日本の戦争の歴史

右翼も左翼もすべての人がもっと歴史を勉強すべき

1月8日まさにイランがアメリカに報復攻撃をして、場合によっては大規模な戦争へとつながりかねない情勢です。安部首相は中東歴訪を取りやめましたが、日本のシーレーン、邦人や日本企業の船舶を守るため、今のところ自衛隊の派遣は中止になっていません。
万一戦闘に自衛隊員が巻き込まれ死傷が出ると、太平洋戦争以来の惨劇となります。
そんなことのないように祈るのみです。戦争をただ禁忌する平和ボケ左翼とネトウヨはすぐ批判するでしょうが、かけがえのない自衛隊員の命ですから、一つの発言は軽くありません。
教科書の歴史も国の思惑で書き換えられる時代。歴史は勝者や強者が都合よく書き換えるのも当たり前とも言われます。
昭和40年~50年代に子供から学生になった私はもちろん戦争の体験はありません。ただ子供の頃の、戦争体験者の話、映画やドラマ、マンガや舞台等玉石混交でも表現の制限が少ない時代のため、間違いなくいくつかの真実は間違いなくつたわっていました。現代は画像処理はうまくても綺麗ごとで終わっていたり、伝えたい思想や主張が強くてリアリティや自然さがなくなっている気がします。
私もこのブログで戦争にとにかく反対するとか、どの国が好きだ嫌いだとか、右や左の主張をするつもりはありません。
日本は朝鮮半島に文化を伝えられ、また伝え交流をしつつ、長い歴史では決して仲の良い時代は長くありません。むしろ秀吉の時代をその背後にある中国と対峙するため常に日韓の関係は不幸な歴史が続きました。その溝の深さ、怨みの深さは、中東と並び絶対にスッキリは行かないのです。
日中戦争、太平洋戦争、振り返れば悪い偶然も必然も積み重なって、満州の悲劇、広島長崎沖縄や国内空襲の悲劇。
誰かが戦犯と認定されていますが、決して個人が引っ張った訳ではありません。
あえて言えば国民全体のムード、雰囲気、もちろん軍部、憲兵等が嚇し、マスコミも扇情しました。
事実も現実もだんだん伝わらず、見えなくなります。
南京大虐殺の人数など、もう右と左に大ブレで、ゼロから数十万人まで分かれます。
ただ日本が今の中国北部に満州国を作り、関東軍を駐留させ、さらに北京、上海、南京と日本軍は次々と攻め入りました。それにもお互いの正義、言い分はあるのでしょうが、戦争を戦ったことに間違いはありません。真珠湾奇襲に始まりアメリカに原爆を落とされソ連にも侵攻され国体の危機まで追いつめられ降伏する太平洋戦争の日本。その導火線というか連続する戦争が日中の戦争です。
このあたりの詳細になるともう、今の若者はほとんど理解していない人が多いです。
歴史書にも右左あります。事実かどうかは鵜呑みにせずとも、どう考えてもここは数値や細かい時系列は別としてもあったことには間違いはないとか、推理したり、他の歴史と比べたりしながら勉強してみると興味深いです。
歴史、現実に生きる人はそんなに極端ではなく中庸な思想の人が多いはずです。過去に学び、かつ未来を見据えて勉強してみましょう。

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