中立なのはロシア擁護ではない

 私は一般の人がけっこうミステリも読んでいるし推理ドラマや名探偵コナンなどもよく見ているので、もう少し世間で起こっていることを疑ってかかり、冷静に判断できないのが不思議でならないです。真実は一つとまでは言いませんが。目に見えているものや繰り返されるものの矛盾点や、動機を考え、時系列を見て分析して論理的に考えるのは好きではないのでしょうか。

 国際情勢だって、コロナに関してもだが、ちまたには絶対賛成を声高に強要する一大勢力と、全てが陰謀や嘘だと否定する勢力が罵り合っています。とばっちりのように、真ん中で公平で中立な分析をしても犯罪のように両側から攻撃されるのも何だか、納得できないものがります。

 真実や政治志向がどうより、少なくとも多くの人は探偵劇のトリックや伏線を看破する読み方はしていない。むしろ自分は小気味よく騙され裏をかかれながら、探偵の活劇を愉しんでいるのかと思いました。

 これはニュースに対する姿勢もそうです。戦前の大本営発表のそうですが、政府や企業はプレスリリースしたり、リークしたりします。これは短時間では真実とかその背景はすぐには検証できずに表に出ます。政府や大企業、あるいはそれとつながるマスコミは時に厖大な情報でまぎらわしい誇大、ウソを真実に捻じ曲げます。
 ロジックであくまで考えるだけです。ミスディレクション、レッドへリングに引っかからないことだけで今の報道を見ると不思議なことだらけです。
 プーチンの行動あるいは、サイコパスとかジェノサイドとか狂人とするオチよりも必ずもう少し納得できる真実があるはずです。それに対するゼレンスキー、バイデンや西側の行動にももっと裏側の真実はあるはずです。

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