日本は戦前からアジアをリードした先進国で、敗戦で転落したものの戦後復興でやはりアメリカにつぐ経済大国にのし上がった。しかしいわゆる失われた30年とか40年と言われるバブル崩壊で一気にアメリカに差をつけられ中国に抜き去られた。
多くの国が経済成長をとげ、アメリカやIT技術立国の製品やライセンスを買い、文化も社会も発展した。そのため日本は自国市場を中心としていたため、人口の伸びが止まると国際社会に打って出る経験が少ないため成熟した市場での閉塞し、一部企業は迷走を繰りかえした。
多くの企業はそれなりに規模や売上を維持しているが、大きく伸びたグローバル市場から見れば日本の相対的地位は下落しました。
ある意味、人口が右肩上がりだった時代の成功体験が、勘違いを産んだ面もあり、その後が悪いわけでもないのかもしれません。
それでも、どこかで日本が優秀で世界一でありたいという気持ちは、大切な向上心でしょう。