さら覚えたり、練習するのもイヤという人は、気持ちはわかりますが、
【ズバリ、長生きできません】反発や異論もあるでしょうが、頑張っていきましょう。

交通系ICカードがエリアを跨げない件

昨年改訂され、いろいろ物議も醸している「青春18切符」ですが、取りあいず有人改札だけでなく、自動改札を通りれるようになりました。夏休みの帰省などで混雑する時期、大きな駅の窓口で18族で渋滞することは無くなりました。
時代はどんどん進み、有人改札はおろか、みどりの窓口も減少し、ICカード専用改札口が増え、磁気切符を通せる自動改札すらも少数派になってきています。
切符を挿入して、その磁気データを読み取り、定期券、2枚対応や、青春18切符など前途有効の切符が瞬時に読み取られて出てきます。ラッシュ時など淀みなく人を通行させるため、その速度には感心しますが、物理的にプリンタなどと同じで、詰まったりするので素人目にもメンテナンスが大変だとは思いました。

ICカードが主流になりつつある中、さらにクレジットカードのタッチ決済、QRカード決済も外国人向きに進んできています。
表題のICカードがエリアを跨いで使えない不便さという案件は、この交通系ICカードの根幹にかかわる技術的な問題です。
首都圏の場合だと、東海道線で熱海を過ぎると、SUICAなど首都圏エリアで入場したカードはそのまま使えません。関西圏だと東側、東海道線の米原、関西本線の亀山より向こうには、関西で入場したICOCAなどのICカードではやはり、出場できません。
関西まで旅をしてきた人が、翌日ホテルから近郊路線でICOCAを使うことは可能で、逆に関西から一度新幹線や飛行機で別のエリアに行き、ICカードをその地区で初乗りして使えるのに、「なぜ」と思われるかもしれません。
交通系iCカードはエリア内の近郊区間利用に、プリペイドやポストペイで使えるカードということです。しかし、カードエリアが徐々に拡大していたりで、みんながどこまでが使えるエリアかは理解しているわけではなく、磁気切符の改札のように少し長距離でも精算できたらいいのにと思います。
JR東日本とJR東海の境界東海道線熱海駅は神奈川県と静岡県の県境にも近く、JR東日本の北西側は、新幹線しか境界にないので、関東圏でさほど問題があるケースはないかもしれません。しかし、長野県の西、滋賀県の東、三重県の西一つの辺りは、同じ県の中にJR2社の境界があり、通学や用務で移動するのに少々不便と思われる箇所があります。
そもそも、新幹線や特急券で移動するさい、特急券だけ買えば、遠距離の普通乗車券はICカードにチャージかクレカ連携で決済できれば便利です。
「それは難しいのだろう」と訳知り顔でいう人もいますが、そんなものデジタル化で顔認証すら実用化できる時代にできないわけありません。
今の改札機がICカード読み取りをクラウドサービスではなく、オンプロミス、ローカルでやっているからです。
何のこっちゃと、言葉が分かりにくい向きもおられそうですが、クラウドサービスはクレカやコード決済で日常お店などの端末で、カードを認証して通信して決済をするやり方です。オンプロミスとは、サーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどを使用者が管理する施設内に設置して運用する利用体系のことです。ローカルも似た感じで、機会に各路線のデータが入力されていて精算されるので、通信障害にも強く。迅速に処理されますが、全国各地の路線を厖大なデータを読み込んではいないために、エリアだけしか使えないという状況が生まれているのです。
都会のラッシュ時に、クラウドを結んでの決済では微妙に時間がかかり過ぎるのです。
しかし、これでは旅行者にとっては、QRコードやクレカの方が便利に感じます。グローバル対応で考えると、速度を上げられるオンプロミスの対応、広い全国データを素早く読み込むとか、JRに限ってでも使えるようにするなど進化させないと交通系ICカードは正念場です。高額なICカード精算機の償却もありますが、その後には大幅な改善が計画されていそうです。

JR東日本は既にかなり実験を始め、実用に向かってはいるそうです。

細かいけれど、ごく当たり前のデジタル化の未来です。

【決定版】北陸新幹線延伸の誤解2 工期と予算 

少し間が空きましたが、シリーズの2回目 各回は
1.新幹線の意義や目的。
2.30年、5兆かかる公共工事の意味。
3.ルート選定、米原や湖西線はそもそも無理、サンダーバードで金沢までというのもまったく無理な話ということ
4、京都市内水問題のファクトと誤解、
5.4に関連して。京都仏教会は京都市民の代表でもなく、お寺の代表ですらないこと
6、小浜と関西、とくに京都の結びつきは大事。

この予定で、今回は2の工期と予算です。
これも誤解や曲解されやすい問題です。
まず、報道によりますと、
工期: 約26年
建設費(予算): 約3.9兆円〜5.5兆円規模(物価高騰分や採用する詳細条件により変動)
とされています。工期も今現在ルートも正式の地元が納得はしていないので、着工がまだとすると30年ぐらい先と項目名にいれました。特にオリンピックのような目安の時期もないので、ややダラダラ伸びるのか、やる気を出せば少し早まるのかもよくわかりません。
いずれにせよ、28年、30年というのはなかなか長い期間です。
小浜・京都ルートに与党プロジェクトが決めたという報道を受けて、北陸から大阪の医療機関へ通えると難病を抱えた人が安堵する投稿が掲載されて、賛否を呼んでいました。「捏造だ」とか、「どうせ開業がそんな後なら間に合わない」とも反対派からは言われています
前回も書きましたが、よく「自分が生きてるかわからないし、乗れない」
という反応は聞こえてきます。
しかし、まあ医療の現場では日々一刻を争う救急搬送が行われています。インフラが整備されることによって、助かる命といのは日常的な通院も含めてありうる話です。
立場が変わればすごく必要だという人は、医療や介護、帰省、ビジネス、観光など、さまざまな目的でおられるはずです。

トンネルの採掘などの技術が格段と進歩しましたが、大深度を掘り進む距離も長く、残土などの問題も増え、アセスメントも時間がかかるようです。
いろんな社会の情勢などこのところ10年といわず5年で加速するように変化する時代で30年というと、どうなっているかわかりません。
経済や交通の専門家でも30年後を予測して確実に当てることは難しいでしょう。
本当に30年後、そして50年後以降の日本に必要かは肯定も否定もできません。整備新幹線は国鉄の財政破綻もあり、凍結されていた時期もありますが、最初の着工から長野までそしてその後金沢まで、一昨年やっと敦賀とここまででも30年以上経過しようとしています。最初の高崎~長野の開業からは実に60年を経てようやく全通させるならなかなかに偉業といえます。
長野オリンピック当時、平成の始めなど、まだ生まれていない若者もいますし、やはり社会はいまほどデジタル化もされていないひと時代前です。
ちなみに、サムネはE7系という現在では最新鋭ですが新幹線の車両は15年程度での寿命で交換されます。長野新幹線と言われた開業当時は初期の東海道新幹線ゼロ系がみ緑色になったような300系がまだ走っており、その後E2系に変わり今は3代目です。この年数だと、このサムネのE7系は延伸開業まで車齢は持たず、次の世代かさらに次の世代の車両になります。
人間はも少し寿命が長いですが、それでも今の40代50代が70代80代の後期高齢者になる計算です。
今の10代、20代でさえ、壮年の域に達する年数です。ちょっと日本がどうなっているか想像できないでしょう。
鉄道ができて150年、新幹線ができて50年以上経過しましたが。計画があり、賛否がありながらも、街と町を結び、人を運び、社会の発展に寄与してきた公共事業です。
建設費の4~5兆というのも。リニアに比べれば半分以下ですが、それなり十分巨額です。整備新幹線の場合、JRと国、地方自治体が3者で建設費を分かあい、JRが30年かけて償還していくような形です。並行在来線をJRから分離し自治体負担にして、その分償還を増やすなど計算は複雑です。年商1兆という企業はそこそこありますし、トップクラスの企業は5兆を超えているところもあり、JRの事業の中では大きいですが、年度で償還し、儲けていければそうでもないのです。
実際に、その負担割合や金額を理解して、地元の財政負担や、利用便益の少ない市民が反対しているわけではないです。何となく漠然とお金がかかりそうで、物価も上がったので反対しておこうという、イメージ的な思い込みです。
公共工事がその地域に入るのは、インフラとか鉄道施設、構造物ができてからの恩恵もですが、工事に入っているだけでも、年間1700億円もお金が動いてくるのですから、地域経済、景気に与える影響はとても大きいものです。
工事をされると、渋滞するとか、騒音がとか、汚染土とか残土処理、さまざまな悪い面もありますが、こと経済に関しては直接間接にたとえ大幹事の元受けが東京の会社でも地元業者には下請け孫請けがあり、その社員や作業員が地元にお金を落とす、また元受けが潤うとトータルとしてはそこの会社の株価や給料、待遇が上がり、日本経済全体が底上げされるのです。
この経済の仕組みが分からない人が、やみくもに反対し、税金を全て福祉や年金、生活保護や非課税世帯に回せばとか、物価対策にと言います。それでは経済は回らないのです。福祉のお金も大切で予算は必要ですが、経済効果とか景気対策ではなく、まさにバラマキなのです。
利権とか談合とか公共工事の建設は悪いイメージの言葉を連想する人がいますが、福祉や医療や年金といっても対象が変わるだけで利権の行き先が変わるだけです。
物価が上がるのは経済の自然菜緒で、そこにお金をつぎ込んでも結局、利権につながるのです。ガソリンにしろ、米にしろ、利権が歪んで、平等にいきわたらないのは見てきて分かるはずです。
一番は景気が良くなり、給料が上がる会社が増えることです。公共事業で景気対策をするのはこういう訳ですし、それは金額が大きいほど効果のある対策になります。5兆円の北陸新幹線延伸、11兆円のリニア中央新幹線、IR統合型リゾートとまさに、素晴らしい経済対策です。
何しろ、日本海側の小都市と、東海道の大都市が初めて20分で結ばれるのです。夢もある素晴らしい公共事業です。かつて裏日本と呼ばれ、長く不便を強いられた日本海側の地方が短時間で大都会と結ばれ、格差が縮まるのは、日本の国土の強靭化や効率としても素晴らしいことです。
もちろん30年と言わず早く実現して欲しいものです。

【決定版】北陸新幹線延伸の誤解1 新幹線の意義 – 天使の星座

被災鉄道 都市と地方の格差に思う

熊本の地震で、九州の新幹線、在来線もかなりの被害を蒙り、JR九州は代替輸送などに懸命に対応し、苦慮しています。
新幹線がやはり福岡と鹿児島を結ぶ大動脈になっていたのが分かります。
猛暑の中、避難所での暮らしも長く続けば続くほど大変だと、被災者の方が心配になります。
先日、私のマンションも2時間ばかり停電してしまい、エアコンや冷蔵庫、テレビやパソコンはじめ、ポンプが動かず水道も組み上げられないので、風呂やトイレも使えないという半ばパニックを経験しました。現代の恵まれた生活もライフラインが断たれると脆いのも痛感しました。
プライバシーも清潔さも、過剰に感じるほど大切にされている生活から、いきなり雑魚寝や共同のトイレや風呂、炊き出しの食事などが、大きなストレスになる人もいます。
障害や病気のある方。アレルギーのある人や、敏感でメンタルの弱い方、ペットをパートナーに大切に暮らしされてはてきた人などが、すぐには耐えられない環境を強いられます。
電源や水をすぐに大量に運んで、倒壊しかけた家に帰れる日も見えないのなら、旅行気分で少し離れても、疎開のような形で、過疎に悩むけれど住むところぐらいはある地方に一時的に居住できないかとも思います。
今後、首都圏直下型や、南海トラフなど大きな災害に備え、地方都市の広域に、普段は合宿や会議に使う施設を公的に使えるようにするのと、最低減の居住に耐える空き家をキープしておくなど、考えれる備えは、国家的に都市計画として準備しておくことも必要でしょう。
副都心もそうですが、コロナの時に感じた、東京一極集中が危ないのを喉元過ぎれば忘れるのはいけません。東京が自治体として儲かってるなら、地方都市をそういう災害時避難地域として、予算を回すことも検討されてはと思います。
地方の駅とか、施設見るともったいない。