施設の沙汰も金次第?にならぬよう

高齢者、別居が当たり前の時代

高齢化社会を迎え、サービスつき高齢者向け住宅が、各所に増えつつあります。かつて老人ホームは「姥捨て山」のイメージがあり、子供が話を切り出すのも躊躇われ、親戚や世間からは何て冷たい子供と揶揄されました。
昭和の終わり、平成以降は核家族化が進み、親の介護を自宅では看ない家が増えました。孫とおばあちゃんも毎日顔を合わせる家は減り、家族全体で老人のケアをする家もあまり聞きません。
自分が老いた立場になった時、どうなるのか誰にどう頼むのかを見ることはいい経験なのでしょうが。
その高齢者住宅、場所やら広さなどにもよりますが、設備はシンプルでも結構な月額です。厚生年金の平均クラスだけではちょっと厳しい、少し資産のある方でないと難しいかもしれません。年金生活だと今から少し生活、消費をダウンサイジングして、安い食事だけで買い物などの楽しみも制限していかないと、貯まりもしないし生活にも耐えれません。
かといって人間、ワンルームでも寝るには広いぐらい充分です。
シンプルに生きられるように、老いた時の心構えをいくつか考えておきましょう。
介護やサービス付きなど、金額的に無理、孤独に貧しく老いるだけと嘆く人も多いかもしれません。
そんな人もダウンサイジングの効果は変わりありません。

大事な3つの活動

そして大事なのは
①健康寿命を伸ばす
年を取ってから、歩けない、動けない、食事も制限されるなどでは少々お金があろうと、不自由です。
こつこつ運動する、ひたすら歩く、ジムに行かなくとも部屋の中でできるエクササイズも沢山あります。
②他人との関係をよりよくする
家族、親族、友人、地域、いろんな人とコミニケーションをとることです。
サラリーマンや自営で現役バリバリ時代にないがしろにしていたら、結局しっぺ返しを食います。今から想像力を働かせ、引退して体力も衰えたらどうなるか、今の自分はどう思われているのかを考えておかないと、いざ配偶者に去られたりしても困った事態になります。
③本当に必要なものに消費。感謝と利益を生む趣味的活動
健康にも悪く、金銭的にも浪費といえる習慣は何とか早く止めることです。煙草や居酒屋通い、ギャンブル等はその典型です。健康を害し、医療費もかさみドクターストップでは最悪です。「オレは死んでも煙草は止めない」という人もいますが、受動喫煙は別にしても、やはり人間死ぬ間際には多くの人の助けを貰います。やはり喫煙は早い段階でストップしたいものです。
ボランティアや簡単なアルバイトで、あまりお金にならずとも、感謝され自分も頭と身体を使う方が元気になれます。週1~2回でも何か働け小遣い程度貰えるのが理想的です。お金が潤沢にあり施設で身体を動かさないよりもいいかもしれません。
愛される可愛い、おじいちゃん、おばあちゃんを今から目指しましょう。

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