地上波テレビ主流の時代が終わる

 地上波やBSテレビよりも広告の金額でネットが上回ったそうで、テレビ局や広告代理店も時代の変化に凋落を感じているようです。テレビっ子だった私も、スマホやパソコンの時間がテレビ見てる時間をとうに上回っていました。

 年配の方を中心に、ドラマやスポーツ、紅白歌合戦などもまだ視聴はされます。しかしだんだんライブで見ながらもネットでウラ情報やチャットを楽しんだり、ネットで評価を見てから録画を見るとか、ネットは浸食してきています。もう必死に生中継、ライブを追わなくとも、少し遅れての放送でも十分なことは知られだしました。

 これによって、テレビ局の広告を支配していた電通や、多額の受信料で運営していたNHKはぼったくりの殿様商売から転換点を迎えようとしています。

 五輪疑惑で捜査のメスが入った電通の独走も止まるのでしょうか。税金まがいの巻き上げをするNHKもついに方向転換の時は来ています。

 毎回、オリンピックや今も行われるワールドカップの放映権料は、いつの間にか莫大なものになってIOCやFIFAなど金の亡者と、日本の銭ゲバの間で高騰した莫大なお金が動いています。

 今回のサッカーのFIFAワールドカップにしろ前回で600億円あまりだったのが、さらに高騰したと言われています。ジャパン何とかで民放と共同とはいえ大半NHKが払う放映権料は電通が取り仕切り、中抜きしています。しか世界全体でも2000億程度という放映権料、日本だけが莫大な巨額を払い、関連企業から最終的に国民が負担しています。これはオリンピックも同じ構造です。だから放送局は、ネガティブにはならずひたすら、大会の宣伝に走ります。カタールの人種差別、強制労働などの記事は小さく扱われ、にわかサッカーファンを増やす宣伝をドバドバ流します。

 個人的には世界のサッカーを見るのは好きですが、いったいどのくらいの日本人が外国同士のマッチに受信料の2割以上?ものお金が次ぎこまれることに納得できるでしょう。日本代表は予選リーグでたった3試合、万一勝ち上がってもせいぜい4試合というところです。

 受信料に反対している党も一部おられますが、そもそもNHKがあんなに受信料から、お金使って誰も説明すら訊かないのはおかしいところです。

 ネット中心に、電通やNHK、利権スポーツ団体の復権を許さなければ、もう少し世界は明るく健全になりそうなのですが。

 日本にはまだまだ老害的な、政治家、マスコミ、企業、団体があります。ここらあたりが、時代とともに世代交代し、浄化されることを期待します。

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