1995年、壮絶だった世相 #阪神淡路大震災28年

 戦後、平和で太平の世の中が続いたのかと思われがちな日本ですが、10年や20年のスパンで見ると、そんなことはありません。世紀末とか戦後最大の危機とか壮絶で苦しい世相の年は何度か来ています。それは、職業や住んでいる地域、年齢によっても違うかもしれません、
 大きな自然災害、景気の低迷、凶悪な事件、不幸な事故、怪しげな宗教の流行と被害、感染症や病気、健康被害の拡大等、周期的に日本を襲っています。

 阪神淡路大震災は、比較的大きな地震の心配をしていなかった関西の人にも衝撃でした。すでにバブル経済ははじけ、景気も低迷しだした関西経済に大打撃でした。東京では地下鉄サリン事件も市民を震撼させ、波乱の1年でした。

 まだスマホはおろか、ネットも普通の人には縁遠い時代でした。

 21世紀は本当にバラ色の未来として、来るのだろうかと多くの人が思いました。
東北でも、北海道でも、熊本、新潟、地震だけでも身内や友達が死んだり、自身も死ぬかと思った人も多かったでしょう。

 それでも21世紀は訪れ、令和の世が来ています。

 生きていることの幸運と意義、28年の歳月を噛みしめ、悲劇的な世相も繰り返すことを思い出さないといけません。

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