戦争と平和 7 近代戦争 未来戦争

 第二次世界大戦から70年を過ぎてその後も、東西や南北で、民族や宗教の対立とそれを煽り片方をバックアップする勢力のため紛争は絶えたことがない。
 戦争そのものは近代化したのかというと、核戦争や生物兵器などは使用されなくても垢抜けた戦争というのはなく、諜報やメディアを使った策略は巧妙で悪質になっています。
 テロを含め市民が犠牲になる頻度や、殺される人間の数は減っているとはいえ、軍事産業は健在で肥大化しておりもはや一定の戦争や紛争の武器と防衛があるのが前提であり、なければ作るのだろうと言われています。矛盾の言葉の由来のように、最強の攻撃兵器と最強の防衛兵器がほとんど使われないままにバージョンアップしていく、これも市民の税金でです。
 ロボットやドローンを使ったアニメや特撮のような市民を巻き込まない戦争ができないかとつまらぬ夢想をします。人気アニメや、特撮のようにバトルフィールドで、それぞれがカプセルから取り出したモンスター同士で戦うのが戦争であれば市民は傷つかないで済む。オリンピックやワールドカップの試合がそのようなものに近いのか、もちろんそれでもお金の掛けられる大国や人口の多いあるいは体格才能に恵まれる人種が優位だが、殺し合うよりマシでしょう。
 優れたAIによってやがて人類のエゴが淘汰されれば良いとも思うが、これもSFやアニメのようにロボットに全滅させられるのが人類かもしれないです。
     つづく

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