『コロナが来た!コロナが来た!怖いぞ!恐ろしい病気だ。マスクをして、家にこもって、注射をしないと!』
街のみんなはとても怖れ、仕事もやめて家にこもりました。コロナの恐ろしさを告げた少年はみんなからほめられチヤホヤされ、ごほうびにお金もたくさんもらえました。
『コロナがまた来た!コロナが来た!怖いぞ!恐ろしい病気だ。マスクをして、家にこもって、注射をしないと!』
街のみんなはまた怖れ、仕事もやめて家にこもりました。コロナの恐ろしさを告げた少年はみんなからほめられ、お金をもっとたくさんもらえました。
『コロナがまた来た!コロナが来た!怖いぞ!恐ろしい病気だ。マスクをして、家にこもって、注射をしないと!』
街のみんなは怖れましたが、仕事もやめて家にこもってばかりいてはお金もなくなり、しかたないので少しづつ働いていました。コロナの恐ろしさを告げた少年だけは、お金をもらい続けていました。
『コロナがまた来た!コロナが来た!怖いぞ!恐ろしい病気だ。マスクをして、家にこもって、注射をしないと!』
もう街のみんなはコロナをそんなに恐れなくなりました。少年の家がマスクや注射でも大儲けしているような話も伝わりました。
『新しいコロナが来た!へんいしたコロナが来た!今までで一番怖いぞ!とても恐ろしい病気だ。マスクをして、家にこもって、注射をしないと!』
少年は今までより必死に涙ながらに叫びましたが、もう街のみんなはせせら笑い、誰も少年の言うことを信じませんでした。少年は今度は本当だと、叫び続けましたがやがて叫び過ぎて喉を傷めて倒れこみました。
やがて町のみんなは、、