読書【2050年 MEGA CHANGE】  ③社会保険と税の改革

5月6月といろいろ前年所得が決まったりで納税の通知が来る季節です。
給付やらマスクはなかなか来ないのに、税金の納付書は来ます。
2050年まで、年金保険料や健康保険料は上がり気味です。
選挙で負けないようにうまく説明しつつ、いろいろ改革していかないといけません。高額所得の方には保険料負担は大きくしないとしょうがないです。そしてもう給付の限度は大きくし負担をさらに多くします。
保険は成り立ちにくくなっています。ヨーロッパの福祉国家が、一律給付も支払も早く、国庫で対応しています。その代り消費税が高いとか負担もそれなりです。
富裕層に給付も打ち切ったり、負担をさらに累進的にするなど、保険は抜本的な改革が必要です。国民皆保険さえ見直してもいい時期にきています。
寄付に対して、歓声あげるなら、最初から確認も必要です。人間毎年何億も生きていくのに必要ではありません。多少贅沢、住居の購入があってもせいぜい1000万円の年俸で十分です。何十億と儲けている方はある程度経過すれば、私財を貯めるだけでなく、寄付やら国庫返納すべきです。
現役世代、高齢者も負担しつつ、富裕層が一定の条件で支えてくれないと、社会保険は増大し、少子高齢化の国家財政は成り立ちません。
高等市民と呼ばれるような、高級官僚やセミリタイアの財界人にいつまでもお金が回っていては、この国はかなり厳しいです。
それも新しい技術や産業が一定のシェアと規模で維持され、輸出入や人材交流のグローバル化がすすんでの前提です。
日本の未来は結構厳しいハードルを越えていかないといけません。

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