
めったに出張はないのですが、右京区の中に京北地区があり、先日まとまった要件があって市内では溶けた雪の残る周山街道を北に。
最後の案件はさらに東に進んだ黒田地区。廃校になった小学校の跡、外国人向け就労研修センターも閉鎖された経緯を確認。高尾三尾以北、人もクルマも少ない。
黒田地区芹生(せりょう)は歌舞伎や文楽で有名な菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)寺子屋の段の舞台となった里。
歌舞伎、文楽の作品、数々の情景多しと言えどこれほど哀しき情のこもった段はありません。
昔は河川を船で材木を運べたので林業で栄えており、船という交通手段で都近くに直結して行き来できるのが他の山里より便利だったのです。今は自動車で昔より便利に移動でき道路は舗装が行き届いていますが、たぶん他の地区がずっと便利になり相対的に林業が衰え活気がなくなり過疎が止まらないのでしょう。