奥深いコロナワクチン陰謀論争

久しぶりに大阪梅田の大型書店に行きました。
店全体の造りは変わらないものの、ここ数年で紙の新刊本もますます値上がりし、店頭で本を買う機会の減っている人も多いでしょう。
比較的手に入らない本は大きな書店で探すとかよりも、ネットで簡単に手に入ります。レビューを見てから中古本や図書館という人も増えたら、衝動買いする人も減っているでしょう。
実際、文庫本が1冊薄いのでも800円とかすると、ランチ等に比べ2~3倍のインフレです。
まあ、それでも大型書店に人がそれなり多いのは何か珍しいもの、充実したものを直接見たいのでしょうか。
中小もチエーンもが続々閉店する中では、頑張っているのでしょう。
出版の業界も売れるモノ、センセーショナルなモノを前面に押します。
コロナ関連もアフターコロナの未来予想や経済関連やの本、コロナワクチンが危険とか陰謀説から真逆のワクチン肯定派の陰謀否定論まで賑やかです。

ワクチン是非両論をいくつか斜め読みしたり、電子書籍の試読みやレビューを、玉石混合のネット情報とともに見ましたがなかなかに(いろんな面で)面白い。両者主張は拮抗しています。
なかには、読んだだけでなるほどと偏ってしまいそうな本もありますが、やはり一部の事実を語り説得力を持たせながら尾びれのついた方向に結びつけたがるものです。注意が必要です。
どちらも当初予想したことから、想定のなかでも現実はだんだん乖離してきてネットなどで後付けの苦しい言い訳をしています。
やはりコロナは未知だし、ワクチンの効果も未知だったので、最初から確定して言い切れるものはそれほど多くなかったのです。
確証のないものを、予想でうまくリードしていた部分はだんだん検証されています。
どちらかの主張ばかり読み続けると洗脳されたように、他方を攻撃したくなるのは、他の主義思想と同じです。情報を整理してバランスよく判断して、自分で選択するしかないでしょう。

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