「Fukushima50」名も無き人たちが日本を救った

門田隆将「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を原作とした映画「Fukushima50」が公開されました。
やはり涙なしには見れませんでした。
9年前、テレビ報道でこの一連の原発事故を一喜一憂しながら見ていた世代でも詳しい内情はもともと知りませんし、忘れていたこともあります。
今のこの映画の評判にしろ、原発関連のいくつもの本も、推進派反対派左右に分かれて恣意的なものも多く、全ての真実を知ることはもはや難しいかもしれません。
しかし米国や海外から賞賛された、命を張って大事故を防いだこの50人。「Fukushima50」が早々に逃げ出していたら東日本は壊滅的な打撃へと広がっていることは間違いありません。
総理や東電幹部の当時の言動や行動を今さら批判してもしょうがありません。我々離れたところの一般市民も同じです。
その現場に居合わせ、その原発に携わった運命に逃げることなく、(あるいは逃げられずでもいいでしょう)日本を守り故郷の被害を少しでも食い止めた彼ら。そして消防、土木、警察、自衛隊などの人々もよく仕事をしてくれたのです。
美しい山河、恵まれた文化、産業、伝統ある日本を縁の下で支えるのは常に名前が世間にそれほど知られることもない人たちです。
山奥に道路や鉄道、電柱、鉄塔を見るたびにそんなことも思われます。