思い出される東北

男鹿真山伝承館のなまはげ展示

 やはりこの時期、東日本大震災のことが思い出されます。私にとっては東北地方は約7年強住んでいた、生まれ育った関西の次に長く住み愛着の合った土地です。
 30代後半から40代、二人の子供の幼稚園、小学校低学年は東北で過ごしました。仕事もこの時期、ようやく充実、熟練に向かう頃でした。
 そして私が東北を離れて2年過ぎたころにあの震災が発生しました。
 毎年思いだすことは沢山ありますが、今年もコロナ禍が続き、異国での紛争も伝わります。
 大きな悲劇を伝え聞いたとき、人間の無力さと、生き残ったもののなすべきことをいつも思います。
 そしてまた一歩ずつ、歩いていくのです。

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