会津っぽ、中華そばの思い出

東北には「会津っぽ」という名前でごくメジャーな外食チェーンでした。どちらかと落ち着いた「中華そば」加水製麺とか創業年を謳い、壁にも縁日でのたまの御馳走が中華そばだった時代からのこだわりの物語が描かれていました。
幸楽苑の屋号で全国進出を果たすのですが、290円の激安を売りにして利益が上がらなくなり、追加メニューを工夫するなどしていました。
今のつけ麺やらいろんな創作風のラーメンに比べると、地味な中華そばです。
ラーメン、中華そばがご馳走だった時代からすると、百花繚乱の1000円以上もする高級ラーメン時代等信じられない話ですが、まあ無骨で平凡ですがここのラーメンも餃子も嫌いではありませんでした。
仙台にいた頃5年間、家族で行った近所に店もあったのと、ある流通企業の本部で各メーカー集合させられての棚割り会議の夜食に良く行きました。
関西に戻って酒の量販「やまや」とともに。「幸楽苑」が出店してきたのにも驚きましたが。中華そば290円の安い戦略にもびっくりしました。しかし、その後この企業があの激安ステーキ店で一斉を風靡するとは思いませんでした。
逆に私が東北にいた頃は餃子の王将がまだ出店していませんでした。京都発祥の『天下一品』はフランチャイズで1店あり、懐かしくて行きました。少し個性のあるこってりラーメン、このチェーンも、他の個性あるラーメンに押され下火の時代です。
私も年齢を重ねて、胃も弱くなりましたので、もうそんなに個性的なラーメンを食べ歩きたいとは思いません。素朴な中華そば系ラーメンをたまに具沢山で家で作って食べる程度です。

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