ウイズコロナ、ゴールを示そう

コロナ後の経済立て直しも大変な課題ですが、今はまず感染拡大防止、ワクチン接種、オリンピック開催是非等が主要な関心でしょうか。
人々の議論の土台になる知識も驚くほど、いろんな専門用語が飛び交います。集団免疫、変異株、メッセンジャーDNAワクチン等ちょっと前なら考えられないような言葉をおよそ素人で説明できる方がいるのにも感心します。
ただ過去から俯瞰した全体像が分からないと、知識顕示や受け売り、煽りに乗せられている印象もあります。
ワクチンに対する、副反応等の不安もクローズアップされ、さまざまな数値が情報として流れます。
ワクチンに頼らない新薬、サプリメントの情報も出てきています。
欧米に比べ感染拡大と言えないくらいの数値で、そもそもワクチン接種はどの程度必要なのでしょうか。
日本でどのの程度ワクチン接種が進めば集団免疫を獲得したといえるのでしょうか。どうも専門家、厚労省でも定かではなく、もちろん今後の変異種の出方や感染者の推移にもよるのでしょうが、目標も明確ではなく何となく成り行きという感じがします。
アナフィラキシーショック等の確率は低いと言われますが、高齢者から精神的にも負担の多いワクチン接種を強いていながら、何となく目標や必然性が漠然としています。
すでにかなりの飛沫を受けて接触していて感染しない人の割合も日本には多いはずで、ワクチンなしで今回もピークアウトしています。首都圏だけ少し減少が鈍化しているようですが明らかに変異株が出ても数字は増えていません。
ワクチンが国際的に進み日本が取り残されている印象はありますが、明確な要因は不明でも日本でコロナによるパンデミックはこれ以上起こらない。医療体制を今じっくり再構築し、ワクチンをインフルエンザ並み国民の4割にも接種すればほぼ鎮圧は見えると考えて良いでしょう。
感染予防に楽観は許されないですが、希望がないと忍耐にも限界があります。
希望、ゴールを明確にして新情報でずれれば仕方ないという感じでウィズコロナへの心構えを国や自治体それぞれのリーダーは示すべきだと思います。

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