コロナ変異株のオミクロンBA5ってどう読むのかと思っていましたが、やはりBA5(ビーエーファイブ)なのです。もはやスーパー戦隊の名前のような印象です。海外、ウクライナ問題ですぐ国際情勢の全ての世論のように言われるイギリス、アメリカをはじめ欧米各国はすでにコロナは一般の関心から外れています。人々はノーマスクで経済活動、通常の社会に戻っています。『オミクロン』という名前も『ビーエーファイブ』という名前を知り怖れているのはおそらく日本人だけ他国の一般には知らない、特撮のライダーや戦隊ヒーローと同じガラパゴス的文化になっています。
コロナ禍の医療現場に従事されている方、実際にコロナに感染し重症や後遺症に苦しんでいる方もおられるわけで、やや不謹慎に取られる方がおられるかもしれませんがいたって真面目な考察です。
実際に3週間あまり肺の病で入院し、ずっと医療現場にいて医療関係の方の忙しさや煩悶、ジレンマを見てきたので思うのですが、今の社会経済活動を保つという方針は全く間違いではなく、それと行動制限まで要請して医療現場を守れという一部の主張は分断を煽り、対立軸にすべきではない、もともと同じ土俵で比べるものではないのです。
私は入院していて、夜勤の看護師さんが患者さんにいろんな案件でナースコールで呼ばれるのを見てると、本当に大変だと思います。命に直結するコールもあれば、下の世話や不注意、痴呆、わがままいろんなことで呼ばれますし、患者にとってはコールして反応が遅いとまた不安も増殖して大変ですが対応人員は当然限られています。高い職業意識、使命感がないと難しいのではないかと感じました。夜勤も必然としてある以上、シフトを組むのも日常的に大変で潤沢に応援など出せる体制のところはおそらくそうないでしょう。そんな中、私の退院間際にコロナ感染者がどんどん増えた状況が報道され、かつ祇園祭やイベント、旅行再開の報道ではどんどん街に人があふれる状況が流れ、案の定病棟に陽性者が出て大きな混乱と厳しい隔離と規制が実施されました。私は幸いその後2日ほどで退院できるタイミングでしたが、医療関係者や入院患者さんのその後の苦労は想像できます。
実際にコロナで親しい人を失ったり、後遺症で苦しむ例や医療の逼迫などこういう事象をもって経済活動再開を待てという発想は分からないでもないのですが、片方で経済活動が止まったことでの自殺や貧困も出ているのです。いわゆるワクチン問題含め、やはり議論はかみ合うものではありません。
プロ野球球団や大相撲でも大量に陽性者が出て試合中止や不戦勝が相次いでいますが、いつの間にか場所やペナントレースの中止や、観客動員の制限はしなくなっています。
特に法の改正もなく。濃厚接触者の待機日数も短縮しています。
よく言われる感染症2類相当から5類に下げるのが無理なら、今の医療現場を考えて、総理大臣や厚労大臣の指示で変えていけばいいいのです。今でも中途半端は2類相当ということで1類のエボラ並みの厳しい管理が引かれています。
例えば保健所や自治体はものすごく煩雑で詳しい報告を求められますが結局全国には感染者や陽性者が家で寝込んでる人含めていっぱいいるわけです。
『風邪』とう病名にコロナを分類すると、いや違う死亡者や重症も出ているのにと反対する人がいますが、風邪なみに一般に多いのですから、追いかける方法に無駄があれば医療体制は持ちません。感染対策や流行している場合に高齢者や基礎疾患者への配慮はいるとしても、もう報道でコロナを過剰におそれさせるイメージを植え付けはいいでしょう。
岸田さんはしっかり経済社会活動を推し進める丁寧な説明を続け、マスコミは矛盾のある分断を煽るような報道は止めて欲しいし、国民はこの矛盾を理解し前向きに進んでいけば良いのです。
銀河を貫く伝説の刃!人の命は地球の未来!命あるところ、正義の雄叫び有り!燃えるレスキュー魂救急戦隊 ゴーゴーファイブ!(写真より)