あおり運転厳罰化

7月2日から道交法改正であおり運転の厳罰化(違反25点罰金懲役等)が施行されています。
悪質な事件が多発していました。根底にはスピードに対する人間の憧れや苛立ちがあるのでしょうか。
普段は落ち着いた行動をされていても、いざクルマに乗ると1分1秒でも早く走りたい。実際には出かける前や、サービスエリアの休憩中はのんびりしていても、クルマを運転すると前を走る遅い車に苛立つ。この心理はおかしいのですがよくあり、どうも制御不能です。
制限速度めいっぱい、もしくは道路状況もいいからもっと飛ばせるのに、ゆっくり走る車にいらだつ。
片側1車線や、そこそこ走行車線が混んだ2車線だと制限速度前後のクルマがあおりのターゲットになりやすいです。
ワタシも昔は飛ばした時期もありますが、たいしたテクニックもないですし、クルマは自己責任ですから無茶はしなくなりました。
事故を起こすデメリットを考えると急ぐ必然性はないです。時間管理もですが、切り詰めるのは前後の時間でいいです。運転中はイライラせずのんびり行きたいものです。
仕事や他の旅や趣味はのんびりとか自然保護や法令順守なのに、ハンドルを持つと競い苛立つという人が意外とおられます。
「制限100kmのところを120や130出し〇〇分でついた」と自慢気に話す人がいますが、犯罪の告白であり、クルマのスペックが良ければ危険と思わなければ誰でもできることで自慢することではないのです。むしろ恥ずかしいことです。
どこかに合理的に説得する自分を作らないと危険です。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください