動画デトックスが必要

 リアルよりバーチャル、紙媒体よりネット、文章よりも動画の時代だとは痛感します。

 動画サイトに嗜好を掌握され次々と好みの動画を提供され、関連する広告を見ていては、毒にまみれていく気がします。

 昔、テレビから悪い電波が出ていると戒めた人もいました。今やネットはもっと、悪質で巧妙であり、危険です。

 連絡手段や情報検索でスマホやパソコン、タブレットは手放せない時代ではありますが、せめて動画投稿を見る時間は自戒して、断つ時間を増やした方が良いと、つくづく思いました。

 紙媒体からの反射光と、モニターを見る透過光では、脳に与える緊張などの影響は違うようで、透過光だけでは、受動的になり毒に洗脳されやすいのではと思われます。

 良質の作品は別として、つまらない切り抜きは毒だらけです。

 やはり、スマホとくに動画はデトックスする時間が必要です。

自転車廃棄が多すぎる

 往年のちょっと暗いモノクロ作品で、貧しい親子が登場するイタリアの名作映画に、「自転車泥棒」というのがありました。

 昔は、自転車があれば仕事にありつけた時代があったのでしょう。今のAmazonなどの配達業務における軽のバンのようなものでしょうか。

 今は、自転車は移動するだけのものなら安い価格で手に入り傷めば使い捨てる人も多く、乗り捨てて放置されている場合もあります。もちろんロードバイクなど、下手すれば乗用車より高価なものもあり、ピンキリです。

 仕事に使うだけなら、安く手に入りそうですが、温暖化の猛暑の下、アスファルトを走るのでタイヤの寿命は短く、軽い金属ゆえ、車体も壊れやすいようです。

 具合の悪くなった自転車は捨てられます。金属資源も多いのですが、プラスチックなども組み込めれて、瓦礫の山に積み上げられ放置されたままとか、埋め立てられている場合もあるようです。

 捨てられる自転車の多さにも驚くものがあります。分別にも大変な手間、熱量が必要で、小さな自治体では、採算が取れないのです。

 サステナブルと叫ばれながら、家電にしろ、自動車、パソコン、この自転車も、なかなか長く使わるれることなく、粗大ゴミとなるメーカー戦略を許してしまっています。

 ゴミの焼却、そこからの灰は埋め立てに使われても、捨てる場所はもはや限界です。

 サステナビリティを考えなるなら、一つのものの値段から、保証や修理の仕組みなども考えさないといけないのではと思います。手に入りやすいものは、捨てやすいものになり、ゴミが増えすぎるのは、環境以前に、地球の空間を考えるだけでとんでもない問題です。

ドラマレビュー:夏クール タブーをしれっと題材にするしたたかなドラマ班

 

 ほぼ今日ぐらいまでに、7月スタートの夏クールドラマが終わりました。

 今クールは脇役クラスの主演抜擢が目立つ感じで、ベテランも頑張る感じながらで、俳優さんの世代交代も感じます。

 地上波がオワコン、オールドメディアと言われています。視聴率は昔では考えられない一桁前半でも配信も含めて玉石混淆で量産されていました。

 テレビ東京の「能面検事」は前に書きました。その中でも、タブー的事件が語られていました。

 社会派テーマのドラマに強いTBS日曜劇場が医療系、前回のニュースキャスターと、役者さんのスキャンダルもあり、イマイチ内容も浅いのでがっかりでした。

 ニュース系もさんざんな報道番組しかないのに、ドラマがこれでは心配です。

 元々、リアリティのないドラマですから、切れ味の斬新さと、ツッコミできる面白さが必要です。

 その点では、日テレの、岩田剛典と蒔田彩珠がバディが組んだ「Doctor Price」と櫻井翔、比嘉愛未、菊池風磨らの「放送局占拠」がしれっとタブーを取り上げ面白かったです。

 前者は病院を舞台に、医師の転職エージェントが闇を暴くのですが、コロナの不正受給なども題材に出てきました。

 放送局占拠は、櫻井翔のタイムリミットサスペンス、人質救出のアクションシリーズの第3弾で、病院、空港に続きテレビ局が仮面の武装集団に占拠され、時間内に人質にまつわる犯罪を暴いていく話です。舞台がテレビ局ということで、その闇は報道のヤラセ、偏向などを影で操る者がいるという、荒唐無稽な話に盛り込んだ自虐的な暴露です。

 実際、各局はニュース番組で大事件や重大政局の報道の後、街頭インタビューなどを盛り込みますが、局の方向性に都合のよい印象の話を編集しています。ほとんど役者まで使ったヤラセとも噂されていますが、事実上それをやってることをほのめかしたのです。

 ドラマ部が報道部もしくは、他局のスタンスをなじっているように思えます。

 フジテレビの問題以降、テレビのスタンスは難しくなっています。

 そんな中での、そういうテレビの世界での暗闘のような部分が楽しめるドラマでした。

 

高齢者がネトフリ移行で地上波消滅?

プロ野球ファンには衝撃的なニュース?なのか、地上波テレビ局の時代が終焉がいよいよという感じです。
月890円からですから、NHK受信料止めて、短期で契約する人もでしょうです。
しかし、まあ元々、スポーツ中継の地上波放送、公共放送への放映権は高すぎます。とくにWBCは、世界一をかけた真剣勝負と煽りはしますが、しょせんシーズン前のエキジビション大会で、真面目に取り組んでいる国は少ないです。
サッカーのW杯、日本代表の視聴率を妬んで作った、昔のプロレスのワールドリーグのような嘘っぱちハリボテの国際大会です。こんなものに、何十億と、税金のように無理やり払わされる受信料や、スポンサーのお金が流れると、見ない人は迷惑もいいとろです。
見たい人が選んでみる、サブスクを賢く選択するリテラシーの時代が、やっと来たのです。
地上波テレビの数は半分ぐらいになって結構です。NHKも収支をはっきりして、職員の給与も番組にドバドバ使うのも止めにして、公共の災害などの放送だけで十分です。

オールドメディアはどうなる

不祥事でテレビから消えていたダウンタウンの松本人志が、ネット配信の番組で11月から復帰するとの報道がでていました。
地上波テレビには、問題を起こして出れない人が動画サイトでは、それを逆手に知名度を活かし逆に稼いでいる時代です。
本来の意味での、不祥事に対する戒めでも何でもなくなり、ますますオールドメディアと言われるテレビの衰退がささやかれます。
そんな話題を競合するオールドメディアたる新聞やテレビが報道していていいのかとも思います。しかし、もう彼らにはプライドも何もなく、広告出稿量も金額も減っても、共存して生きながらえる道しかないでしょう。

新聞などもう、ネットニュースへの情報提供で生きています。かつてはテレビの台頭で存在を脅かされたとき、それを逆手に目立つ裏一面をテレビ番組表にして、共存を図ったものでした。今や、テレビ局も制作はしても同時にネット配信もして、無料の動画サイトにもコンテンツを提供することで、存在感を維持しています。
リアルタイムで、人気番組を家族でチャンネルを選びながら見た時代は隔世の感となりました。
子供の頃、裏番組で見れなかったり、録画もまだできなかったような不便さはありませんが、もう何だかワクワクするようなコンテンツが減ってしまって、興味も少なくなっています。
それは、もう若い人でもそうで、今のテレビを見ているのはごく一部の高齢者になっています。

ネットも不祥事起こした人間の活躍の場で、毒まみれの情報もありますが、清濁見極め、情報や娯楽をチョイスするリテラシーがないと、自分が守れない時代です。

映画レビュー 鈴木亮平主演「TOKYO MER 南海ミッション」地震を予言?スカッとする活劇

お盆なのに、大雨ということで、鉄旅を諦め、スカッとする映画鑑賞にでかけました。
お盆で、大ヒット作も横並びで、シネコンは混んでいまして、テレビシリーズの劇場版2作目の本作も、まだまだ上映回数も多く、タイトなインターバルで入れ替わりでした。
偶然にも、トカラ列島が舞台で、群発地震を予期したのかと騒がれ、上映延期が危ぶまれていました。

本当にこんな激しい内容でいいのかと思うほど、火山弾や溶岩流はスペクタクルで、その中を、救える命のために突き進む熱いチームの面々。例によって、官僚機構と政治の暗闘の中で、南海に派遣されたチームを救う颯爽とした東京のメンツの登場にも熱くなります。

現実の医学界や、政治や官僚の世界が、ドラマや映画のようにスカッとはいけません。それを言い出すとしょうがない。
実際に、南海の地震や火山活動でも、医療や救急は必死に頑張っているのです。また鈴木亮平や賀来賢人、菜々緒さんらに憧れて、正義感と情熱をもった社会人が増えることを願うのもです。
しかし、主演級の売れっ子になってもテレビからのやや地味な役どころの佐野勇斗やジェシーはシリーズが続いてもずっと、脇のままなのかと思います。
その他、ツッコミどころは多いのでしょうが、元気をもらって、スカッとしましょう。

追悼1999年のヒロイン その鉄道ロケ地

 NHK連続テレビ小説「すずらん」(1999年前期)のヒロインを務めた女優・遠野なぎこさん(45歳)が亡くなっていたそうです。それほど、詳しくは知らないのですが、自死ではないけれど、孤独死に近いのか、事故死のような情報でした。
 当時の朝ドラは若手の登竜門で、今ほど売れたスターをヒロインにして、放送中からCMにわんさか出たり、民放ドラマや映画にすぐに出まくるわけではない感じで、放映後もオファーが少なく、地味に終わる方も多かったのです。
 どうも、この方は母親含め、本人も男運が悪いのか何度も何度も苗字を変えたという逸話も伝わります。
 そんな彼女ですが、清楚な顔立ちと、北海道の駅、鉄道を舞台にした作品は、今残る映像で見てもなかなか美しいものですし、SLや駅や鉄道の好きな人にも感慨深い作品です。

 留萌本線恵比島駅(えびしまえき)が、ドラマの中で明日萌駅(あしもいえき)として登場しました。ドラマの撮影のため昭和初期の駅舎を再現し、現在もそのまま駅舎として使用、駅舎には「明日萌駅」という表示も残されているのです。

 ちょっと重い感じのドラマで、「母を訪ねて」という感じは、近年の広瀬すずや、永野芽以、橋本環奈とかのドラマとはも、色合いそのものが違いました。セットやロケは、けっこうよく作っていた感じがしました。
 物語の設定上の時代もですが、まだリアルタイムでも鉄道がそれなりに重要な交通機関で、赤字で廃止されるのが寂しがられた感じです。
 そして、奇しくも同年に、映画で「鉄道員(ぽっぽや)」というのも上映されました。浅田次郎の原作で高倉健が主役の不器用な壮年の運転手を演じていて、当時トップクラスの人気女優広末涼子も出演しており、やはり北海道の実在駅を、ロケに使っていました。こちらは南富良野町に実在する根室本線の幾寅駅が、廃線が決まったローカル線の「幌舞駅」として撮影されており、駅にはロケ地巡りの人を迎える展示コーナーもあります。25年前のロケをしっかり刻んで残している駅や街の関係者にも感謝したいところです。

 この映画は、本当に健さんもいいですし、鉄道好きでもそうでなくても、楽しめます。残念ながら、こちらのヒロイン広末さんも、俳優として再起できるのか厳しいところです。40歳を超えると、若さと美貌でイケイケだった時代が忘れられない人は難しくなるような気がします。

 
 鉄道の古き良き時代を演じたヒロインの哀惜をこめ、遠野さんのご冥福を祈ります。

 

映画&書評:「国宝」3時間の大作

 封切りから時間が経ちましたが、二人の当代を代表する人気俳優のまさに競演ということもあり、興行的に大成功、封切り1カ月以上なのに、多くのスクリーンと上映回数で人気シリーズのアニメ以外の邦画では久々の大ヒットではないでしょうか。
 土曜日の昼とは言え、ほぼ満席に近い客席で、隣のおっさんの酒臭いのが不快でしたが、替わる席もないほどでした。中年以上の女性が多く2時間55分のロングには耐えきれず、しばしトイレに向かう人も見られ、休憩要りそうな長さです。
 それでも中身は序盤の東映らしい任侠場面、少年時代役の二人の好演の引きから、長さを感じさせず、ともすれば眠りを誘いそうな古典芸能を、うまく時間の快調な経過で進みました。

 原作の方も、上下2巻の堂々たる長さですが、古典芸能と重い内容の割にリーダビリティに富むさすがの快テンポでサクサク読めます。

 とは言え、ネタバレするほど中身を紹介するほどカンタンな長さではありません。

【以下ストーリー】
  任侠の家に生まれ、抗争で親を失った喜久雄、運命に導かれるように才能と努力で、芸の道を進む彼と、同世代で血筋で跡目の決まっている御曹司、俊介。
 古典芸能や社会でつきまとう、世襲なのか実力かの、究極ともいえる選択に翻弄される二人。
 歌舞伎の華やかな舞台の裏にある厳しい修行や人間関係、嫉妬や執着といった感情が丁寧に描かれ、物語に深みを与えています。
 また、芸にすべてを賭ける覚悟と、友情とライバル心。それに伴う孤独や苦悩も胸に迫ります。
 昭和という時代背景とともに、芸に生きる人間の美しさと脆さが詰まった重い2巻です。

 もちろん、映画と小説は比べられないもので、全2巻の活字を読み切ることができない人や、最低減の昭和史や芸能が分からないとイメージできないので、映画はその点、一瞬にして全てが眼に入ります。

 映画版には尺もあり、登場しない人物や、唐突に時間が経過して。その陰の努力や支えた人が見えないところもあります。しかし、概ね映画のビジュアルの華やかさは想像以上で、なるほどと興行的な成功も分かります。

 吉沢亮はスキャンダルが少しありましたが、正直その程度はこの映画の演技やその人像を見れば、そんなものがいかにどうでもいいか分かります。
 そういう意味では、つまらないスキャンダルでイメージを壊し、ドラマや映画、CMから俳優を干すマスコミは罪なものです。

 それぞれ、現在の蔦屋重三郎と以前の渋沢栄一でNHK大河ドラマの主演を勤めた今を時めく横浜流星と吉沢亮ですが、特撮ファンはもちろん二人の初共演を知っていて、話題にしていました。2011年仮面ライダーフォーゼの2号ライダー朔田流星、仮面ライダーメテオ役で出世した吉沢亮と、その3年後烈車戦隊トッキュウジャーのトッキュウ4号でブレイクした横浜流星です。仮面ライダーフォーゼにメテオ朔田流星の親友井石二郎役で横浜流星が共演していました。
 その設定も今回の映画に少し似ているのが、特撮ファンにはニヤリという感じのところです。

 さらに特撮ウンチク話になりますが、仮面ライダーフォーゼの主人公を演じたのは福士蒼汰、トッキュウジャーの1号センターのアカを演じたのは志尊淳です。この頃のニチアサは現在ブレイク俳優を量産していて、トッキュージャーの前年の戦隊シリーズ、獣電戦隊キョウリュウジャーの主演は竜星涼です。役名も含めて、リュウセイの3人が繋がるとも言われました。

 大きく脱線しましたが、映画に戻ると、長崎、南座などの京都も多く映り、ロケ地も美しく、昭和の彩をうまく撮っています。
 雪が舞う風景はいつまでも記憶に残ります。少々ざわついてエンドロールでそそくさと出口に向かう人も多かったですが、劇場は良いです。

映画レビュー「フロントライン」危機の戦い

 マスクやワクチンで大騒ぎし、移動や活動の規制など長いコロナ禍の3年も今はおぼろげな記憶になりつつあり、その始まりの頃の武漢のニュースやダイヤモンドプリンセスの事件はさらに遠いかすかなもになりつつあります。しかし、今ワクチン報道の在り方などとともに再度認識と検証が進む中で、ドキュメンタリーとして本や映画が世にでたことには大いに意義があります。

 興行的なインパクトは時期的に微妙ですが、考えさせられる良い映画でした。
 展開も緊迫感があり、フクシマ50と並ぶくらい、使命感だけで命を投げ出す男たちにこちらも熱くなります。
 指揮官結城と現場医師仙道のバディ感と、役人ながら杓子定規から型破りになる厚労省の立松と、小栗旬、窪塚洋介、松坂桃李がそれぞれ躍動感ある演技で魅了されました。

 最前線で闘う隊員たちは向けられた“差別と偏見”のまなざしとも戦います。いやらしくつきまとうマスコミを光石研と桜井ユキが演じて、外国語に堪能で優しいクルー森七菜に癒されます。(マスクしてる場面ばかりでクレジット見るまで誰か分からず)

【以下、公式HPなどの紹介文より】
 2020年2月、乗客乗員3,711 名を乗せた豪華客船が横浜港に入港した。香港で下船した乗客1人に新型コロナウイルスの感染が確認されていたこの船内では、すでに感染が拡大し100人を超える乗客が症状を訴えていた。出動要請を受けたのは災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」。地震や洪水などの災害対応のスペシャリストではあるが、未知のウイルスに対応できる経験や訓練はされていない医療チームだった。対策本部で指揮を執るのはDMATを統括する結城英晴(小栗旬)と厚労省の立松信貴(松坂桃李)。船内で対応に当たることになったのは結城とは旧知の医師・仙道行義(窪塚洋介)と、愛する家族を残し、船に乗り込むことを決めたDMAT隊員・真田春人(池松壮亮)たち。彼らはこれまでメディアでは一切報じられることのなかった<最前線>にいた人々であり、治療法不明の未知のウイルス相手に自らの命を危険に晒しながらも乗客全員を下船させるまで誰1人諦めずに戦い続けた。全世界が経験したパンデミックの<最前線>にあった事実に基づく物語。

 緊急事態ということで、結城の無茶な提案もズバズバとゴリ押しや後付けで決めていく松坂桃李演じる厚労省の立松がカッコいいです。少し前のドラマでも文科省の型破り役人を演じていましたが、最前線でこんなに臨機応変の対応ができる役人がいるのか、それが甘受できるならなぜ、日本の官僚はこんなに閉塞しているのか嘆きたくなります。

 逆に言うと、日本の官僚は平和で緊急事態と考えられないから、杓子定規、法令遵守、前例踏襲のまったりした役人仕事しかできないのです。

 数年前の『シン・ゴジラ』という映画も、怪獣に襲われた危機の日本で武器使用など臨機応変さがなく、ほとんど機能しない官邸が面白おかしく描かれていました。日本はもう一度外敵か、怪獣か、ウィルスにでもやられ焼け野原にならないと、緊急事態だと思わないのでしょう。少子化、人口減少はもはやゴジラやコロナ以上の問題と気付かないないのでしょうか。

 ダイヤモンドプリンセスの最前線チームが必死に止めたことも、結局は対外的な印象を良くした程度です。結局他からの旅行者もおり、コロナの全国的感染蔓延は止められないものです。それでも1カ月でも止めたことが、医療体制の準備やケーススタディに奏功したのか、正確なことはわかりません。

 しかし間違いなく、毎年80万人もの人口は減っている日本に、最前線には多くの優れた医師、スタッフ、研究者、役人、企業人らが頑張っていることは分かります。そして立松のような官僚が上に立つことが今の日本に必要なことがよく分かります。

春クールのドラマ評:まったり癒される俳優たち

 4月スタートも春クールドラマも、最終回を迎えたものが増え、概ね最終翔までは来ました。朝ドラ「あんぱん」は9月までで半分すぎたところです。
 終了時期はまだですし、一部は録画したままで、全部見てはおりませんが、好みで独断、話題になった者だけ拾います。

 アイドル路線の朝ドラは基本見ないのですが、ダイジェストやパブリックで映る場面などで少しだけ視聴しています。旬の役者を集める予算はスゴイのと、終戦80年の節目ということで、戦争を描く時間が長いようです。出征とか、戦中の暮らしは最近もたびたびありましたが、軍隊の中のシーンは最近では珍しい気がします。
 朝ドラヒロインというと、明暗というか、今田美桜と仲の良い同世代でヒロインは先輩になる永野芽以がスキャンダルで、今クールの日曜劇場「キャスター」が終了して、いよいよCMもドラマもしばらく地上波では見られないことになります。
 配信で、見逃した映画で永野芽以を見ようかなと思います。阿部寛らの健闘もありましたが、内容がテレビ局のニュースショーということでは、少し掘り下げ不足とご都合主義で物足りない面もありますが、さすが日曜劇場というレベルではあります。

 今田がポスト永野という向きもありますが、すでに人気者であり、多少は回る仕事もあるものの、すでにこれ以上の忙しさにはならないと思います。
 それにしても、番手からぐいぐい上がった今田さんそれなりの魅力と実力です。おかえりモネでは清原果耶の気象予報士時代編の同僚、「3年A組」では、永野さんはおろか、福原遥、上白石萌歌、森七菜、堀田真由、川栄李奈よりもモブキャラ的な突っ張った感じの女の子でしたが、先輩の朝ドラヒロインもイッキに抜き返してごぼう抜きです。

 芳根京子も、前クールから連投、「波うららかに、めおと日和」時代は違うものの安定化のある実力派を示しました。「対岸の家事」多部未華子のドラマも社会派的な内容も濃いものでした。
 もはや、朝ドラヒロインだったことを忘れるようなベテラン、実力派です。

 NHKの土曜枠の「エンジェルフライト」米倉涼子、松本穂香の海外葬送モノも、ロケも役者も良かったです。 松本さんのキャラはぶれないです。

「失踪人捜索班 消えた真実」テレ東ですが、町田啓太主演でなかなか楽しめました、光る君への天皇役を思い出させて和泉式部役だった泉里香とは夫婦役で、難しい事件を追います。悪の描き方は、何ともステレオタイプですがいい内容でした。

 間宮祥太朗主演の『イグナイト -法の無法者-』も個人的な引き込まれて楽しめました。

 6月で春ドラは終了で、少し寂しい季節です。CMでもトリスをはじめいくつか出ていた永野芽以のが消えて無常な感じです。「虎に翼」でブレイクした伊藤彩沙莉が、奢ることなく落ち着いた感じでCMにも出ているのが、和ませてくれます。